あおい世界
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2009年06月07日(日) 父の病−ショック。

午前中、実家にて家中掃除機をかけました。
今は父が丹精こめて育てている皐月が見頃。
雨が花に当たると傷んでしまうので、
毎年、父と母は二人で皐月の鉢を部屋の中へ運び入れるのですが、
今年母は父が入院中、一人であたしが下ろした簡易ベッドを二階に戻し、
十以上の大きな鉢を運び入れ、
和室とサンルームを皐月だらけの部屋にしていました。

どんなに重労働だったのでしょう。
母の疲労が容易に想像できます。
そこまでして母は父を喜ばせたい、
父を安心させたいっていう思いに溢れているのでしょう。


昼前、自宅に戻り、雑用をこなした後、
桜と桃の用事を済ませるために出掛け、その帰りに病院へ。
寝ている父の手を取ると一度目を開けたものの、またすぐ目を閉じました。

熱あるの?
どこか痛い?
苦しいの?


そう聞いたあたしに父は、

毎日同じこと聞くな!

そう言い放ち、目を閉じたまま息苦しくしていました。
顔を近付けないと聞き取れないくらい小さな声でしたが、
父があたしに伝えようとしている強さを感じました。

とてもショックでした。
そうよね、そうだよね。
良くなる状況じゃなくて、毎日毎日しんどくなっていくだけなんだものね。
熱はあったりなかったりだろうけど、いつもいつも苦しいんだものね。
だから、そんなこといちいち答えたくないよね。
父は、死に向かっているんだものね。
会うことしかできないから、
父の顔を見たいから、
それだけの思いで、毎日、娘二人と一緒に足を運ぶこと、
それはあたしのエゴではないかと思わせられた言葉でした。

帰り際、父にそっと声をかけましたが、
眠っていたからなのか意識的になのか目を開けませんでした。
父のことを分かってあげられていないことが悲しくて、
改めて無力さを痛感しました。
明日、退院しなくても病院に行くのはやめようと思います。
退院できて自宅に戻るようなら、
母を励ます意味で実家へ顔を出そうと思いますが、
父の顔を見たからといって、
父のためになることは一つもないのかもしれません。
そっとそっとしておくべきなのか、どうしたらいいのか混乱しています。


検索WORD = 父の病−


あおい雪  DiaryINDEX|past|will |MAIL

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2006年06月07日(水) ぴーちゃん■��〜忌引き〜。
2005年06月07日(火) 母、検査入院。
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2003年06月07日(土) 返事。