***☆For My Dearest☆***






***☆For My Dearest☆***

男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2003年02月28日(金)憧れと苛立ち。

昨日の夜は。久しぶりに12時過ぎにベッドに入った。
今朝は。久しぶりに目覚ましを6時半にセットした。
そう。2ヶ月半ぶりに。サークルの練習に行くために。


目覚めてからすることは。体が全部覚えてた。
お茶を沸かして。クタクタのJIBバッグを引っ張り出してきて。
スパイク。靴下。タオル。日焼け帽子のサンバイザー。
いろんな荷物をポンポン放り込んで。それから練習着に着替えて。
日焼け止めを塗りたくって。ゆっくりストレッチをする。

独特の日焼け止めの匂い。ストレッチして体に走る心地いい痛み。
そういう小さなものを全部。あたしの体は忘れてなかった。
懐かしいその感覚に。あたしはいちいち感動してた。
あぁ。そうや。これがあたしのすべてやったんやなぁ。
そんなことを思い出して。朝っぱらから軽く泣きそうになってた。


昨日そうるとまひろに会ったとき。2人とも明日は練習に行くって言ってた。
「久しぶりやなー。なまってるから絶対すぐバテるな。」
「てゆーか。まず間違いなく全身筋肉痛やし。」
「その前に最初のアップで息あがったらどうするよ。」
そんなことを一緒に言いつつも。好きって思う気持ちは3人とも一緒で。
ひとつのものに対して同じ思いを抱ける仲間がおることを。
ほんまに幸せなことやなぁって改めて思った。

体は予想通りガタガタになって。途中から使い物にならんかったけど。
というより。実際アップの段階から息あがりまくりやったんやけど。
家に帰って見たら。足の指先の皮がベロベロに剥けて血も出てたんやけど。
思い通りに動けんプレーもいっぱいで。イライラしたりもしたし。
後輩の予想以上の成長っぷりに。軽く焦ってみたりもしたし。
とにかく。ほんまに疲れる要素はいっぱいあったんやけど。

走りこむのも。プレーも。筋トレも。とにかく全部が久しぶりで楽しすぎた。
みんなと一緒に好きなことをやれるってことが。単純に幸せすぎた。


ただ。その中でいろいろ思うところはあったわけやけど。
それは。そうる絡みのことでね。

そうるのプレーは。オフで間空いてたってこともあって。
ミスもいっぱいあったし。キレにちょっと欠けるとこもあったけど。
それでもやっぱり。元キャプテンって感じの貫禄があって。
あたしは。さすがはそうるやなぁって思って見てた。

新キャプテンを立てるために。敢えて発言を減らしてること。
その裏で。彼女をこっそり呼んでちょこちょこっと助言をしてたりすること。
自分の練習をメインにせんと。後輩指導を率先してやってること。
そーゆう優しいそうるの行動を。あたしは全部知ってる。

そしてそんなそうるが。練習になるとあたしに厳しくなることも。あたしは知ってる。


厳しくなるとゆーか。言葉数が激減する感じなんよね。そっけなくなるって感じ。
分からんけど。あたしが自意識過剰なんかもしれんけど。
練習の時のそうるは。あたしとの世界を遮断してるような。そんな感じがする。

プレーが絡んでくると。あたしを特別視せーへんってのは分かる。
そんなのは当たり前。あたしがそうるに見とれてまう方がおかしいんやと思う。
それでも。なんてゆーか。せつない気持ちになるのは事実で。

うまく言えんけど。それはやっぱりそうるがあまりにもすごすぎるってのもある。
そうるに比べたらあたしは。ちっとも追いつけんくてあっぷあっぷしてる感じやし。
だいたいこーゆうことを自分で認めてる段階で。負けてるって気もするし。
やっぱりがんばってる以上は。負けたくないって思う気持ちもあるし。

さらに言うなら。あたしは練習にそうるがおると妙に緊張してまうんよね。
これまた自意識過剰なんかもしれんけど。見られてる緊張感とゆーか。
いや、見てくれてること自体はめちゃめちゃ嬉しいことなんやけど。
がっかりさせたくないとか。がんばってるって認めてほしいとか。
そーゆうので頭がいっぱいになってまうこともよくあって。
言い訳やけど集中できんくなったりもするし。正直やりにくかったりもする。

あぁ。さらに愚痴になってまうんやけど(涙)。
今日そうるとまひろとの連携プレーで。めちゃめちゃうまくいってたヤツがあって。
「さすがでしたねー。」みたいなことを後輩に言われてて。
「まぁたまにはやらんとな。」ってまひろが言ったら。
「何年一緒にやってんねんって感じやしな。」ってそうるが言って。
2人でケラケラって笑ってて。それがめちゃめちゃうらやましかった。

まひろはええなぁ。ちゃんとそうるに認められてて。
あたしも。認められてないわけじゃないとは思うんやけど。
そーゆうのがあんまり通じてこーへんから。妙に不安になってまう。
伝えてくれへんから。勝手な妄想に走りそうになってまう。

そんなことを思ったりして。そうるのせいにしてる自分がイヤになった。
そうるを信じきれてへん自分を見つけて。心底うんざりした。


ねぇそうる。あんたはどう思ってるか分からんけど。
好きな人と同じ舞台に立つってのは。同じことで競うってのは。
ほんまにいろいろと複雑なもんなんやなぁって。あたしは改めて思った。
すごすぎるあんたに憧れて。その背中をがんばって追いかけるんやけど。
追いかけても追いかけてもやっぱりあんたはすごくて。あたしは泣きそうになる。

それの半分は。憧れとか。尊敬とか。そーゆうあんたへのプラスの気持ち。
残りの半分は。諦めとか。苛立ちとか。そーゆう自分の中のマイナスの気持ち。

あんたがすごいってことは。あたしにとって誇りやし。最高に嬉しいこと。
それでも。同時にちょっとだけ苦しいことになる。
そうる。あんたにはこーゆう気持ちって分かるんやろうか。
それとも。理解しがたい気持ちやったりするんやろうか。

あぁ。考えすぎるのは悪いクセやって分かってるんやけどなぁ・・・。





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2003年02月27日(木)騙されたとしても。

今日もあたしは大学に行った。
用事はなかったけど。そうるに呼び出されてたから。

「明日レポート提出に行くんやけど。ちょっと出てこれる?」って。
メールが来たのは水曜の夜の11時。そうるにしては遅い時間やった。
免停中の今は。そうるは駅から大学まで直通のバスで来てるから。
大学からわざわざ歩いてあたしの家まで来るのは面倒ってことなんやろう。
そうるに会うのは約1週間ぶりやったし。あたしはすぐにOKした。


そして今日の昼すぎ。図書館の前で待ち合わせてて。
ちょっと早く着いたあたしは。藤棚の下のベンチに座ってぼんやりしてた。

よくよく考えれば。そうると会うのは。あの話し合い以来で。
まぁ電話とかメールとかはしてたけど。顔をあわせるのはあれ以来で。
それを思いつくと同時に。あたしはなんか急に緊張してきた。
緊張というより。照れくさいって感じやろうか。変な気分やった。

あんなにも真面目に。あんなにも熱く。あんなにも本音で語ってもたんやから。
あのときはそりゃ必死やったけど。今思い出したら赤面しそうになるし(涙)。
だって。愛してると言ってほしいとか。よくまぁ言えたもんさ。
そうるもそんな無茶なお願いに対して。よくまぁ答えてくれたもんさ。

あぁ。やっぱりあのときの状況は。かなり普通じゃなかった気がする・・・(焦)。

うぎゃー。おぉうおぉう。(←あほ。)
ちょっと待って。会うのかなり恥ずかしくなってきた(涙)。
どうしよう。普通に会ってええんやろか。どんな顔すればええんやろか。


そんなふうに。焦り始めたあたしの耳に。バイクのエンジン音が聞こえてきた。
あたしは反射的にそっちの方を振り向いてしまって。自分で笑う。
なんでやねん。ここにそうるのバイクがあるはずないやん。
音だけで反応してまうなんて。まるでパブロフの犬状態(苦笑)。

でも。そうやって自分を笑った後で。あたしはもう1度音のした方を見る。
そして。そこにある姿を見て。自分の目を疑った。

はぁ?なんで?なんでそうるがバイクに乗ってんの?


見間違えるはずなんかない。あれはそうるのバイク。
あたしがいつもその振動を全身で受け止めてたあのバイク。
あたしの頭の中を。一瞬のうちにいろんな思考が巡る。

ちょっと待て。今は免停中やんな?
でも大学にバイクがあるってことは。乗ってきたってことやんな?
てことは。公道走ったってことやんな?
なんで?なんでなんで?もしかして無免許運転?
うそ。いくらバイクバカでもそこまでせーへんよな?

ぐちゃぐちゃ考えてるうちに。あっという間にバイクは近くまできた。
そうるはバイクのエンジンを切って。メットをつけたままであたしの方を見た。
「なんで乗ってきたん?あかんやん!」あたしはまくし立てながら駆け寄った。
でも駆け寄りながら。なんかそうるに妙な違和感を感じた。

そうるに間違いないはずやのに。なんとなくそうるじゃないような。
え。何やろうこの感覚。なんでこんな感じになるん?

