ビー玉日記
きのう  もくじ  あした

2004年05月31日(月)  月曜なのに

月曜なのにー、残業ですかー?
ふふふふ。←壊れた。
……くっそー、なんで残業してんの!?

半ばあきらめ、半ば怒りつつ、週の頭から残業してしまった。
大きな声では言えないが(言ってる)、なんとタダ働き。
だって今月残業時間オーバーしてんだもん。
18時に退社処理しちゃったよ。
あーあ、私っていい子。というか、バカ。

そもそも月末でただでさえやること山積みなのに、夕暮れ時にお偉い方の気まぐれで突然降って沸いたイベントのまとめ役を押し付けられたのが不幸のはじまり。
なんで私が。
はっきり言って業務範囲を越えてるんだけど、日程が近付きすぎてて四の五の言ってる場合じゃなかった。

頼みごとって、お互いに顔見知りの相手には多少気が楽だけど、名前程度しか知らない相手には本当に気を使う。
しかも相手が役職のついた人で、その頼みごとの内容が二転三転したら……。
ああ、もうイヤ。
言い出しにくいな、ともたもたしていると無情にも時間だけが過ぎていく。

もう二度とただ働きはしないぞー。ばかばかしいもんね。

2004年05月30日(日)  自立した女

先週通販で発注したベッドが届くというので朝から部屋の大掃除と模様替えとお洗濯。

ベッドを買った、と言ったら、「え? あの部屋のどこに?」とみんなに首を傾げられたのだけど、ちゃんと計測して買っているのでご心配なく。
たしかに狭くなるけどね。
今までクロゼットに入らない布団をずっと定位置に置いて「ニセソファ」にしてたのを、ベッドに変えただけ。
とにかく踊りの荷物がいつも部屋の隅に存在しているのがなんか旅役者みたいで違和感があって気になっていた。
これでベッド下に入れてしまえる。

ベッドは午後も遅くなってからようやく配送されてきたはいいけど、迂闊にも発注する時に組立てを依頼しなかったので、運送屋は段ボール箱に入ったベッドを立てたまんま帰っていってしまった。
軽い眩暈。
自分でやるの? こんなでかいもののセッティングを。

狭い中でマットレスの4隅にキャスターをつけて、箱をちょっとずつ分解して畳みながら、ベッドを外に出す。
かなり重労働だった。
考えてみたら、この部屋の力仕事、全部自分でやったんだよね。
私ってなんて偉いやつ。
だけどもうこれが最後にしたいなあ。
とりあえず男手の目処が立つまで大きいものは買わないようにしよう。
(この部屋にはもうこれ以上何も入らないけど)

とにかく暑い一日だった。

……ちょっと腰が痛い。そろそろ身の程を知らないといけません。



夜の風が湿気を帯びてきた。
そろそろそんな季節。

2004年05月29日(土)  laugh and cry with happiness

結婚が決まった友達の彼(アメリカ人)との初顔合わせ。
彼女の友人である私たちと、彼女のお母さんのお友だち数名、彼女のお兄さん夫婦、と彼女のお兄さんと彼以外は全員女性というにぎやかな集まりとなった。

初めは彼のことをいろいろ聞いたり、プレゼントを贈ったり、彼女に同時通訳をしてもらいながら大騒ぎだったお母様方が、何の拍子にか急に一斉に涙ぐんでハンカチを目尻に当てて黙り込んだ。
私は、話す雰囲気や笑顔の質から彼がナイスガイだということはすぐにわかったし、彼と彼女の様子を見て彼女が確実に幸せをつかんだことを実感して、心底よかったなあと思った。
それはたぶんその場にいた人たち全て同じ心境だったと思う。

この文章を読む人には「そんなこと言って、ホントは人の幸せに嫉妬したりしたんじゃないの?」と思われるかもしれないし、たぶん自分が人の書いた文にこんな行を見つけたらきっとそう思うだろう。
だけど本当に純粋に彼女の幸せがうれしかった。
逆に自分が祝福される立場だったとしたら、今日ほど幸福を実感できないんじゃないかと思うくらいに。

