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■ つまり、延期です。
ちょっと日記の更新が出来なくて、話が飛んでしまうんだけど、先日のMギャラリーでのプレゼンは結果的に成功に終わりました。まぁ、何とか了承を得る事が出来たわけです。
しかし、こっからが肝心だね。責任っていう部分でも重ーいものが乗っかってきたし、半端にはできません。もちろんアイデアを出す時点では好き勝手に暴言を吐けるんだけど、決断を下すのが自分自身の責任に掛かってくるから、その判断を誤るわけにはいかないし。
結局、そのプレゼンの日以来、MギャラリーのThea女史とは毎日会って相談している。昨日も夜中だというのにわざわざ時間を割いてもらったし、今日はランチの時間を使ってミーティングした。
今もっとも見直さなければいけないのが、チャリティーという部分だ。単純明快に見えて奥が深いのがチャリティー。寄付される側から拒否される場合もあるなんて知らなかった。そして、カナダ政府に対しても何らかの義務が生じてくるから企画書だけでも万全の体制を取る必要が出てきた。
さらに、イベントが持つ求心力の大きさを考えると開催日が2月22日では準備が追いつかない見込みとなった。パンフレットなど印刷物の締め切りだけを取ってもあと2週間がリミットとなるし、開催前に発売される雑誌の広告にはもう間に合わない。無理やりに開催することは出来るものの、正直もったいないのだ。
2日前までは、予定通り2月開催というのと、延期するっていう2つのパターンに絞って可能性を模索してきたわけだが、どうやら時の流れは延期に傾いたようだ。延期の場合の開催予定日は10月となる。夏場はギャラリーというのは開店休業状態になってしまうので、どうしても春か秋にもっていくしかない。
2月に強行しようとした理由は、ただ一つ。オノ・ヨーコが来場する可能性があったからだ。同じ日にトロントの街に滞在してるとなれば、たとえ1%でも可能性はあるのだ。しかし、ギャラリー側からはそこまで本人の来場に拘るべきではない、と。イベント自体の成功の是非をそこに持っていくべきではないという話になった。
いっそのこと「オノ・ヨーコ」という看板を外してもいいのでは?という極論も出たわけだが、そこには俺的に拘る理由があったので賛成はしなかった。ただし、延期したことによって様々なメリットが生まれてくることも否めない。
開催時期をずらすことによって、再びヨーコさんの事務所と交渉のテーブルに着くチャンスが生まれてくるのだ。しかも今度は正式にギャラリーという媒体を通した上での話し合いとなる。更に、宣伝活動を含めたキャンペーンのアイデアや、トロントのカルチャーシーンを巻き込んだ展開も大いに現実味を帯びてくる。
つまり、延期することによりイベントをより大きく確実に成功へと導くレールが敷かれるということだ。これまでは俺の気持ちを汲んでくれて、2月に強行するサポートを約束してくれたThea女史だったが、俺の「延期」という決断にも理解を示してくれた。
ならばスポンサー、各協力者への伝達や、あらゆる関係書類の差し替えをしなければいけない。同時に延期用に暖めていた企画も紐解いてすぐに世に出せる準備もある。早速明日は、N新聞の編集長とのアポイントを取り付けたりして頭の切り替えには問題がないと思うし、より以上の成果を挙げることを約束したいと思う。
2002年01月09日(水)
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