ちょっと混乱してるあたしの前で。そうるはメットを取った。
あたしは。その顔が見えた瞬間に。
「ああー!!!」って思いっきり叫んだ。

そこに現れたのは。そうるじゃなかった。
なんとびっくり。まひろやった(笑)。


ゲラゲラ笑いながら。まひろは髪の毛をクシャクシャっと触る。
メットでぺたんこになった髪に。空気を含ませるように。
「やったねー。大成功☆」って感じで。まひろは笑い続ける。
「そっくりやったやろ?分からんかったやろ?」って嬉しそうに言う。

・・・そんなもん分かるはずないやろー!(笑)

だってそのコートはそうるのコートやろ。黒のパンツはそうるもよく履くやん。
ウエストポーチもそうるのやし。ご丁寧にそうるのスニーカーまで履いてるし。
よく見れば。いつものそうるの格好と何ひとつ変わらんやん。
どんだけ気合い入れてあたしを騙そうとしてん。あんたら(苦笑)。

でも。騙されたのはちょっと悔しかったけど。
そんなふうに遊ばれたのはまた楽しくて。
しかもまひろに会うのは。実に2ヶ月ぶりとかやったから。
あたしの不機嫌は一瞬で終わって。すぐに笑顔になる。


まひろは何度か登場してるから。知ってる人もいると思うけど一応紹介。
同じサークルにいる。けっこう中性的な女の子。
とりあえず。あたしが今まで出会ったことのないタイプであることは間違いない。
なんてゆーか。そうる以上に一匹狼みたいなとこがあって。
必要以上に人と群れない。干渉しない。そんな感じ。
人は人。自分は自分。そういう考えがしっかりしてるんやと思う。
でも。友達に対してはすごい優しいし。思いやりに溢れてる。
そんなまひろは。あたしにとってもそうるにとっても。めちゃめちゃ大事な友達。

ちなみに。ここからはあたしだけの勘やけど。
まひろは。あたしとそうるの関係を見抜いてるような・・・気がする。
「あんたはほんまにあのコが好きなんやな。」って。よく言われるから。
でもあたしには分かる。見抜いてたとしても。まひろは。
質問攻めしたり。言いふらしたりする性格じゃないってこと。
そんなまひろになら。すべてを話してもええかなって気もするんやけど。
でも今みたいに。なんとなく見守ってくれてるような感覚も嬉しいから。
結局。何も言わんままでおるんやけどね。


そんなまひろは。まだ笑いながら教えてくれた。
そうるが。昨日の夜に自分に連絡を入れてきたこと。
明日もしヒマなら大学までバイクに乗って行ってほしいって頼まれたこと。
「今日は用事なかったからね。頼まれてやったんよ。」まひろは言った。

大学構内なら公道じゃないから免許なくてもええやろう。
免停期間中でも。乗りたくなったら乗れるやろう。
そんなふうにそうるは思いついたらしい。

そんなにまでしても愛車に乗りたいのね。あんたは(呆)。

そんなわけで。結局そうるはバスで大学まで来て。
先にそうるのバイクに乗ってきてたまひろと落ち合って。
それからあたしに会うってことで。まひろに案を持ち出して。
そしてあたしの前に。自分の格好をさせたまひろを登場させたと。

あー。してやられました。すっかり騙されました(笑)。


しばらくして。チャリに乗ってそうるがやってきた。
まひろのグレーのコートをきて。まひろの青いスニーカーを履いて。
あほみたいに。にやけた顔であたしを見ながら登場した。

「どうやった?騙せた?」って。子供みたいな顔をして言うそうる。
「おーバッチリ☆」って。まひろもおかしそうに答える。
違和感あったでーって言おうかとも思ったけど。もうめんどくさくなって。
「・・・あんたら相当ヒマやろ。」って。あたしはただ苦笑い。

昨日の日記に。あたしばっかりあほなことやってるって書いたけど。
あれは訂正やね。そうるも負けず劣らずあほみたい(笑)。
てゆーか。こーゆうくだらん発想に関しては。きっとそうるの方が上(笑)。

しかし。どんな顔して会おうか・・・なんて。緊張してたあたしはなんやねん。
そんなあたしを知ってか知らずか。ケラケラ笑ってくれちゃってさ。
そんなふうにちょっと思ったけど。目の前で嬉しそうに笑うそうるを見たら。
「やっぱりコートとか交換して正解やったなー。」とか。
「てゆーか、この靴ちっちゃいしー。」とか。
まひろと話してるそうるを見たら。どうでもよくなってきた。

ただ笑顔ひとつだけで。どうしようもないくらいに幸せになれた。


ねぇそうる。あたしは。あんたのそんなとこも好きやな。
ほんまはめちゃめちゃクールなくせに。そーゆうあほなこともやっちゃうとこ。
しょーもないことに対して。意外と一生懸命になったりするとこ。
真剣な顔してるあんたと同じくらい。だらしなく笑ってるあんたも好き。

しかし。悪戯されて喜んでるあたしもどうかと思うけどね。
騙されたくせに。嬉しくなってるあたしが1番問題な気もするけどね。
まぁ今回は。騙された内容が遊びやったからよかったけど。
「騙されても好き」なんて。ちょっと笑えんかもなぁと思ったり。

そんなことを考えるうちに。だんだん思えてきたりするんよね。
あたしは果たして。あんたの中にほんまに嫌いな要素はあるんやろうかって。
そりゃむかつくこともあるし。なんやねんって思うこともあるし。
あんたなんかもう知らんわって思うことだって何度もあるんやけど。
でもそれは一時のことで。気づけばいつも消えてしまうもので。

そして。いつの間にか消えたその思いに。あたしはいつも気づかされるんよね。
人はこんなにも人を好きになれるもんなんやなぁってことを。





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*追加*
今日はなんか無駄に長くなっちゃいました。ごめんちゃいです(涙)。


2003年02月26日(水)相手が君やから。

今日は。研究室の用事があって。久しぶりに大学に行った。
大学までテクテク歩いて行ってたら。ちょっと汗をかいた。
お気に入りの白いコートも。もうそろそろいらんくなるんかな。
そんなことを思いながら。いつもの道を歩いてた。

前期の試験がまだ終わってない学部棟の前を通ったら。
面接が終わったみたいな受験生が。何人か出てきて。
「終わったなー。」「あー。緊張したー。」なんて言い合ってた。

おーおーお疲れさん。合格の際にはぜひうちのサークルへいらっしゃい(笑)。
そんなことを心の中で呼びかけつつ。普通に通り過ぎようとしたら。
その辺におったビラ配ってる人になんか差し出されて。
もらう前にチラっと見たら。マンションとかの情報誌みたいなやつやった。

おいおい。あたしを受験生と勘違いしてるんかい。
てことは。あたしは18歳とかに見えるんかい(笑)。
嬉しいような悲しいような。複雑な気分にちょっとなって。
「あ、いいです。」ってあっさり断ってやった。


あたしはねぇ。自分が童顔かどうかとかはよく分からんのやけど。
とりあえず。なんか実年齢よりも下に見られることが多かったりする。
この前化粧水を買いに行ったときに。「肌チェックしませんかー?」とか言われて。
まぁヒマやったからええかーと思ってやってもらうことにしたら。
年齢を入力せなあかんとかで。「20〜24歳」って欄に○をつけたら。
「えー。そうなんですかー。意外ですー。」やってさ。

それはなんなん?肌の状態とかだけを見て言ってくれてることなん?
それなら喜ばしいことやけど。浮かれて踊っちゃうけど(笑)。
見た目で未成年に見えるとかやったら。それはもうさすがに笑えへんし。
高校生とか言おうもんなら。ぶっ飛ばしてやったっちゅーに(笑)。


ちなみにそうるは。・・・いつもの展開上分かると思うけど(苦笑)。
上に見られることが多いんだなぁ。これが。
バイト先とかでも。客に社員に間違えられたりするらしいし。
まぁ古株やから仕事もこなしてるんやろうし。それでかもしれんけど。
でもやっぱり。実年齢よりも上に見えるんやと思う。

そうるは。精神年齢もけっこう高いと思うんよね。
普段言ってることとかは普通でも。実は中身はけっこうオトナ。
なんてゆーか。考えてることでもけっこう冷静なんよね。
・・・まぁ悪く言えば冷めてるってことなんやけど(苦笑)。


例えば。あたしがひとつのことしか考えられんくてギャーギャー言ってても。
そうるは。その周りにあることも。その先にあることも。ちゃんと見えてる。
あっぷあっぷしてるあたしの横で。やたら冷静なのがそうるなんよね。
そーゆうとこは。さすがキャプテンの器やって思って尊敬してる。うん。

だから。一緒にいるとあたしのあほさが目立つこともよくあるんよねぇ。
落ち着きのないあたしと。落ち着いてるそうるやから。
まぁテンションが高いときは。そうるもたいがいあほなことやるけど(苦笑)。
たいがいは。あたしがボケちゃってそうるがつっこむことが多いし。

でもあたしは。そーゆうのがけっこう好きやったりする。
なんてゆーか。あほ扱いされるのってゆーか(苦笑)。
そりゃ度が過ぎると。さすがに悲しくなることもあるけど。
「もーほんま。あんたはしょーがないなぁ。」って感じやったり。
「もー危なっかしくて見てられへんわ。」って感じやったり。
そんなふうにそうるにかまってもらえると。それだけで幸せ感じたりするし。

あー。安上がり。ほんまにあたしって安上がり(苦笑)。


ねぇそうる。あたしはいつまでたってもあんたより幼いんかもしれんね。
やたら落ち着いてるあんたの横で。落ち着きないんかもしれんね。
そして。あんたに容赦なく突っ込まれて。だらしなく笑ってるんかもしれんね。

でもそれは。誰に対してもそうなわけじゃないんやで。
誰の前でも。そんなにあほなあたしでいられるわけじゃないんやで。
誰に突っ込まれても。そんなに嬉しくなるわけじゃないんやで。

分かってるんかな。そうる。ちゃんと分かってるんかな。
あたしにとってその対象は。あんただけなんやってこと。
相手があんたやから。あたしは思いっきりあほなことがやれるし。
相手があんたやから。にやけ顔にもなるってもんなんやで。

まぁそんな好き勝手なあほやられても。だらしない笑いを見せられても。
何の得にもならへんし。ちーっとも嬉しくないかもしれんけど。
とりあえずはそれがプレミア級やってこと。分かっといてちょーだい(苦笑)。





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2003年02月25日(火)出会えてよかった。

えーっと。ちょっとだけ模様替えしてみました(笑)。
もうすぐ春ってことで。ちょっと明るい感じを目指して。

前までって。グレーやったでしょ。背景。
落ち着いてる感じで好きやったんやけど。ちょっと暗いかなぁと。
心機一転して。優しい感じにしてみよっかなーと思って。

まぁまだ試作段階やから。また変わるかもしれんけど。
でもめんどくさくなってこのままの可能性も大(苦笑)。

ではでは。今日の日記です。

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今日は。国公立大学の二次試験。
全国の受験生は。がんばってるんかなぁ。
そんなことを思いつつ。あたしは今日ものんびり。
実にマイペースに生きてた(笑)。