めちゃめちゃ食べて、飲んで、笑って、たくさん写真を撮った。
お店にはちょっと迷惑な客だったかもしれないけど、今日は無礼講ということで。

帰りがけに彼女のお母さんにご挨拶をして話をしていたら、それまでもらい泣きもせずに済んでいたのに、危うくホントに泣きそうになった。
やっぱり世界で一番娘の幸福を喜んでいるのは母親だと思う。
うちの母は最近気を使っているのか何も言わなくなったけど、早く私が結婚して子供を生むことを熱望していることは知っている。
親不孝で申し訳ないけど、まだまだ先の話らしい。
とりあえず長生きしといてください。
そのうちどっかで手を打つことも考えておくよ。(ホントか?)

めっちゃ話がそれたけど、そんなわけで私にとっても生涯の中でベスト10にランクインできるくらい幸福な場面に立ち会うことができたことがうれしい。
迷ったり立ち止まったり遠回りをすることはあっても、すべての道はきっとどこかに通じている。
そう信じられた。

今日の晴れた空を忘れないように心に刻みつけておこう。
誰かが幸せになるって、いいね。

2004年05月28日(金)  謎の会議

珍しいメンバーで飲み会。

いつも仕事上なんとなく関係はするものの(私はかなりお世話になっている)、部署としては遠いのでこれまで飲みに行くこともなかったメンバー。
オフィスでは見られない一面が見られて楽しかった。

2次会にカラオケに向かう。
某会議の事務局を担当している人が、「森崎さんは部署代表だから」などと変なことを言う。
なんのこっちゃ? と首を傾げる私に説明をしてくれたところによると……。

某会議でかつて製造していたカラオケの機械の話になり、そこから、昔は年に何度か開催される部長さんが集う会議の後で「本部対抗歌合戦」をやっていた、という話に発展。
社長が「じゃあ歌の上手いのは誰だ?」と各部署でカラオケをする人の名前を聞きはじめて「○○部はAさん、××部はBさん」と名前が挙がる中に私の名前が入っていたらしい。
一体なんの会議をやってるんだか?

2004年05月27日(木)  座席のない航空機

海外出張のフライト手配のため、スケジュールを確認している時のこと。

「○○航空は座席がなくてね」
「あ、席の予約なしですか?」
「いや、座席がないんだよ。みんなつり革につかまるんだ」
「ええっ?」

離着陸の時にただ立ってつり革につかまっているのは危ないだろうから、腰が安定するようにベルトなんかもあって、がんじがらめの人がいっぱいぶら下がっているイメージ。

「本気で信じてるみたいな目をしてるね?」
「えっ?」
「冗談に決まってるよ」
「……冗談ですか? 本当に?」
「そりゃそうだよ」
「自分の目で見たことがないものだから信じますよー」

ベルトにからまった人がいっぱい並んでいる図というのも、それはそれで楽しい想像ではあったけども。
つり革と酸素マスクの紐を間違って引っ張る人もいたりして、とかそんな心配までしちゃったよ。
あほじゃん。

2004年05月26日(水)  休暇は楽し

今日は代休をいただきました。わーい。
タイミングとしてちょうどよかった。
5月病っていうか、ホントに疲弊状態だったので。

いろいろとやろうと思ってたことはあったけど、朝ごはん作って、洗濯をして、外出して、銀行行って、小さな買い物をして、整体で体をほぐしてもらって、冬物をクリーニングに出して、とかやってたら一日終わってしまった。
そんなものだよねえ。
ともあれ、ゆっくりできて、満足。

午前中に見たテレビ番組で、心霊現象のお悩み相談をやっていた。
その相談者の中に、好きになる人がことごとく短命で、それが自分のせいではないか、と悩んでいる同世代の女性がいた。
回答者は、好きな人が亡くなったのはその女性のせいではなく、その女性の守護霊が、彼女の生きようとする力を高めるために短命を運命付けられている人と必然的に巡り合わせているのだ、ということを言っていた。
霊の存在を信じる信じないとかはさておき、そういうことってあるかもなあ、と思った。
最近「シンドラーズ・リスト」を読んでたくさんのことをじっくり考えたりしたのも、こういう休みをとることができたのも、ちょっと立ち止まってゆっくりしてみたら、という何者かの力なのかもしれない。

