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■ 晩餐会
朝9時に高橋ノブユキくんと、北ユキちゃんが空港へ出発。本当にあっという間の滞在中、連日連夜の飲酒+時差ぼけ+睡眠不足で大変だったと思うよ。機内でいっぱい寝てください。
俺も、一日の区切りや時間が訳わかんなくなってきてて(笑)今日は午後まで自宅でゆっくりした。
4時にデハラさんがスタジオに来て、慎也くんと3人でQueen Westのギャラリーへ出掛けた。明日がThanks Giving Dayで祝日なので、ほとんどのギャラリーが閉まっていたのは残念。
それからまた【Butler's】へ行ってお茶した。デハラさんに無理やりこっちのケーキを食べさせる。砂糖そのまんまっていう位すげー甘いやつを期待したんだけど、それほど甘くなかったみたい。期待外れか。
Church Stのゲイ通りを案内して(何故だ!?)、6時半にケンジントンへ。デレクとデハラさん、そして俺とRafiで、昨日審査した結果を元に採決を取る。同時通訳って難しい。英語には無い日本語表現と、そのまた逆もあるからね。
約2時間の協議でやっと話がまとまった。最初は真っ二つに意見が別れてたので、正直ホッとしたぜ。でも色々と考えさせられることが多かった。やっぱりアーティストの今後を左右しかねない部分があるから。
審査が終わってからは、一転友好ムードで、デハラさんがフィギアをプレゼントしてくれたり、写真撮り合ったりして和気あいあい。デレクとデハラさんはお互いリスペクトし合っていたので、何やらプレゼント交換みたいな話をしていた。
8時。残っているアーティスト全員+デハラさん、デレク、Rafi、俺、そしてスタッフのミホコと中華で晩餐。一名を除いてみんな明日帰国してしまうので、本当に最後の夜だ。
2次会でQueenのRivoliへ。パティオで酒が飲めるのも今夜までかな?昨日に比べて随分肌寒い夜だった。最後ということもあって、みんなそれまで聞きたかった質問や疑問をようやく打ち明けてきた。
それは3次会のバーでも続き、特に関口くんや安西くんが熱かったなぁ。酒が回ってきてたとはいえ、Rafiの見解を日本語に訳すのに必死で、肝心の自分の意見をあまり言えなかったのが心残り。やっぱりRafiと共同でやってきた【Tokyo Doll】とは言え、俺には対極の意見もあったりするし、個人的な意見とキュレーターとしての意見もまた別。
Rafiは「作品が展示されたって事は、それだけで一定のレベルに達してるのだから、審査員がどう評価するとか、キュレーターがどう思ってるとかは知る必要ない」と言っていたけど、俺は全く逆で、アーティストは自分の作品のどこが評価されて審査を通過したのかを知るべきだと思っている。
特に【Tokyo Doll】は、ほとんど無名の作家が多い。そしてフィギア・アートという生成期にある芸術を育てる上で、外部と内部による意見交換は不可欠だ。その切磋琢磨によってこのジャンルを押し上げる役割りを【Tokyo Doll】は担っていると思うので。これについてはまた後日しっかり書きたいなと思ってます。
2003年10月12日(日)
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