テレビをつけたら。ニュースで試験会場の様子みたいなんが放送されてた。
真剣に参考書とか開いてたり。カイロを握り締めて座ってたり。
いろんな受験生の姿を見ては。がんばれよーって思ってた。
あたしもあんなふうやったんよなぁなんて思いながら。


あたしは。とりあえず国公立大学に通ってるのね。
だから。3年前の今日。もちろん受験をしたわけよ。
まぁ一応A判定もらってはいたんやけど。
それでもびびり症なあたしは。ドキドキドキドキしてたなぁ(笑)。

そんなふうに。緊張して試験を受けた大講義室も。
今では。時に心地よい睡眠を与えてくれる教室やったりするから。
なーんかおかしいもんよなぁってつくづく思う。
ほんま。あたしも図太くなったもんやわ(苦笑)。


しかし。当たり前の話やけど。3年前の今日。
そうるも同じキャンパス内で。試験を受けてたんよなぁ。

あたしとそうるは。同じ大学の同じサークルなわけやけど。
もしかしたら。同じ大学にはならんかったかもしれんくて。
そして。もしかしたら同じサークルにはならんかったかもしれんのね。
その要因は。お互いにひとつずつ抱えてたんやけど。

そうるは。今のサークルに入るってことを最初から決めてて。
あたしは。今の大学を受験するってことを最初から決めてた。

つまり。微妙なところやったのが。
そうるの受験大学選択と。あたしのサークル選択。


まず。そうるの受験大学選択のこと。
センター試験で。予想以上に高得点が取れたそうるは。
志望校をひとつあげようと思えばあげられるかもって感じやったらしい。
でも。その大学を受けるには必要な科目をひとつ受けてなくて。
仕方なく(?)今の大学を受けることになったんやと。
「なんであの科目受けんかってん!」とか担任に散々言われたらしいけど。
本人は。まぁええかーって感じやったらしい。(←なんてヤツ・・・。)

この話を聞いて。あたしはほんまに感謝したね。
そうるの。なんてゆーか・・・ちょっといい加減な性格に(笑)。
だって。高得点の場合も考えて、その必要科目をもし受けてたら。
そうるは。迷うことなくあの大学を受けたやろうし。
そうなると。あたしとそうるは出会えてへんってことなんやもん。
今みたいな関係になる。その基盤さえも手に入れられんかったってことやもん。
ほんま。適当バンザイって感じ(爆)。


そして。あたしのサークル選択のこと。
あたしは。最初は学部の友達と一緒に別のサークルを見に行ってて。
でもそこがあまりにも厳しそうやったから。入るのをやめて。
どうしよっかーって言いながらブラブラしてて。
で。友達が思いつきで見に行こうって言ったから。今のサークルを覗いたんよね。
それまでは。あたしは今のサークルの存在はあんまり知らんかったくらいで。
でも結局。おもろい先輩とか。全体的な雰囲気のよさとかが気に入って。
最終的にはその友達よりあたしがハマってもたという・・・(苦笑)。

この話をそうるにしたとき。そうるは別に感動してはくれんかったけど(笑)。
「○○(←あたしの友達)と一緒じゃなかったらココには来てへんのよなぁ。」って。
珍しく。ちょっとだけしんみり言ってたっけ。


ねぇそうる。そう考えると。あたしとあんたが出会ったのは。
必然やとか運命やとか言いつつ。偶然がいくつも重なってのことなんやろうね。
あんたがあの大学に必要な科目を受けてなかったこと。
それから。あたしがあの日あの友達と一緒にサークル見学してたこと。
どっちがなかったとしても。あたしたちは出会えてへんのやもん。

あぁ。なんかいくつもの偶然が。めちゃめちゃ愛しくなるなぁ。
あんたもあたしも。違った選択をせんくて。ほんまによかった。
ちゃんと出会えて。ほんまによかった。そんな気分。

とりあえず。3年前の今日が。あたしたちの最初の接触。
同じ大学を受けたってことが。あたしたちのすべての始まり。

だからね。なんとなく。なんとなくやけど。
「3年前の今日に乾杯☆」みたいなことをしたかったのよ(苦笑)。
それで。ひとりでちょっとお酒飲んでみたのよ。

そんなことを言ってみたとして。もちろんあんたの反応は分かってるけどね。そうる。
「・・・あほや。」って言うんやろ。そしてあのいつもの笑いを浮かべるんやろ。

・・・はいはい。ありがとさん。あほでけっこうよ(苦笑)。





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2003年02月24日(月)最大の魅力。

ここんとこしばらく重い話題でずーっと疲れてたので。
今日は軽めの話題でいきたいと思います(笑)。
てゆーか。普通の日常日記に戻ろうかなぁって感じです。
そーゆう日常にこそ。幸せのモトって隠れてるもんやと思うし。
あたしはもともと。そーゆうちっちゃな幸せをここに残したいって思うから。

まぁ先のことはどうなるか分からんからね。
穏やかに書いていけることを祈りつつ・・・。

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今日は。そうるにとってはけっこう大事な日やった。
なぜかと言うと。免停期間短縮のための講習やったから。
そーいやこの費用のことで。軽くケンカしたこともあったっけ(苦笑)。
まぁ今にして思えば。ケンカとかいうもんでもなくて。
あたしが勝手におもしろくなくて不機嫌になってただけやけどね。
(日記にも書いてました。こちらの日記です。)

ほんまに。そうるのバイク好きはどうしようもない。
バイクの話を始めたら。ほっといたらいつまでもしゃべってそうなくらい。

まず。免停になってる今も。バイクの手入れは怠ってへんみたい。
あたしに言わせりゃ。乗らんバイクの手入れして意味あるんかって感じやのに(笑)。
・・・いや、そりゃバイクに関しては。あたしはまったく無知やから分からんだけで。
もしかしたら。毎日の念入りなお手入れが重要なんかもしれんけどさ。(←謎。)

さらに。就職もそれ関係のとこにしよっかなーとか言ってるし。
企業研究の時も。最初のキーワード検索に「バイク」とか思いっきり入れてたし。
「地方の工場勤務になって、休日は山道を走るとかもええよなー。」って。
ちょっと楽しそうに語るそうるは。正真正銘のバイクバカ(苦笑)。

まぁでも。そんなふうにバイクに夢中になってるそうるが。
あたしは好きっちゃ好きなわけなんやけどね(照)。


そんなそうるが。今日の12時過ぎ。講習の合間にあたしに電話をくれた。
もともとあんまり電話好きじゃないそうるは。用事はたいていメールで済ませる。
しかも。かーなり短くて愛想のないメールで(苦笑)。

ところが。そんな無愛想メール大得意なそうるが。
今日は。何がどうなったんだか電話をしてきた。
あれまぁ。どうしたんやろ。なんかあったんかな。
そう思って携帯のボタンを押したら。
電話口のそうるは軽く愚痴モードやった。


「もしもし?」
「もしもし・・・うち・・・」
「あー。講習お疲れさん。もう終わったん?」
「うんにゃ。今休憩時間。」
「あー。そっか。どない?大変?」
「いや。大変とゆーか・・・おっさんばっかり。」(←笑)
「えーまじで。でもそらそうやろ。いつもそうやん。」
「まぁな。分かったけどショックやわ。」
「そっかー。まぁでもそれはしょーがないやん。」
「そーやけどさ。てゆーか・・・またやられてんけど。」
「え・・・。何が?」
「普通に男と間違えられてんけど。」
「・・・あぁ(苦笑)。」


なるほど。それか。不機嫌そうな声の理由は(笑)。
最初はちょっと心配したけど。理由が分かってひと安心。


そうるが言うには。講習受けてた部屋はほんまに男だらけで。
女はそうるしかおらんかったんやって。
で。そこに現れた教官らしき人が。ぐるーっと見渡して言ったらしい。
「えー今日は女性の方はいらっしゃいませんね。」って。
またかよ・・・と思ったそうるが。思いっきりその人をにらんでやったら。
かなりびびった顔して。大慌てで訂正したんやって(苦笑)。

でもそうるに聞けば。今日の格好は。
黒のダウンコートに黒のパンツ。さらに黒のブーツ。
普段から。それでなくても男に見られることが多いそうるやのに。
それだけ地味に固めたら。そりゃ男か女か分からんやろ。
しかもそれで黒の短髪ときたら。教官も間違えるわな。

いやー。教官さん。ご愁傷さまです(苦笑)。


でもそうるとしては。やっぱりおもしろくなかったらしく。
「なんやねん。うちはそんなに女に見えんのかい。」とか言ってて。
(・・・見えんこと多々あるで。実際。)ってつっこもうかと思ったけど。
なんか逆上させそうな気がしたからやめといた(笑)。

というより。軽くへこんでるそうるがかわいかったから。
しばらく聞いてたかったってのが本音なんやけどね(苦笑)。

「まぁええけど。いつものことやし。」って言いつつ。
「でもそんな予感したから、化粧しっかりして来たのに。」なんて(笑)。
ブツブツ言ってるそうるは。いつになくほんまにかわいかった。


ねぇそうる。あたしはそんなあんたが実はちょっと自慢なんよね。
男集団に普通に混じって。男と間違えられたりして。
そんじょそこらの男より。見た目も性格もずっとずっと男っぽい。
でも実は女。そんなあんたがかなり自慢なんよね。

だから。ちょっと間違えられたからって気にせんでよし。
それは。あんたがそれだけかっちょいいってことなんやから。
そういうかっちょいいところこそ。あんたの最大の魅力なんやから。
胸を張ってしまえばよし。いっそ演じて騙してやればええやん(笑)。

「人ごとやと思って!」なーんて怒られそうやけど。
だって実際。あんたは黙ってたら男にも見えてまうんやもん。
だからさ。要するに状況を楽しんでしまえってことよ。

そうやって。かっちょよく生まれついた宿命やと思いなさいな(笑)。





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2003年02月23日(日)君のことが好き。

結局。3日連続で書いてます。金曜の出来事。
そろそろちゃんとまとめるので。もうちょっとだけお付き合いを。

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結局そうるは。あたしに約束してくれた。
あの男とは。終わりにしたいって意志を伝えるって。
望んでた結果が得られて。あたしはようやく落ち着いた。
でもその後に。そうるが言った言葉で。ちょっとカチンときた。