さー、明日からまた働くかぁ。

2004年05月25日(火)  不景気の影響

なんかうちの部署、全員疲れきってるんだよね。
たくさん案件抱えてて、どれもやらなきゃいけないってわかってるし、やりたいのはやまやまなんだけど、仕事がたまりすぎて身動きできない。
そこへまた次の相談事項が飛び込んできて……っていう感じ。
悪循環だな。
私には特別な能力はないので「私じゃなきゃできない」という案件もないし、むしろ私に解決できない問題の方が多いから一番楽をしていると思うけど、他の人たちは特殊能力保持者だから、大変な人気者だ。


大きな会社の偉いところというか大変だなと思うところは、仕事がたまっていてもちゃんと労働協定を守らなくてはいけなくて、3ヶ月合計で150時間以上残業することを避けるように言われている。
そんなの小さい印刷会社にいた頃は余裕で越えてたと思うけど。
今の会社でもこれまで何度も3ヶ月150時間なんて越えて働いてきたけど(事前に届けを出せば一応何も言われずに済んでいた)、最近特に上から厳しくお達しがあって、上司には150時間を越えないように計算して働くよう厳命が下された。
そうは言ってもねえ。
私の仕事のやり方が悪いのは認める。(好きなことから手をつけるから段取りが悪い)
でも、それにしたって残業なしに仕事が全て片付くとでも?
まあお蔭様で仕事が遅れる言い訳にはなるけど。
今月はもう1分も残業できない状態なので今週は早く帰れるし、個人的にはありがたい話だけどね。


経費削減って、めちゃネガティブな言葉だと思う。
結局、お金ってケチる一方じゃダメだよ。
使うとこと使わないと、ちゃんと循環しない。
うちみたいに直接お金を動かすことのない部署に経費削減を求められると、人件費削減以外にない。
要するにこれだけ忙しくても人が増やせないってことで。
むしろ削れ、ということ。

そろそろ手を打たないと死人が出ますよー。
(とりあえず最初の犠牲者は私じゃない、と思う)
Aさんなんか最近完全に目が淀んじゃってるもんなぁ。

2004年05月24日(月)  シンドラーのリスト 感想完結編

ようやく「シンドラーズ・リスト」読了。
長かった。久々に長いものを読んだ。

いろいろと書いたけど↓
2004年04月26日(月) シンドラーのリスト
2004年04月27日(火) シンドラーのリスト 感想メモ
2004年05月20日(木) 人間の強さと弱さと
映画だけではわからなかった面がいろいろと見えて興味深かった。
映画はとてもよくできている。
原作とまったく違う映画、というものはありがちだけど、よくもこれだけ原作のエッセンスを取り込んで作ったなあ、と思う。
そうは言っても、やっぱり限られた時間の中ではわからないこともある。

オスカー・シンドラーは、実業家だった。
戦争という非常事態を利用して一山当てようと目論んだちょっとずるいところのある実業家。
賄賂やでたらめな契約が通用するような、あの時代でなければ彼の事業の成功はなかった。
実際、戦後に彼が起こした実業は成功することがなかった。

シンドラーは、普通の人間だった。
とりたてて宗教に傾倒したり、人道主義者だったりしたわけではない。
自分の欲求に忠実な、一人の人間。
なぜ彼がユダヤ人にとってヒーローになったのかというと、彼はあの時代にあっても自分自身を見失わず、自分の信念を貫いたからだ。
彼は、人間としてのプライド、ドイツ人としてのプライドを守り続けた。
一歩間違えれば彼自身も投獄され(実際に何度か逮捕されている)、全てを失うかもしれなかった。
それでも一人でも多くのユダヤ人を救おうとしたのは、彼にとってナチスという巨大な組織への挑戦でもあり、一か八かのギャンブルだった。
たぶんシンドラーという人は、自分が危ない橋を渡っているのを知りながら、それを楽しみ、好んでやっていたのだと思う。

