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■ インディとメジャー
毎年Bloor x Spadinaの商店街で開催され、今年で5回目になる【Annex Outdoor Patio Art Show】。以前、一度だけ出たことがあるけど、もう何年も見に出掛けてなかった。今年は知り合いが出てるので見に行くことにしました。
カフェやレストランだけでなく、一般の小売店の店頭までもが会場となって、絵や写真をディスプレイできるこの展覧会の主旨は大好き。ただ、俺が出た第2回の頃は、わりと有名なアーティストとか、前衛な奴がいっぱいいたけど、今回ざっと見た感じでは「ヌルイなぁ・・」という印象を受けたのが残念。
こういうAnnualのイベントって、面白いのは最初の2−3回までだよね。その後になると、参加者もだんだん馴れてきて、「こうすればいいんだ」みたいなマニュアル通りに事をすすめがち。そうなってくると日曜画家みたいのも参戦してきて、単なる発表会みたいな雰囲気になってくる気がする。それがダメって言うんじゃなくて、俺はイヤってだけ。
この主催者のRobinを個人的に知ってるんだけど、彼の理想とか運営のための努力とか、共感する部分も多いから尚更そう思った。元々彼は、前衛的な考えをする人で、「それはマズイだろう!?」っていうような事を平気でする、突飛な発想の持ち主。
そういう他の人にはない発想が【Annex Outdoor Patio Art Show】を生んだのは間違いない。しかし、毎年恒例の行事となると、市や商店街との軋轢もあるし、堅実に運営することを余儀なくされるのも想像に難くない。
その証拠に、以前は全くの自由だった展示方法・場所などが、店によって規制されて、決められた場所に配置するようになっていた。それに、路上販売法上の問題からか、作品の直接の販売が禁止されていた。
一見、年々イベントが整備されて秩序だっていくかのように見えるけど、初期のような無法地帯だったからこそ生まれるマジカルな雰囲気が失われていくのも事実。
来週、トロント市庁舎前で開かれる【Toronto Outdoor Art Exhibition】も毎年恒例のアーティストのオンパレードだし、目新しいものは期待できない。一度、応募して落選したので、イヤミじゃないけど去年も今年も応募してない。
先のことは分からないけど、今はまだ権威化されたものや、整備された所じゃなくて、もっとインディペンデントなパワーがあるところに惹かれる。音楽で言えば、メジャーの実力をもったインディ・バンドみたいのが理想かね。
2003年07月05日(土)
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