「少なくとも。体の関係はちゃんと絶つから。」
「弱い人やからね。すぐに完全には切れんと思うねん。」

ちょっと待ってよって思った。そーゆうことじゃないやろって思った。
体の関係があることだけが嫉妬の対象やったわけじゃないから。
そりゃそれも重要な問題ではあるけど。それがすべてなわけじゃない。
体を重ねんかったらつながっててもいいとか。そーゆう問題じゃない。
もしかして。まだ分かってないんかなってちょっと思った。
それに。その男に対する思いやりみたいなんも見えて。おもしろくなかった。

「体のことだけで嫉妬してたわけじゃないで。」って言ったら。
「・・・それは分かってるけど。いきなりゼロにはできん。」って言われて。
ちょっとムッとしたけど。無視すればええやんって思ったけど。
あたしもいきなり言ったことやし。しょーがないんかなぁとも思えた。
そういう思考があたしの弱さな気もして。ちょっと情けなくなったけど。
「・・・早くゼロにしてな。」って。そう言うのが精一杯やった。

でもよく考えれば。約束してくれたそうるもそうやけど。
ゼロにしてって要求を言えたあたしも成長したんかなって思ったから。
今までに比べたら進歩かなってことで。とりあえずは我慢した。

すべてがキレイに片付かんのは。これが生の人生やから。
ドラマの世界なんかとは違うんやもんね。だからしょーがない。



どれぐらい話してたんやろうと思って時計を見たら。2時間近く過ぎてた。
いろいろ話して。どっと疲れたあたしは。長い長い溜め息をついて。
「・・・あー。緊張した。」って思わず言ってもて。そうるにちょっと笑われた。
笑われても何でも。緊張したのはほんまのことやし。
なんやねん。笑うなよ。こっちは死ぬ思いやったっちゅーねん。

あーあ。こういう状況で笑えるもんかなぁ。こいつは。
そう思って。あたしは半分呆れて半分ふくれてる状態やった。
そんなあたしを見て。そうるは(しまった・・・)って顔をして。
「あ。不謹慎やな。ごめん。」って言って。ちょっと困ってた。

あーあ。ほんまにしょーがないなぁ。こいつは。
ちょっとだけ優越感もってみたりして。あたしはそうるに言う。
「・・・もうええよ。」って。オトナになって笑ってみる。
あんたも緊張したんやろ。長いことしゃべってくれたもんね。
こうやって笑えるのは。分かり合えた証拠。そういうことにしとこう。

そうるはあたしを見て。今度は柔らかく笑った。
その表情は。なんかすごくキレイで。優しかった。
そうるは。そのまま無言であたしを引き寄せて。抱き締めてくれた。


もー。なんやねん。そんなんでごまかされへんからな。
そう思ったけど。そうるの胸はあったかくて。逆らえんかった。
緊張が溶けたのもあって。めちゃめちゃ癒された。
あぁ。もういいや。甘えてしまおう。わがままになってしまおう。

そう思って。あたしはあっさり強がりを諦めて。そうるの肩に顔を埋めた。
大好きな匂いを。世界で1番安らげる匂いを。胸いっぱいに吸い込んだ。



ねぇそうる。あたしはね。
あんたへの気持ちが永遠やったらほんまにいいと思うねん。
でも。そんなに簡単に誓うことなんて出来んとも思うんよね。
気持ちって生き物やから。変わっていくものやから。

人間なんて。機嫌のいいときも悪いときもあるし。
どんなに好きな相手に対しても。どんなに大事な人に対しても。
心底むかつくときもあるし。もう知らんって思うこともあるやん。
だから。今日こんなに分かり合えたと思っても。明日またケンカするかもしれん。
あの話し合いは何やったんよって言いたくなるようなこともあるかもしれん。
先のことはどうなるか分からん。それはしょーがないことなんやと思う。

それでも。あたしの中には変わらん思いがある。
あんたと出会ってもうすぐ3年。いろんなことを経ても。
ずっと変わらんかった思いがある。
たくさんの痛みを知って。たくさんの涙を流して。
それでも絶対に変わらんかった思いがある。

いいところも悪いところも。全部ひっくるめて。
そうる。あたしは。やっぱりあんたのことが好き。
そうる。あたしは。あんたのことを愛してる。

ありがとう。受け止めてくれて。分かってくれてありがとう。
そして。ちゃんと気持ちを話してくれてありがとうね。
あたしは。やっぱりあんたがいてくれるから幸せなんやと思う。
だから。この根底に流れる思いを。ずっと大事にしたいと思う。

てことで。これからもずっと。ずっとよろしくね。そうる。





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*追加*
えーっと。そんな感じでした(苦笑)。
泣いたり怒ったり。あげくひっぱたいたりと。散々やったけど(焦)。
ちゃんと話し合うことが出来てよかったんやと思います。
もっと早くこうすればよかったんかもしれんけど。
でもこうするまでに。いろいろ考えたことも無駄にはなってへんと思うし。
うん。勇気出してほんまによかったなって思います。

でも改めて読み返すと。ドラマ顔負けの展開やなぁと思ってみたりして(苦笑)。
言葉もね。なかなか照れるもんがあるけど。それだけ真剣やったってことで。
はぁ。とりあえずはひと段落つきました。・・・読んでくれてありがとうでした。

しかし。いくらなんでも3日分も一気に書くもんじゃないねぇ。
しかもひとつひとつが鬼のように長いのにさ。
・・・さすがのあたしも。ちょっと疲れちゃいました(苦笑)。


2003年02月22日(土)愛してると言って。

昨日の日記の続きです。まだの方はそちらからどうぞ。

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最愛の人の涙を目の前にして。あたしは固まってしまった。
あたしが過去にそうるの涙を見たのは。片手で数えられるくらいやった。
泣き虫なあたしとは反対で。そうるはめったなことでは泣かんのに。
そんなそうるが。今あたしの言葉で何かを感じて涙を浮かべてる・・・。

涙は。そうるの瞳の中でユラユラ揺れてた。
最初はわずかやったその涙も。少しずつその粒を大きくしてた。
切れ長で大きな瞳と。長いまつ毛は。涙が溢れるのを止めてたけど。
零れ落ちるのは時間の問題かもしれんと思えた。

「・・・あぁ・・・なんか・・・ごめん・・・。」そう言って。そうるはすぐに指で涙を拭った。
そしてあたしを見つめ返したそうるは。いつものそうるの顔に戻ってた。


こんなにも真剣な話をしている時やのに。
そんなそうるを目の前にして。あたしの体は動きたがってた。
唇が。キスしたがってた。腕が。抱き締めたがってた。
そんなので流されたらあかんって分かってても。我慢できんくなってた。
触れたい感情を必死で抑えて。あたしはそうるの言葉を待った。

そうるは。ゆっくりゆっくり言葉を紡ぎながら話してくれた。



○○○○(←あの男の名前)のことは。全部うちのせいやねん。
あんたを苦しめてること。全然分かってないわけじゃなかった。
それでも。好きって言われたら嬉しかったし。断れんかった。
男と女で違うからええかって思って。自分の中で正当化してた。

そんなに深い付き合いじゃない。薄くて浅い付き合いなんやと思う。
頻繁に会ってるわけでもないし。熱く語り合ってるわけでもないし。
でも付き合ってるってことやと思う。体の関係は・・・あるわけやし。


我慢してた涙が。大粒の涙が。ポタポタ落ちた。
頬を伝うなんてものじゃなくて。うつむいた瞬間に一気に落ちた。
予想はしてても。そうるの口からは聞きたくない言葉やった。苦しかった。
痛い。痛い。胸が痛い。死ぬ。死んでしまう。そう思った。


そうるは。そんなあたしを見て。一瞬ほんまに辛そうな顔をして。
それから自嘲的に笑って言った。


うちはな。ほんまに最低なヤツねん。いつもいつもそうやねん。
前にも話したことあったやん。大事な人を大事に出来んって。
大事な人にほど。わがままで汚い自分になってまうって。
あんたとのことは。その典型やと思うねん。

あんたみたいに。根底に確かなものがあるわけじゃなくて。
求められたら簡単に流されるようなヤツやねん。
あんたはうちのことを買いかぶってる。うちはそんなに優しい人間じゃない。
あんたが思うようないい人間じゃない。もう嫌いになり。その方がラクやで。


瞬間的に。あたしの血が全て沸騰した。
頭で考えるより先に体が動いた。
あたしは。そうるの左頬を思いっきりひっぱたいた。

鋭くて。心の底まで裂くような。嫌な音がした。
その音で我に返って。あたしはまた泣きそうになった。
最愛の人を叩いたあたしの右手は。ジンジンして痛かった。
そんな痛みで納まらんかったあたしは。左手で右手の手のひらに爪を立てた。
痛かった。でも痛みでも与えんかったら。そうるを叩いた自分を許せんかった。

でも。そんな自分への怒り以上に。
あたしは。自分を傷つけてるそうるの発言が許せんかった。
そんなふうに自分を貶めるようなことを言ってほしくなかった。

「そんなこと言わんといて。」絞り出した声は。低くて掠れてた。
自分のことを最低やとか。いい人間じゃないとか。そんなこと言わんといて。
それに。あたしがあんたのことを。嫌いになんかなれるはずないやろ。
なんでそんなこと言うねん。なんでそんなひどいこと言うねん。

そうるは。びっくりした様子もなくて。ちゃんと受け入れてた。
あたしがひっぱたいた左頬は。少しずつ赤くなってたけど。
そこに手を当てて痛みを癒すわけでもなく。あたしの方をずっと見てた。
そして。不思議な笑みを浮かべて。予想もせんかったことを言った。


そうやん。それでええんやん。
思ったことそのまま出してええんやん。
今うちのこと嫌いやと思ったやろ。最悪やと思ったやろ。
それをそのまま出したらええんやん。
好きってことですべてを包まんでええんやん。