どんな時でも自分の信じることを守るって、ものすごくかっこいいけど、難しいことだ。

この本ではシンドラーだけでなく、ユダヤ人やナチスの親衛隊のことも多く描かれている。
いろいろ考えたことはあるけど、どんな人でも、環境や状況が変わるとどんな行動をとるかわからないなと思う。
いつもはとてもやさしくて思いやりのある人でも、自分や家族の生死が脅かされるとイジワルでずるい人になることができる。
普段は頑固な私も、そういう時に頑固じゃない自分になったりするんだろうか。

2004年05月23日(日)  だらだら、うだうだ

最近、ちょっぴり不調。
体調は悪くない。
気分的な疲れがたまってるかな、って思う。
続いていたイベントがひとまず終わって、気が抜けたからかも。
生理前っていうのが一番大きいか。

雑誌でたまたま自分のバイオリズムを見たら、5月と6月は1年の中で一番下がっていた。
ある意味当たっているのかも。
このところ湿度が高くて蒸し暑く不快なのも、どんより曇り空ばっかり見てるのも、影響がないわけじゃないと思う。

気分が重い時は、とことん落ち込むか、眠ってしまう。
悩むのも自分だし、解決するのも自分だし、助けられるのも自分。
人のせいにしたり、言い訳をしたり、つい逃げ道を考えてしまうけど、そんなことは何にもならない。
私は私でいよう、と思う。
自分に負けない。
やりたいことをやりとおす自分でいなければ生きてる意味がない。

1円の足しにもならないようなくだらないこと考えてるなあーと思うけど、まあそういう日もあるってことで。
あ、いつものことか。

2004年05月22日(土)  潤い

海外旅行は日本より乾燥した国にしか行ったことがない。
だからなのか、外国から帰ってきていつも思うのは、私には日本の適度な湿気がちょうどいいんだな、ということ。
海外に行くといつも肌が乾燥してカサカサになる。
ひどい時は粉をふいた状態。
雨なんか降っている日に帰ってくると、飛行機から出て外気に触れた瞬間に、ずーんと体が地面に押し付けられるように湿気を重たく感じる。
だけど、外国で乾いた肌が半日でしっかり潤っちゃうんだよね。
やっぱり私はこの国の人間なんだなあ、と思う。

雨が降らないでただ湿度だけ高くて蒸し暑い日は苦手だけど。
いっそ雨が降ってすっきりしちゃえばいい! って思う。
(たしか火曜の午前中はそんな天気だった。午後雨が降ったら本当にすっきりした。)



* * * * *
小泉総理の北朝鮮訪問と会見の話。
何やっても批判されちゃうんだろうなあと思うと気の毒な気がする。
たぶん彼自身もそういうのわかってるから余計な弁解は一切しないんだよね。
私は当事者ではないので何を言っても所詮は他人事でしかないし、こんなこと言ったら「人の気も知らないで」って拉致被害者のご家族の方々を怒らせてしまうかもしれないけど、今回は小泉総理を弁護する側に回ってしまうなあ。
何も成果がなかったってことはないでしょ。
連れ帰ってきた人たちもいるんだし。
相手は北朝鮮。普通の外交手段が通用しないんだから。
韓国だって拉致被害者を取り返したっていう話は聞かないのに、がんばってるよ。
今は一進一退でも、絶対近いうちにもっと進展するんじゃないのかな。

実際、結構がんばってると思うんだよねえ。
もうずっと長いこと放置されてきた問題に着手したっていうだけでも評価してあげたらどうなんでしょう。
今は総理になった頃の勢いこそないけど、他の政治家に比べたらよくやってるよ。
みんな口だけはご立派だけど、実際に行動して結果を出してるのは彼だけじゃないかな。
もうちょっと信じてあげてもいいんじゃないかい?

