-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 Be Yourself

【Tokyo Doll2】のファンドライザーで
ハロウィーン・パーティーを開催するドレイクホテルにて
取材に関する打ち合わせ。
イベントのスポンサーである【Bitsマガジン】が
誌上にて「読者モデルが体験するドレイクホテル」
という企画を立ち上げた為だ。












カメラマンのTと、スタッフのクミと共に
マネージャーのNatalieとミーティング。
途中、カフェに寄ると、偶然にもハロウィーン・パーティーの
メイン・オーガナイザーのRoseがお茶をしていた。
奇遇だね、ってことで、今回の取材の経緯を説明したら
「へぇ〜、日本人の雑誌も面白い事やるんだね」
って、かなり見下した発言。
そんな気は無かったかもしれないが
マイノリティとしては敏感に反応してしまう。

帰りがけ、今度はSPINギャラリーのJunoが
カフェでお茶をしていた。
さっきのRoseの発言をJunoに愚痴ると
「トロントにある、他のアジア系雑誌を見てみなよ、アートの“ア”の字も扱ってなくて、誰もアートなんかに関心を払ってないんだよ。Bitsはトロントのアートシーンを伝えてきた、アジア系で唯一のメディアなんじゃない?」と励まされる。
そう、何を隠そうJunoは韓国生まれの韓国人。
同じアジア系として、メディアと戦っている同志だ。

それでも、トロントは他民族都市であるから
アジア系であろうがメディアへの露出頻度は高いのだが
他国へ行けば、白人至上主義が当然の世の中。
そこを、どう泳げばいいのかをオイラもJunoも
波にもまれながら学んでいるところだ。
答えは二人とも分かってる。
【Be Yourself〜いつでも自分らしくあること】だ。
ただ、それを貫くのが難しいだけで。


2004年10月05日(火)
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