あんたはな。優しいからいろんなことを抱えすぎやねん。
うちに対してむかつくんやったら。むかつくって言ってええねん。
やめてほしいことがあるんやったら。そう言えばええねん。
してほしいことがあるんやったら。それも言えばええねん。
重いとか重くないとか。傷つけるとか傷つけへんとか。
そんなふうにうちのことばっかり考える前に。やりたいようにやればええねん。
うちを思ってくれるのは嬉しいけど。そんなんじゃあんたがもたへんやん。



あぁ。この人は。なんてことを言うんやろう。
なんでこんなに。あたしが欲しい言葉を知ってるんやろう。
そうるの話は。本題からはちょっと逸れてたけど。
でもそんなふうに思われてたなんて知らんかったあたしには。
そうるの言葉のひとつひとつが。じんわり沁み込んできた。

・・・我慢の限界やった。そうるへの愛しさはもう限界値を越えてた。
あたしは。手を伸ばして。そうるにしがみついて泣いた。

いつも言葉足らずのそうるが。
大事なことはあんまり言ってくれんそうるが。
こんなにもあたしのために言葉を紡いでくれた。
そして。あたしをまるごと受け入れてくれた。
こんなにも真正面から向き合ってくれた。
その事実だけでも。あたしには十分すぎた。

泣き出して止まらんくなってるあたしの背中を。そうるはポンポンって叩いてくれた。
まるで親が子供をあやすように。一定のリズムで。
それから。落ち着いてきたあたしの肩をつかんで。自分の体から離した。


なぁ。だからちゃんと言ってみ。今1番うちに言いたいことは何?
重いとかもうええから。考えんでええから。ちゃんと言ってみ。


そうるの瞳は。全部受け入れてくれる色やった。
あたしの両手を自分の両手で包んでくれたそうるは。
あたしの心まで。すっぽり包んでくれてるみたいやった。
あたしは。導かれるように口を開いて。そうると話した。


「・・・あの人と別れてほしい。」
「・・・・・・うん。それから?」
「・・・・・・・・・・・・。」
「それだけ?」
「・・・めちゃめちゃクサイこととかでもええん?」
「ええよ。」
「・・・笑わんと聞いてくれるん?」
「うん。」


「あたしのことどう思ってるか言ってほしい。」
「・・・どう思ってるか・・・?」
「うん。そういうのあんまり言ってくれんから。」
「・・・そういうのって?」
「・・・好きとか、愛してるとか、そーゆうの。」
「・・・・・・あぁ。」

顔から火が出そうなくらいに恥ずかしかったけど。あたしは言ってもた。
それは。いつもひそかにあたしが望んでるものやった。
言葉にされんくても。そういうのを教えてくれる行為はいっぱいあったけど。
やっぱりちゃんと伝えてほしい。時々は言葉にしてほしい。

そうるは。ちょっと困ってたけど。そうるらしい言葉で言ってくれた。


うちやったら。好きでもない相手と。こんなに熱く語らへんし。
好きでもない相手の前で。涙なんて絶対に見せへん。
好きでもない相手に叩かれたら。倍にして叩き返す(笑)。

愛とかよく分からんけど。そういうの言うキャラでもないし(笑)。
でもあんたのことは。めちゃめちゃ大事な存在やと思ってる。
気になるし。放っておけんし。なんだかんだで必要やし。
そういうのが愛なんやったら。うちはあんたのことを・・・愛してるんやと思う。


あぁ。あたし。もう何もいらんかもしれん。
満たされて。満たされすぎて。おかしくなりそう。

そうるがそういう甘いことを言わん性格やってことは。
あたしが1番知ってると思う。そんなそうるが言ってくれた。
だからこそ。言葉に重みがあって。ありすぎて。かなり痺れた。
「愛してるんやと思う。」って言い方も。断言を避けた言い方も。
なんか。ほんまにほんまにそうるらしくて。完全にやられた。

言ってほしかったくせに。言われたら言われたで照れくさくて。
「・・・ありがとう。」そう言うのが精一杯やった。
そして結局また。あたしは根底の気持ちに戻ってきた。

そうるが誰よりも愛しいって気持ちに。戻ってくることができた。





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明日まで続きます。・・・長すぎやね。ほんま(苦笑)。


2003年02月21日(金)あたしの告白。

最初にお礼など。
いろんな人があたしにメールをくれました。
いろんな人がBBSにカキコしてくれました。
ほんまにほんまに支えられました。ありがとうです。
「ありがとう」としか言えんのがもどかしいけど。
この「ありがとう」が。どうかちゃんとみんなに届きますように。

それでは。今日の日記です。
結果から言うなら。相当ドロドロしたものはあったけど。
まぁ最悪の事態にはならんかったので。
とりあえずは安心して読んでください(苦笑)。

あ。ちなみに過去最大級に長いですが(爆)。

------------------------------------------------------------

「大事な話がある」・・・そのことを伏せて。そうるを家に呼んだ。

そうるがあたしの家にやってきたのは。夕方6時過ぎやった。
免停中ってこともあって。いつもみたいにバイクで来れんそうるは。
わざわざ駅からバスに乗ってやってきた。
「あー。やっぱし足がないとこの近くは不便やわ。」とか言って。
「もうちょっと交通の便がええとこに住んでや(笑)。」とか言って。
玄関で出迎えたあたしを軽く小突いた。

いつもと何も変わらんそうるやった。
変わったところと言えば。髪がまたちょっと黒くなったところぐらい。
「髪。また染めたん?」ってあたしが聞いたら。
「あー。分かる?染めて初めて言われたかも。」って笑ってた。
火曜に染め直してから。誰に会っても言わな分かってくれんかったって。

・・・分かるに決まってるやん。あたしを誰やと思ってるんよ。
あんたのことなら。そんなちっちゃなことでもあたしには分かるんよ。
もっとも。分からん大きなことがあるから。こうして呼び出したわけやけど。
そこにある真意を聞きたいから。こんなに緊張してるわけやけど。


あぁ。あかんあかん。とりあえずは食べよう。
おいしいお肉で。すき焼きを作ろう。

あたしが野菜をザクザク切って。そうるが味付けをする。
電気調理鍋に。そうるが醤油と砂糖をドボドボ入れる。
「大丈夫かー。心配やなぁ。」って言うあたしに。
「余裕余裕。任せといて。」って。そうるが笑い返す。

出来上がったすき焼きは。かなりおいしかった。
2人とも一口食べてすぐ。「おいしー!」「うまーい!」って言ってた。
「みてみー。完璧な味付けやん☆」って言うそうるに。
「あほぅ。肉がええからやろ。」って。あたしが笑い返す。

いつもと何も変わらん感じやった。それでいいと思った。
こんな雰囲気の方が。きっとさりげなく切り出せる。
改まって話すより。ずっと話しやすいはずやから。

でも今思えば。そうるも何か感じてるとこがあったんやと思う。
いつもなら。食事が終わりに近づけばお酒を出してくるそうるが。
お酒のことは何も言い出さずに。食べ続けてたから。
飲んで酔ってもたらあかんってことを。分かってたんかもしれん。
あたしが何か話そうとしてるってことを。悟ってたんかもしれん。

あたしはキッチンに戻って。熱いお茶を入れた。
言い出そうかどうか。めちゃめちゃ迷った。めちゃめちゃ怯えた。
でも。自分の決断を貫こうと思って。一息ついて部屋に戻った。


そうるは。もう箸を置いてぼんやりとテレビを見てた。
あたしは。勇気を出して。ほんまにほんまに振り絞って。
その背中に向かって。言葉を吐き出した。

「あんなー。聞いてほしいことがあるねん。」

何が「さりげなく」やろう。あたしにはこんな言い出し方しか出来んかった。
もともとあたしの中で膨らみすぎてた思いやっただけに。
さりげなく切り出すことなんて。所詮は無理やったんやと思う。

そうるは振り返って。黙ったままでちょっとあたしを見て。
「・・・うん。」って言って。テレビを切って。あたしの方に向き直った。
何も言わんかったけど。分かってたって感じの目やった。

全身が震えそうやった。逃げ出したい気分やった。
そこに留まるのが。めちゃめちゃ辛かった。
今まで考えてきたいろんな不安が頭をよぎった。
最悪の結果も。頭の端をかすめた。

それを全部振り払うように。あたしは話し始めた。
「一方的にしゃべってまうかもしれんけど。遮ってくれてええから。」
最初にそう言って。うなづくそうるを確認して。話し始めた。



あんな。この前あんたが掲示板に書いてたやん。
明日で1年とか。そーゆうこと書いてたやん。
あたしな。あれを読んでめちゃめちゃ嫌やってん。
あんたがどういうつもりで書いたんか分からんけど。
たぶん書いたときはあたしのこととか忘れてたんやと思うけど。
本気で嫌やってん。むかつくというか悲しかってん。

今までもあんたとあの人が続いてることはなんとなく分かっててん。
分かってて文句のひとつも言えんかったあたしも情けないと思う。
でもな。あたしはそうやってあの人と続きたいあんたの気持ちを考えてた。
付き合ってるって公言できるのはきっと楽しいんやろうし。
あんたにとっては。男のあの人と女のあたしは違うんやろうし。
そういうのを考えたらしょーがないんかなって無理やり思ってた。
否定して嫌われるくらいなら我慢してでも一緒におりたかった。

だからせめて。それを許せんあたしの気持ちを分かってほしかった。
言い出せんあたしの気持ちを。ちょっとでもええから考えてほしかった。

あたしな。ほんまはあの人にめちゃめちゃ嫉妬してるねん。
見たことも会ったこともないけど。あたしはあの人が大キライやねん。
どんなにいい人やったとしても。あんたと関係があるってだけで。
あたしにはもう許せんくらい大キライな人になるねん。

こういうのも重い気がして全然言えんかってん。
何を伝えていいんか何を伝えたらあかんのか分からんくなって。
あんたに対して言いたいことの半分も言えてなかった気がする。
でもな。嘘ついて覆い隠して一緒にいても意味がないと思ったから。
とりあえずあたしの今の気持ちを知ってほしいと思ってん。
そんであんたの今の気持ちを教えてほしいと思ってん。