2004年05月21日(金)  雨上がりの空

このところずっと雨が続いていた。
雨は嫌いじゃない。
傘をさして歩くのも悪くない。
でも毎日続くとさすがに気分も重くなってくる。

今日は健康診断で、オフィスの10階で身長や体重や視力を測った後、歯科検診もあった。
虫歯チェックをした後で歯のクリーニングまでしてくれるというので、低い椅子に横になると大きな窓から空が見えた。
午後の空は晴れて青かった。
やっぱり晴れた空はいいなあ、としばし和む。

2004年05月20日(木)  人間の強さと弱さと

「シンドラーのリスト」の原作を読んでいる。
かなり長いのでなかなか読み終わらないけれど、ようやく半分を過ぎたところ。

アメリカ軍の捕虜への虐待行為が問題となっているけど、この本の中の話(つまり第二次大戦中のドイツのユダヤ人迫害)と似ている、というより同じことが起こっていると言っていいと思う。
アメリカは虐待を行った兵士個人の問題のように言っているけど、軍隊という組織の中で、誰かの命令がなければ勝手にあんな行動を起こすとは思えない。

大勢の中で、一人だけ自分のプライドとか信念を守ることって、難しい。
だけど、周りに流された結果、誰かを傷つけることになるのは嫌だ。
嫌だけど、流されなきゃ自分の命が危ない時、私はどんな選択をするだろう。



 あの男たち――人の子として生まれ、故郷へ手紙を書くこともあるはずの男たちには、恥というものがないのだろうか?(それにしても、故郷への手紙にはいったいどんなことを書くのだろう?)オスカーはいままでこれほどひどい光景を見たことがなかった。そうだ、あの連中には恥などないのだ。
(中略)
 しかし、何よりもひどいのは、あの残虐行為が当局の認可を得たものだということだった。もはや誰もドイツ文化の美名の蔭に逃避することはできない。指導者たちは、名もない一般市民が残酷な現実を見なくてもすむように配慮すると、たびたび宣言しているが、もはや誰もそんなものにはごまかされない。オスカーはこのクラクサ通りに、ドイツ国政府の政策表明をはっきりと見て取った。その政策は、けっして一時的に常軌を逸脱したというようなものではない。あの親衛隊員たちは、ドイツ国の指導者ヒトラーの命令を遂行しているのだ。そうにちがいないとオスカーは思った。
(「シンドラーズ・リスト―1200人のユダヤ人を救ったドイツ人」トマス・キニーリー・著、幾野 宏・訳)

2004年05月19日(水)  雨やどり

夜、雨が降った。
残業をして帰りが遅くなって、アパートの暗い階段を上っていたら、2階の踊り場に少し太めの白に茶の模様の猫がいて、ばっちり目が合った。
雨やどりかな、などと考える間もなく、まるで盗みの現場を見つかった泥棒のように彼は驚いた顔をして、あわてて階段を駆け下りてきた。
びっくりしている私の足元(1階と2階の間の踊り場)で向きをかえようとターンした拍子につるっと足元を滑らせて体を私の足首にぶつけたのも構わず、彼は脱兎のように逃げていった。

そんなに逃げなくても、怒ったりしないのになぁー。
ちょっとコケたとこがおもしろかったけど。
猫もあんなふうに漫画みたいに驚いた顔するんだな、と思うと楽しくなった。

2004年05月12日(水)  今日のちょっといい話

午後イチの会議準備のためにお昼ご飯を食べそびれた私のために、上司がパンを買ってきてくれていた。
実はそれをいただく直前に自分で調達した食料をつまんだ後だったけど、気持ちがうれしかった。
ごちそうさまです。
ばたばた忙しくても、そんなほのぼのなこともありました。

私って幸運だなあとつくづく思うのは、人間関係での苦労に縁遠い、ということ。
そりゃたまには人との関係に悩むこともあるけど、人と比べたら格段に少ないと思う。
基本的に私に対して悪意をもった人が周囲にいたことがない。
(気付かないだけか?)
それだけは本当についてる。
皆様、ふつつか者ですがこれからもよろしくお願いします。



