-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 ジレンマ

昨日に引き続き、ドレイクホテルに集合。
今日は撮影日だ。
臨時モデルとしてショーゴと、クミの友達A子が参加。
カメラマンのTが遅刻をかますという
オイラ的には大ヒンシュクもののスタート。

一応、撮影は順調に進んでいくものの
どこかスッキリしない気持ちのまま付き添う。
心のモヤモヤの正体が見えてきて、
それがカメラマンの力量不足からくる
オイラのジレンマだと気付いてからは
ついついカメラマンに辛く当たってしまった…。
正直、すまん。
そんな自分が情けない。

写真を撮る行為=ものづくり
であると思うから、
オイラがもの作り、つまり作品に取り組むときの
モチベーションを基準として、それに取り組む姿勢までも
カメラマンに要求してしまったのかもしれない。

ましてや、カメラの性能向上で
誰でも綺麗な写真が撮れる世の中
「さすがはプロのカメラマン!」
と言いたいじゃない!?
写真て、シャッター押すだけで撮れるけど
じゃぁ、プロとアマの違いは何なの?って事になる。
何がプロを、プロたらしめるのか?
シャッター押す以前の問題だと思う。

失礼ながら、自分の物差しで計らせてもらっているが、
同じ、ものづくりをする人々には
それがどんな職種であれ敬意をもって接したいと
思うがゆえの苦言・失言であると捉えて頂きたい。

2004年10月06日(水)
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