話した内容は。だいたいこんなことやったと思う。
話し始めるまでは長かったくせに。話し始めたら言葉は溢れてきた。
堰を切ったように出てくる言葉が。ちょっと怖かった。
あたしは。自分でも分かってなかったけど。こんなにも溜めてたんや。
いろんなドロドロした気持ちを自分の中に閉じ込めてたんや。そう思った。

むき出しで。もうほんまに裸のままでそうるに向き合ったあたしは。
そうるが吐き出すどんな小さな言葉でも。簡単に傷つく気がした。
もういい。ボロボロになってもいい。嘘のない言葉が聞きたい。
そうるにも。裸のままであたしに向き合ってもらいたい。
あたしは。祈るような思いでそうるの言葉を待った。


「遮ってくれてええよ。」あたしはそう言ったのに。
そうるは。何ひとつ言葉を挟まんかった。言い訳もせんかった。
「・・・うん。」って相づちを繰り返すだけで。何かを考えてるみたいやった。

そして。あたしが話すのをやめて。そうるの言葉を求めたとき。
初めて。長い溜め息をついて。頭を抱えてうつむいた。
「ごめんな。ちょっとだけ待って。」そう言って。黙り込んだ。
自分の中で。言うことの整理をつけてるみたいやった。

告げられる言葉に怯えながら。また矛盾するけど。あたしは安心してた。
そうるが。こういう話を適当に流す人じゃなくて。
真剣に言うべきことを考えてくれる人で。ほんまによかったと思ってた。

沈黙は短かったけど。たぶん1分もなかったけど。めちゃめちゃ長く感じた。
しばらくしてそうるは。心を決めたように顔を上げた。





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やっぱり長くなりすぎたんで。明日に続きます。


2003年02月20日(木)そして決意。

どうしてもっと早く気づかんかったんやろう。
誰よりも。あたしがそうるのことを分かってると言いながら。
あたしは。自分の抱える気持ちでいっぱいいっぱいになってて。
そうるの小さな異変に気づかんかった。気づけんかった。

ここんとこ。ちょっとへこみがちになってたあたしは。
サークル仲間の掲示板を全然見に行ってなかった。
正確には。そうるがあのカキコをして以来。
あたしは覗きに行くのもイヤになって。ずっと避けてた。

それを今日見に行って。ちょっとおかしいって思った。
そうるのカキコが。ひとつも増えてなかったから。

その掲示板は。そうるが管理人になってて。必ず毎日見てるはずで。
多いときには。1日に2、3度カキコしてるそうるやった。
それが。あの日のあのカキコ以来。そうるは姿を現してなかった。
みんなのいろんなカキコの中には。全員に呼びかけてるようなのもあって。
いつものそうるなら。ちゃんとレスしそうな感じやった。

それやのに。そうるのカキコは増えてなかった。


自意識過剰かもしれん。あたしの思い込みかもしれん。
でも。それはあたしのせいな気がした。
あたしもけっこう頻繁に掲示板を見て。頻繁にカキコする方で。
もちろんそれをそうるは分かってるから。
あたしがそうるのカキコを読んだことは分かってるはず。

そうるがどんな気持ちでそれを書いたかあたしに分からんように。
そうるも。あたしがどんな気持ちでそれを読んだかは分からんやろう。
それでも。読んだっていう事実は分かってるはず。
そして。それをどう受け止めたにせよ。
あたしがそれっきり掲示板に現れてへんことも。分かってるはず。
もしそれが。そうるが掲示板に現れん原因やとしたら。

そうるは。あたしを苦しめたって思ってるんやろうか。
あたしに連絡をよこさんのは。罪悪感からやろうか。
(あたしからも連絡とってへんから。なんとも言えんのやけど。)
カキコしたことを。ちょっとは後悔してたりするんやろうか。


あたしは。ちょっとだけ考えて。小さな賭けに出た。

夜。久しぶりのカキコで。小さなウソをついた。
体調を崩してて。久しぶりにここに見に来たって。
みんながいっぱいカキコしてて嬉しいなーって。
彼氏が出来たって言ってた友達には「おめでとう☆」って書いて。
(彼女とは掲示板以外でも連絡とってたから、改めてってことで軽く。)
そして。そうるには何も書かずに。カキコを終えた。

言いたいことはいっぱいあるけど。もちろんここで言うことじゃない。
「おめでとう」も。「ちくちょう」も。全部ウソっぽくなるから。
言うならちゃんと会って話す。2人だけのときに話す。
そう思ったから。あえて何も触れんかった。

あたしが確認したかったのは。そうるがどう出るかってこと。
平気。大丈夫。気にしてへんから。あんなカキコ。
そうやって示すことで。そうるがどう出てくるかってこと。
試すみたいで卑怯な気もしたけど。やってみた。


そして。あたしのカキコから約3時間後。もう1度覗きに行ったら。
そこには。そうるのカキコがちゃんと増えてた。

内容は。どうでもいいようなぼやきやったけど。
就職のこととかで。最近いろいろ考えるって書いてるだけやったけど。
あたしが思ってたとおり。ちゃんとそうるはカキコしてた。
まるで。あたしの出方をそうるがずっと待ってたみたいやった。

そのカキコを見て。あたしは言いようのない気持ちになった。


ねぇそうる。あんたもちょっと怖かったりしたんやろうか。
あたしを傷つけたっていう意識が。ちょっとぐらいあったんやろうか。
だからあたしが何も書かんうちは。あんたも何も書けんかったんやろうか。

あぁ。なんであたしたちは。こんなやり方しか出来んのやろうか。
お互いの真意を探るように。試しあうようなことしか出来んのやろうか。
そうる。あんたはあたしを好きやんね。あたしもあんたが好きやよ。
それならどうして。もっと正面からぶつかり合えんのやろうね。


そうる。やっぱり決めた。決めたよ。あたし。
追いかけっこは辞めにしよう。もう終わりにしよう。
あたし。ちゃんとあんたに話す。がんばって伝える。
だからあんたも話して。今の気持ちをちゃんとあたしに伝えて。
聞きたくないことでも。あたし。ちゃんと受け止められるようにするから。

その先どうするかは。あんたが決めることやから。
もうあたしは。信じるしかない。
今まで一緒に過ごしてきた時間。注ぎあった愛情。
その重みを。ただ信じて待つしかない。

失うかもしれんなんて。もう恐れへん。恐れてても始まらんから。
失いたくないなら。しがみついてでも守るしかない。
結局。自分の幸せは自分で守るしかない。


金曜の夜に。久しぶりにそうると会うことにした。
「おいっす。実家からおいしいお肉送ってきてん。一緒に食べへん?」
勇気を出して送ったそのメールに。すぐ返事がきた。
「肉かぁ。いいねぇ。じゃあすき焼きにしてなー。」
そう言うそうるは。やっぱりかわいくて。愛しかった。

あたしの目的が。一緒にお肉を食べるってことじゃないこと。
そうるは分かってるんやろうか。分かってないんやろうか。
でももうどっちでもいい。あたしは精一杯やるって決めたから。

おいしいお肉の味が。涙味になってしまわんように。
泣き出さんように。ちゃんと伝えよう。
好きってこと。必要ってこと。そして嫉妬のことも。
言葉にすると重くなりそうで。そうるの重荷になりそうで怖いけど。
でも。はぐらかすのはもうやめよう。嘘つくのももうやめよう。
ありのままのあたしを。好きになってもらいたいから。

これは。もっと幸せになるための決断。
別れるためじゃない。終わるためじゃない。
これからもずっと続いていくための決断。
それが分かってるなら。きっと間違わない。

がんばれあたし。大丈夫。きっと大丈夫。





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2003年02月19日(水)動き出せない。

なんか今日は。ちょっと現実逃避ぎみ。
昨日の日記では。話そうと思ってるって書いたけど。
あたしはまた。グラグラと揺らいでしまった。

素直な自分の気持ちを言葉にしたいって思った。
抱えてる不安とか。それを含めて溢れてくる愛情とか。
そんなの言わんくても伝わってほしいけど。
目と目だけで分かり合えるとか最高やと思うけど。
いくらそうるがあたしをよく見抜くって言っても。
そうるは神様なわけじゃない。ただの人間。
そりゃ見抜けん部分もある。

あぁ見えて。鈍感なとこ多いからね。そうるは(苦笑)。
まぁあたしが過敏すぎるせいもあるかもしれんけど。
とりあえず。気持ちは言葉にせんことには伝わらん。

分かってる。そうるはちゃんとあたしの話を聞いてくれる。
今までだって。どんなにうっとおしいことを相談しても。
そうるはあたしに背を向けたりはせんかったから。
いつだってちゃんと。受け止めて聞いてくれたから。

結果的にそうるを傷つけることになっても。
あたし自身がボロボロに傷つくことになっても。
やっぱり自分の気持ちに正直でいたい。そう思った。
だから。がんばって伝えようと思ってた。・・・昨日の時点では。


でも。やっぱり怖い。どうしても怖い。
いくじなし。臆病者。分かってる。分かってるけど。
もしも失うことになったら・・・そう思うと怖くて震えてくる。

そんなふうに。あたしを揺るがす原因になったのは。
そうると一緒に写ってる1枚の写真やった。


今日。買い物に出かけたついでに。カメラを現像に出してきた。
この秋・冬のイベントがいっぱい入ったカメラ3つ。
サークルの試合、飲み会、イベント、それからスノボ。
思い出がつまりまくりのその写真。見るのが楽しみやった。

家に持って帰って。アルバムに整理しながら入れていく。
どの写真も。あたしの大好きなみんなの笑顔だらけやった。
特に。サークルの飲み会のはすごい写真がいっぱいで(笑)。
ほろ酔いのみんなが。赤い顔をしていっぱい写ってた。

あー。あったなぁ。こんなこと。懐かしいなぁ。
あー。この子なんでこんなぶっさいくな顔してんのやろ(笑)。
あー。ほんまにほんまに楽しかったなぁ。

そんなことを思いながら。写真の束をめくり続けてた。
そして。1枚の写真を目にして。ふと手が止まった。

そこには。あたしとそうるのツーショットがあった。


ツーショットって言っても。2人ともカメラ目線じゃなかったんやけどね。
飲み会とかって。カメラがいろんな人の手を回りまくるもんで。
たぶん誰かが勝手に撮ったんやろうと思う。