最近、人の話が頭に入らないことが多い。
相手がものすごく熱心に話をしているにも関わらず、
「やばい。今、理解できてない。この人、何言ってるんだろうか?」
と思うことしばしば。
私が冷静にそんなことを思っているとは知らず、一生懸命に話をしてくれる相手にとても申し訳ない。
そんなに難しいことを話しているわけではなく、理解しようとする気持ちが著しく欠けている。
もうちょっと心にゆとりをもたないといけないなあ、とはわかってるんだけどね。修行が足りないな。

2004年05月11日(火)  最近の話題に思うこと。

新聞もとってない人間なので時事ネタは得意じゃないけど、そんな私でも日本の政治の世界ってばかばかしいなあ……と思うこの頃。

平和といえば平和なんだろうけどさぁ。
イラクの戦争だってまだ完全に終わったわけじゃない。
アメリカ軍のイラク人捕虜への虐待が取りざたされている。
日本だって自衛隊を派遣している。
北朝鮮との問題も現在進行形。
そんな中で、何をやってるんだか?

いつも世界情勢が緊迫しているような時に限って、日本ではいわゆる不祥事というような問題が起こってる気がする。
別に政治家だからって清く正しくあれ、なんてことは思わないし、多少のずる賢さがないとやっていけない世界だろうから見つかっちゃって運が悪かったねと思うんだけど、対処が悪くてかっこ悪い。
人を非難しといて自分も同じことをしてたなんてマヌケな話だし。
政治家ってもっと尊敬されるような人であってもいいんじゃないの?
威厳も何もあったもんじゃないねえ。
とりあえず「先生」なんて呼ぶのは御免こうむりたい。
100年後とかにこういう人たちの紙幣が発行されたりしたらビックリしちゃうよ。
こども銀行だって許しません。

年金保険料なんてさー、サラリーマンは有無を言わさずもぎ取られるわけよ。
私たちなんか実際に年取った時はもらえる保証もないのに。
むしろもらえないと思ってるのに。
払わないで済む方法があるんなら教えてほしいくらいだよ。
なんで自分たちだけ抜け道作ってんの。ずるくないか?

こういう時こそ日本がびしっとアメリカを非難するくらいのことしていいと思うのに、こんなゆるゆるじゃ、締まりが悪いですねえ。

2004年05月10日(月)  目指せ居留守の達人

先週末に会社を出る時、「週明けに片付ければいっか」と思った机の上のファイル待ちやら精算処理やらの書類の山が、今日も一日そのままだった。
それどころか帰る頃にはますますとっ散らかっていた。
私の頭の中そのものの混雑状況。
そんな、月曜日。

今日の午前中じゅうにやってお昼には提出するはずだった資料が提出できないまま、結局残業時間に突入。
もともと連休前に提出できず、更に先週中に提出すべきだったのを上の了承がとれないことを理由に期限を最大限まで延ばしてもらった、という経緯がある。
上からの修正要請を受け、必死にラストスパートかけてたら、提出先の会社から電話が入った。
「森崎さん、○○さんから電話だけど……」
ひいぃ。大ピンチ。
かくなる上は、やむをえない。
「いないことにしてください!」

居留守ガード。使ってしまった。
単に相手に申し訳なさ過ぎて、再び謝る勇気がなかっただけ。
その後は電話がなる度、びくびくする。
○○さんも、私のせいで残業になっちゃってるんだろうな。
ごめんなさい。ごめんなさい。
(そんなに度胸がないんだったら使うなよ、という卑怯な手段である)

提出した後、一息ついていたら、上司が
「虫も殺さないような森崎さんが、居留守を使うまでになるなんてねえ」
とニヤニヤ。
(その表現もどうかと思う……)
「私自身が居留守を使うのはさすがにまだ無理ですが、人に言ってもらうならいくらでも」

他人の居留守を告げるのも上手にはできないのに、自分でしらっと「森崎は席をはずしております」と他人のフリして言うところまでは到達しない。
(前の職場ではそれが上手い人がいた)

本当に電話では、動揺すると、変なこと言っちゃうわ、敬語はめちゃくちゃになるわ、ひどいものだ。
自分がかけてる側なのに「折り返します」っておかしい。
よく準備もせずに電話をかけて、当然きかれるべきことをきかれて、あわててその資料を探すのも。
留守電にメッセージを残すのも緊張して、要件だけ言えばいいのに前置きを入れちゃうのも。

もともと電話嫌いなので、普通に電話に出れるようになっただけでも自分の中ではものすごい進歩なんだけど、周囲からすると「何年会社勤めやってんだよ」って感じなんだろうなあ。

心の動揺を表さずに電話応対ができるようになるのはいつの日か。
自分で居留守ができるようになれば一人前なのになあ。
……でもそれって目指す方向が間違ってる?

