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■ 人前で絵を描くこと
久々にBrown Stoneへ行き、作品の撤去を申し出た。これは5月に始まる個展に使用するための一時的なもので、終わったらまた戻すんだけどね。
この5月用の作品を現在制作中なんだけど、この時点で作品数が足りないのがはっきりしてて、そこで旧作をちょっと持ち出すというわけ。それにここのオーナーがBrown Stoneでの作品を見てオファーしてきたものだったから、彼もそれを望んだので急遽申し入れに行った。
で、Brown StoneのアデルはOKしてくれたものの、ちょっと予定が狂ったというような表情だったので聞くと、Brown Stoneでは夏にパティオ内で絵の制作実演をやって欲しかったと言うのだ。
ここはYonge Stでも特に若者で賑わう店で、夏のパティオとなると順番待ちの列が出来るほどだ。そこで、絵を実際に客の前で描くパフォーマンスをすれば反響が大きいだろう、という話だった。
しかし、5月からの個展は3ヶ月もの長期になるので夏が終わってしまう。たとえパフォーマンスだけやっても、そこに絵が展示されてなければ効果も半減だしね。これにはちょっと考える時間が必要だと言って、とりあえず撤去の件だけは決定してきた。
パフォーマンスといえば、過去に一度だけやったことがある。トロントに来て初めて参加したAnnex Showの時だ。やはりただ展示してるブースよりも、その制作プロセスが見えるのは面白いらしく、多くの人が足を止めてくれたっけ。
あ、更に遡ると97年にバンクーバーに滞在してた頃は、路上に座って絵を描き、それを売っていたんで、パフォーマンスというより制作現場を見せてたこともある。この時は作品を描いてる途中の段階でも買い手が付いたりした事もあって、人前で描くことに衒いはないんだ。
その時代が原点でもあるんで、一度立ち返る意味でもBrown Stoneでの実演はやってみたいなぁ。
2002年04月28日(日)
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