ちなみに。なんとなく予想はついてるんよね。その相手。
前からあたしとそうるの仲をずーっと怪しんでた後輩。
疑っちゃ悪いけど。まずこのコやと思われる。同じテーブルで飲んでたし。
このコにだけは気をつけなって思ってたんやけどね。
あー。こんなとこでシャッター切られてたとは。・・・不覚(涙)。

でもその写真。撮られたのは確かに不覚なんやけど。
あたしが言うのもなんやけど。かなりベストショットやった。

熱燗を持ったあたしが。そうるのおちょこに日本酒を注いでるとこで。
あたしが膝立ちになって。ちょっと体を傾けてる感じで。
そうるはその横で。中年おやじのようにあぐらかいてて(笑)。
あたしは。零さんようにおちょこを見てるんやけど。
そうるは。あたしの方を見上げて笑ってた。
いつものにやっとした顔で。あたしを見て笑ってた。


あぁ。そうるは。あたしの知らんところであたしを見て。
こんなふうに楽しそうに笑ってるんや。
確かこれは。おちょこ満タンに日本酒を注いでて。
「あー。零すなよー。」「零さんしー。余裕余裕☆」
そんな感じの会話を交わしてたときやったと思う。
あたしは。こんなふうに見守られてるんや。

あぁ。そしてあたしは。なんていい顔をしてるんやろう。
大好きな人のそばにいるときのあたしって。こんな顔してるんや。
こんなにも嬉しそうに。幸せそうに。笑ってるんや。

こんな自分の笑顔を。あたしは失うことになったらどうしよう。

そう思ったら。もうほんまに心底怖くなった。
あかん。やっぱり言えへん。だって失いたくない。
自信があるとかないとか。もうそういう問題じゃない。
失いたくないもんは失いたくない。どうしても失いたくない。
だから万に一つでもその可能性がある方向には。自分からは進めへん。

それじゃあかんってことは。あたしが1番よく分かってる。
動き出せん自分に腹が立つ。情けなくもなる。
でも。今のあたしには無理。少なくとも。今日のあたしには出来ん。


ねぇそうる。伝えることは苦しいことやね。
あたしにとっても。そしてあんたにとっても苦しいことやね。
あたしが抱えてきた思いを知って。あんたは苦しむんやろう。
あんたは優しいから。ほんまは優しい人やから。
そうやってあんたを苦しめることが。あたしにとっての苦しみになる。
結局はすべてが廻りめぐって。お互いを苦しめる。

あぁ。どうすればええんやろう。どうしてこうなるんやろう。
逃げてばっかりじゃどうしようもないことは分かってる。
分かってるなら。どうして動けんのやろう。

あぁ。ドロドロ。抜け出せん深い穴に落ちていく気分。





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・・・ごめんなさい。最近かなり書いてることぐちゃぐちゃです。
もうちょっとだけ気持ちの整理をつけるためにぐちゃぐちゃ書きます。
がんばって前みたいな楽しい日記が書けるように。
自分の中で闘ってるとこなんで。もうしばらくお付き合いください。

それと。最近またカウンターがすごい勢いで回ってます。びっくり。
「初めまして☆」の方など。ぜひBBSに足跡残してくださいね。


2003年02月18日(火)独占したいの。

言葉って。つづり始めると止まらんくなる。
あたしは。そうるとの幸せなことばっかり書いてきた。
時々はケンカしたこととか。そーゆうことも書いてきたけど。
基本的には。そうるの優しさとか。過ごした幸せな時間とか。
そーゆうことをメインにここに書いてきた。

だって。どうせなら楽しいことを考えて日々を過ごしたい。
せっかく大好きなそうると一緒にいられるんやから。
それって。それだけですごい幸せなことなんやから。
余計なことは考えんと。その幸せだけに浸ってればいい。

楽しいことを書き続けると。楽しい気持ちになれる。
そうしたらいっぱい笑える。そうしたらそうるはもっと好きになってくれる。
悲しいことを書き続けると。悲しい気持ちになる。
そうしたら難しい顔しかできん。そんなあたしなら嫌われたって文句は言えん。

あたしがどっちを選ぶかは。迷うでもないこと。

そうるだって。難しい顔をしてるあたしのことはきっと好きじゃない。
そんなあたしと一緒にいたら。きっとそうるだって疲れるやろう。
あたしだって。自分から進んで疲れる方向に行きたいわけじゃない。
だから。なるべく考えんようにしてた。


実際あたしは調子いいもんで。忘れてることもいっぱいあった。
あたしの前にいるそうるは。あたしの大好きなそうるやったし。
さりげない優しさとか。ちょっと冷たい意地悪とか。
そーゆうのひとつひとつに夢中にさせられて。

やばいやばい。こいつちょっとかっちょよすぎる。
何ひとつ狙うことなく。こんなことやってくれるなんて。
そしてこんなヤツにやられてるあたしはもっとやばい。
じんわりしたり。ほんわかしたり。影響されてるあたりでやばすぎる。

そう思ってるわりには。にんまり緩んだ顔は元に戻らんかったりして。
好きって気持ちがほんまに止められんってこと。身をもって実感してた。


幸せって感じ。・・・うん。実際あたしは幸せなんやと思う。
まぁあんな男がおることで。苦しい気持ちになることはいっぱいあるけど。
でも。こんなにも好きになれる相手に出会えたってことは。
あたしの人生において。間違いなくスペシャルやと思うし。

だからもっと前向きになればいいだけの話。
どこぞの得体の知れん男より。そうるを惹きつければいいだけの話。
そうるを。そんな男のことなんか考える余裕もないくらいに。
あたしに夢中にさせて。メロメロにしてやればいいだけの話。

そのためには。あたしはもっといい女にならなあかん。
そんな男なんてどうでもいいって感じで。
てゆーか。もう眼中にないって感じになってみたりして。
そうるにも。もっと認めてもらえるような女にならなあかん。

でもそう思ってがんばり続けることが。ちょっとしんどくなることもある。

ねぇそうる。あたしはね。
あんたのことを愛してるから。あんたに愛されたいねん。
あんたのことが好きやから。あんたと一緒にいたいねん。
欲張りかもしれん。でもあんたのことを独占したいねん。
あんたの優しさも。冷たさも。ぬくもりも。
全部あたしだけのものにしてしまいたいねん。

そうる・・・あたしの思考は間違ってるやろうか。
あんたを苦しめるものやろうか。

あぁ。考え出すと止まらんくなる。





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2003年02月17日(月)消えてほしい男。

悲しいことがあっても。1日は普通に回る。
朝が来れば目覚めるし。おなかもすく。
なんやかんやと家のことをやってるうちに時間は過ぎる。
テレビがおもしろければ笑うし。電話で友達と話せば楽しいし。
そして夜が来ればちゃんと眠くもなる。なんや。普通やん。
あぁ。あたしまだ大丈夫なんやんって。そう思う。

でも。いざ寝るとなって。ベッドに横になって。
暗い部屋の中の静けさの中に独りでいると。いろんなことを考え始めて。
どうしようもない痛みがあたしを襲って。涙が溢れてくる。
あー。なんでこうなるんやろ。あー。こんなんじゃあかん。
しっかりしろ。大丈夫。だって今までだって大丈夫やったんやから。
そう思って。ぎゅって目を閉じて。頭の中を無にして。眠りに落ちる。


今日は。そうるとあの男の1周年記念・・・らしい。
1年前の今日は。確かにそうるとあの男が付き合い始めた日やった。
でも。それから1年後の今日が。そんな記念日になるとは。
そうるとあの男が。1年たっても終わらんかったとは。

でも知らんかったわけじゃない。あたしはちゃんと分かってた。
そういうのは。言葉にされんくても伝わってくるもんやから。
そうるがあたしを見抜けるように。あたしもそうるを少しは見抜けるから。

そうるの後ろには。あの男の影があった。
いつもってわけじゃないけど。あたしは確かに感じてた。
あたしは見たことも会ったこともない。あの男。
でも世界で1番憎い男。消してやりたい男。


あたしはその男のことをあんまり知らん。
知ってるのは。名前と年と。ちょっとしたイメージだけ。


その男は。すごく女っぽい人。
そうると一緒に出かけるとき。車で運転するそうるに対して。
何も言わずにお弁当を作ってくるような人。

その男は。顔はあんまりかっこよくない人。
「会わせてやー。」って友達みんなが言っても。
「絶対あかん。ぶさいくやから。」ってそうるに言われてるような人。

その男は。バイクに乗る人。
乗ってるバイクは250ccで。そうるのバイクよりちっちゃくて。
「がっかりしたわー。」ってそうるに言われてるような人。

その男は。タバコを吸う人。
「体に悪いから辞めた方がいいで。」って周りから言われても。
「早死にしてもいいからタバコ吸ってたい。」とか言うらしい人。


そんなどうでもいい知識が。あたしにはちょっとあるくらい。
そしてそれは。皮肉なことに。1年前にそうるから教えられたもの。
その男とそうるが。付き合い始める前に。
あたしがいろいろ相談を受けてたときに。聞かされたもの。

あたしが。どんな思いでそれを聞いてたか。
どんな思いで笑ってたか。どんな思いで答えてたか。
そうる。あんたには分からんかったやろうね。

「聞きたくない」なんていうような。分かりやすい気持ちじゃない。
聞いてあげたい。聞いてあげなきゃいけない。
だってあたしは。そうるの1番の理解者でいたかったから。
どんなことをしてもそうるを失いたくなかったから。
あたしがあたしでいるために。失うわけにはいかんかったから。

大事にされてきたこと。キスされたこと。抱き締められたこと。
その意味を見失いそうになりながらも。あたしは逆らうことが出来んかった。
なんでそんな男の相手なんかするん?なんでそんな男に魅かれるん?
あんたにとってあたしの存在って何やったん?
そんなことをドロドロと思ったけど。口には出せんかった。