2004年05月09日(日)  なまけもののため息

頭痛はやはり寝すぎに問題があるような気がするので、今日は昼寝もせず、お部屋のこまごましたものを片付け。

休みなんてあっという間に消費され尽くされるものなのね。

夏休み目指して明日からまた通常営業。
(木、金も出勤したけど、やる気なし子だった)

2004年05月08日(土)  少々不調気味

中途半端な寝方をしたせいか、頭痛がひどい。
学生の頃までは頭痛もちで、あまりに頭痛ばかりなのでCTも撮ってもらったくらいだけど、社会に出てからは頭痛とは縁遠かった。
子供の頃は繊細で神経質だったのが、大人になって大雑把でがさつな人間になったためかと思ってたが、そういうわけでもないのか。

飲んでもないのにおかしいなあ。
昨日、会社でなんか一人で寒がってたらしいし、少々風邪気味なのかも。
まあちょっと疲れが出たんだろう、と一日休むことに。

薬は嫌いなので飲まない。
小児用バファリン(オレンジ味で小粒)でも常備してたら1錠飲んだかもしれないけど。

かなり、寝た。
ありえないくらい寝てた。

もしかして寝すぎで頭痛?

2004年05月05日(水)  つれづれなるままに過ぎにしかた恋しきもの

昨日は友人大集合で、夜、そのうちの一人の家に泊まりにいきました。

人の家を見るのはおもしろい。
ミッキーのフライパンなどのかわいいグッズとか。
ジャコと刻みねぎのチーズトースト、とか。
いろいろと発見がある。
私ももうちょっと生活に彩りが必要だな、と思った。
モノはあふれるほどあるけど、かわいくないもんな……。

90年代のライブビデオを見せてもらった。
久保田利伸のライブで、パフォーマンス自体は現在とほとんど変わってない。
ただ、時々映る客席に時代を感じてしまった。
いやー。こんな格好してたんだな。
女性の髪型で言うと、ソバージュとかワンレンが多かった。
今の時代も10年後には「こんな服着てたっけ」とか思うようになるのかと思うと、いつも不思議な気持ちになる。

過去に自分の書いたものが戻ってきて読み返す。
その頃はこういうことを考えてたんだな、としみじみ。
過去の文章は後で読むと恥ずかしくはあるけど、その時起こったこととか考えてたことがよみがえって懐かしい。

ついでに思い出した。
過去に書いたもので思い出深いのは、日記や小説ではなく、卒業論文だ。
今考えたらよくあれで認めてもらえたと思うくらい論文らしからぬ感情論を展開した文章だったけど、後にも先にもあんなに精魂込めて文章を書いたことはないと思う。

2004年05月03日(月)  げてもの好き、なのか?

出川哲郎の結婚関連の番組は見てないんだけど、彼を選んだ人は結構見る目あると思う。

昨日、「自分だったら出川と結婚するかどうか」という質問をされた。
男性陣としては「出川なんかとするわけない」という気持ちが前提だったようで、私が「ありえるかも」という回答をしたら、びっくりされた。
テレビではああいうキャラだけど、意外と私生活では物静かかもしれないし。
実際に会ってしゃべってみなきゃわからないでしょ。
と言ったら、やっぱりみんな首をひねっていた。
(普段もあのまんまのキャラだったら、私でもNGだけど)

よく好みのタイプとか聞かれるんだけど、自分でもよくわかんないんだよね。
ちょっとげてもの好きなのは認める。
許容範囲が広い、と言っておこう。
だからって理想が低いということでもない。
直感で生きてる私にとってやっぱり一番大事なのはフィーリングで、どんなにいい人でも何か違うと感じたらそれ以上の気持ちにはなれない。
つまりそれってかなり理想が高くて一致の可能性は低い。
(だからずっと空席なのか……。今気付いた)

私よりもっと好みのわかんない人いっぱいいるけどなあ……。
Nat King Coleだって「extraordinary」って歌ってるし、いいじゃん。
意味違うか。


L is for the way you look at me
O is for the only one I see
V is very, very extraordinary
E is even more than anyone that you adore can

Love is all that I can give to you
Love is more than just a game for two
Two in love can make it
Take my heart and please don't break it
Love was made for me and you
("L-o-v-e" Nat King Cole)

2004年05月02日(日)  野に咲く花

河川敷でバーベキュー。
(やっぱり他にデートの申込みはいただけなかった。などと言ったら失笑をかうだけなので黙っていたが)
昨日は日差しが強かったので暑いと思ってたら、今日は一転して寒いくらい涼しかった。
食べ終わる頃なんか冷え切っちゃって、残りの炭火で暖をとる始末。
用の済んだバーベキューセットは炭櫃状態。
いや、じじばばが増えたの。

娘の退屈しのぎに母子で川の側まで歩いて行った友人が戻ってきた時、近くで遊んでいた兄弟がくれたという花束を手に持っていた。
そのあたりで咲いていた花を摘んだものなんだけど、シロツメクサはいいとして、他の大多数の花は、貧乏草だった。
「うわ、それ、貧乏草じゃん」
「絶対持って帰ってね、って言われたんだけど」
「うーん。貧しくなるよォ」
「何その花、名前あるの?」
「貧乏草、っていうよね?」
「いういうー」

貧乏草、というものの本当の名前は知らない。
コスモスかマーガレットの小型版みたいな形の花なんだけど、子供の頃「それは貧乏になるからとっちゃだめ」と母に言われた。
そう聞くとかわいい花もたちまち貧相に見えるから不思議だ。
公園でも街路樹の間にでも、どこにでも生えている。
たぶん関東近郊で育つ子供が一番目にする機会が多いのはこの花だ。
何が根拠で貧乏になるんだかはわからないけど、生命力が強そうだから、家で育てたらたちまち増えて他の植物が育たない、とかそういう由来なのかもしれない。
アスファルトの隙間にだって生えるからね。
……こう書いてるうちに、この花が自分自身に似ているように感じられてきたが、いかん。貧しくなってる場合じゃない。


ところで、花をプレゼントされた2歳の女の子は、最近保育園に新入生が入ってきたため、おねえさん、という自覚が芽生えたそうだ。
そこで、こんな問答が。
第1問「ママは?」 回答「おとな」
第2問「○○ちゃんは?(自分のこと)」 回答「おねえさん」
第3問「父ちゃんは?」 回答「こどもー」

正解です。偉い!
子供はなんでも知っている。

2004年05月01日(土)  もてる女もつらいらしい

男性にもてることがけして幸せとは限らない。

ある友人が自分ばかりいじめられていると悩んでいるんだけど、どう差っ引いて聞いても、小学生の男の子が好きな子にする嫌がらせとしか思えない。
ジェラシーとか独占欲とか変なプライドからくる行動としか思えない。
いい大人がそういうことするか? と言いたくなる。
世の中いろんな人がいるもんだ。

その人のもっている空気とか雰囲気(霊的な言葉で言うとオーラというのか)が人を惹きつけると考えると、彼女は男性がつい惹きつけられてしまう何かをもっている。
これは女の私の目から見ても明らかで、ちょっとあやかりたいくらいだ。
ただ今のところ、寄ってくる相手が悪い。
たとえ彼女が好きだと言っても、諸手で賛成はできない人ばっかり。
そろそろ「当たり」の男性が現れるといいんだけど……。

もしも男性にもてるなら、ある一定以上のレベルの人がいいよなあ、
ともてもしないのに贅沢なことを思うのだった。
私の場合、人を寄せ付けないオーラでも出てると思うので、まずそれをなんとかしなきゃだ。(スカンクみたい)


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