口に出すことで。あんたを失うのが怖かった。
言いたいことも言えん。臆病者やと思う。
それでも。どうしても。あたしには言い出せんかった。
言ったらあんたがどんな顔をするか。あたしは分かってたから。

あんたに悲しい顔をさせたくなかったから。


今日が終わった。17日が終わった。
あんたとあの男の2年目が始まった。
あたしは。どうしたらいいかまだ迷ってる。
失わないためには。そばにいるためには。
どうしたらええんやろう。





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2003年02月16日(日)君の裏切り。

深く。深く。静かに。静かに。ただ悲しい。
どうしようもない諦めみたいなものが。あたしを支配してる。

そうるの考えてることが。見えんくなってきた。
いや。きっともともと。あたしにはあんまり見えてなかったんかもしれん。
好きやのに。めちゃめちゃ好きやのに。どうしていつも不安やったか。
言葉にならん気持ち。言葉にしたらあかん気持ち。
そーゆうあたしの気持ちを。そうるは分かってるようで。
実は全然分かってないってこと。あたしは気づいてしまった。


今日は。久しぶりのデートで。すごい楽しみにしてた。
そして実際。めちゃめちゃ楽しかった。


朝起きて。窓の外を見たらやっぱり雨で。
それは残念やったけど。それでも会える嬉しさは変わらんくて。
いつもなら雨でも車で迎えに来てくれるそうるやけど。
免停中ってこともあって。駅まであたしがバスで出ていった。
買ったばかりのエメラルドグリーンのきれいな傘とか。
切ったばかりのふわふわの髪とか。
あたしの気持ちを幸せにする要素がいっぱいあった。

駅前でバイクに乗ってる人を見つけて。
自然とそうるのことを考えてぼんやり見てたら。
後ろからポンって頭をこづかれて。振り向いたらそこにそうるがおった。
「かっちょええなー。あのバイク。」とか言ってきたから。
「いやいや。あなたの方がステキよん☆」とかわざと言ってやって。
「・・・あら。それはどうも。」とか照れさせて。ちょっと喜んだりもした。

カラオケに行って。そこでいっぱい歌いまくる。
実習が終わってストレス発散したいあたしは。連続で3曲とか入れて。
「あー!もー!あんたは!」って感じで。そうるに叩かれたりして。
でもそうやって叩かれることも。どうしようもなく幸せやった。
あたしが大好きなTMRを歌ってたら。そうるはマイクを奪って歌いだして。
「ちょー!あほー!」とか言って。あたしもそうるを叩いたりして。
じゃれあってる時間は。それだけで楽しかった。

ちょっとおなかがすいてきたから。
カラオケを出てから木曜に作ってたチョコブラウニーを渡したら。
「あー。ありがとー。」って感じで。ちゃんと食べてくれた。
そしてやっぱり。「・・・あまー。」って言った。
全部が予想通りの反応で。あたしにはおかしすぎた。
「だってかーなり甘くしたもん☆(笑)」って言ってやったら。
「・・・最悪や。嫌がらせや(涙)。」なんてへこんでて。かわいかった。

久しぶりに行ったゲーセンで。プリクラ撮った後で。
そうるは得意なUFOキャッチャーにトライして。
あたしにプーさんのぬいぐるみを2つも取ってくれた。
「うちはなんも用意してへんかったから。」って。
どうやらあまあまチョコブラウニーのお礼みたいやった(苦笑)。
「あっちの方が顔かわいいって!」とか言うあたしに。
「えー。どれも一緒やろー。」とか呆れながら。ちゃんと取ってくれて。
「さすが!さすが!」っておだてまくるあたしに。
「じゃーもういっこ取っちゃおっかなー☆」とか調子に乗ったりして。
もう1回トライして。しっかりまた別のプーさんを取ってくれた。
両手にプーさん持って。あたしはかなり幸せやった。

そんなふうに。そうるといる時間。あたしは確かに満たされてた。
そうるは優しかったけど。いじわるなとこもあって。
でもそれはいつもと同じで。あたしの大好きなそうるやった。


でもあたしには。心の中に不安な気持ちがあった。
笑顔の裏で。ちょっと泣きそうになる自分がおった。
いや楽しいんやけど。本気で楽しいと思ってるんやけど。
そういう不安はちょっとした隙間からあたしを襲ってた。
そうるがトイレに行ってるときとか。ちょっとよそ見してるときとか。
なんでもないような瞬間に。どうしようもなく怖くなったりしてた。

その不安は。家に帰ってから的中することになるんやけど。


明日の午前中に。そうるは就職の説明会があるってことで。
残念ながらお泊りはなしやってんけど。
それでも。別れ際のキスは優しくて幸せやった。
人前ではさすがに・・・って思ってたけど。駅の歩道橋の下で。
あんまり人がおらんところがたまたまあって。そこでキス。
1秒にも満たない時間でも。あたしには永遠の幸せって感じで。
「じゃあね。」って言って。そうるが改札の向こうに走って行っても。
ずっとずっと唇の感覚を噛み締めてた。

帰り道。不安な気持ちを精一杯消そうとしてた。
大丈夫。あたしはこんなにも大事にしてもらってる。
そうるがあたしのことを思ってくれてるのは。ちゃんと伝わる。
不安になんかならんでもええし。幸せに浸ってればええし。
そう思って。ようやくそう思って。家に着いた。

ごはんを食べて。しばらくして。パソコンを開いた。
サークルの友達の掲示板がトップに出てくる。
だーっとさかのぼって読み始めたら。
友達が「彼氏出来たー☆」ってカキコをしてた。
あらあら。まじでー。よかったなーとか思いながら読んでたら。
そのすぐ上にそうるのカキコがあった。

またイヤな予感がした。確信に近い予感やった。
そして。その予感は的中した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
タイトル:まじでー?
おめでとー!いやー全然知らんかった!
今度見せてなー。見たい見たい!
そういううちも実は明日で1年とか。ひぇー。びっくり。
なんにせよ、ほんまおめでとー!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・。
やっぱり言うんや。


「明日で1年」・・・あたしが忘れたとでも思ってるんやろうか。
あんなに苦しんだのに。泣いて泣いて。もう死ぬかと思ったのに。
結局言うんや。あの男のことを。あんたは言ってまうんや。

ショックすぎて。もう涙も出てこんかった。
その発言は。あたしにとっては裏切りやったけど。
そうるにとっては。きっとなんでもないことなんやろう。
てゆーか。何も意識せずに出てくる言葉なんやろう。

なんでそんなこと言うん?なんでそんなことが言えるん?
そんなん言うくせに。なんであたしに優しくできるん?

そうる。あたしにはあんたの気持ちが見えん。
好きやのに。大好きやのに。どうしても見えん。





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ごめんなさい。ちょっとぐちゃぐちゃなんで。
意味分からん文章になってる気がします。
幸せな前置きが長すぎて。本題それだけかよって感じやし。
明日からちょっとずつ説明します。ごめんなさい。


2003年02月15日(土)正反対も悪くない。

今日は。午前中に美容院に行ってきた。
実はあたし。髪の毛をいじるのは約4ヶ月半ぶり(笑)。
(そーいやその日のこと日記に書いてた。こちらの日記です。)

そう。その日以来ずーっとほったらかしてた。
病院実習とか始まったら髪とか気にならんくなるんよね。(←言い訳。)

いや。これでは女がすたると思うんやけど。
長い髪はまとめなあかんって決まりがあるし。
ちょっと明るめに染めただけでぶーぶー言われるし。

髪の毛ぐらいどうやってもええやんかー。きぃー。
他の看護師さんとか。長い髪でも下ろしてたりするくせに。
そっちの方がよっぽど不潔なんちゃうんかい(怒)。
あー。もう分かったわ。おとなしくしとくわ。ふん。

そんなふうに開き直ってもたせいで。
かわいそうなあたしの髪はずーっと放置されてた。
でも今回の実習が終わって。とりあえず次の実習まで2ヶ月ほど空くってことで。
実習が終わった開放感もあるし。ぱぁーっと髪型変えようって思った。


これまたあたしと反対で。そうるはよく髪を切る。
まぁショートやから。すぐにうっとおしくなるってのもあるけど。
たぶん1ヶ月に1回は美容院に行ってると思う。

基本的にはずーっと短い髪型のそうる。
高校時代の写真とかを見せてもらったことがあるけど。
パッツン前髪のショートで。めちゃめちゃかわいかったなぁ(笑)。
今はもちろん。パッツンなんて若いことはやってへんけど。

とにかく。そうるの髪は肩より下に伸びたことはなくて。
「長いの嫌いなん?」って。最初の頃に聞いてみたことがある。
そしたらそうるは。意外なことを言った。
「だって。長いと顔でかく見えるやん。」(←あれまぁ。)

「そうなん?それが理由?」あたしは思わず言い返した。
そうるがそんなこと気にしてるとは思わんかったから。
「・・・まぁもともと短いのが好きなんやけどな。」って付け足してたけど。
「ふーん。そっかー。」って言って。あたしは不思議な気分やった。

あたしの髪は。けっこう長さが変わる。
それは。そうるみたいにしょっちゅう美容院に行ってへんから。
たまに行くと思い切ってバッサリ切ったりするから。
でも基本的にはロングのことが多くて。イメージもそうやと思う。
けどあたしは。そうるが言ったようには感じんかった。
髪をまとめるとき。それでバランスがよくなるなぁと思うことはあっても。
下ろしたからと言って。そこまで気にはせんかったし。

でもそういや。あたしは自分ではまったく意識してへんかったのに。
「顔ちっちゃいよなー。」って人から言われたことが何回かある。
あたしとしては。この頬がぷっくりした丸顔が最大の悩みやのに(涙)。
「はぁ?これのどこが小顔?」って本気でびっくりした。
でも学部の友達とかで。講義室の後ろの方に座ってるコが。
「後ろから見てたら頭のちっちゃさが目立ってるんよー。」とか言ったりして。
(ほぇー。まじですかー?)って感じやった。


そうるはどう思ってるんか分からんけど。あたしに1度言ってくれたのは。
「自分フワフワロング似合うよなぁ。」ってこと。
出会ったばかりの頃。髪が腰近くまであったあたし。
そうるには。その長さは未知やったらしくて(笑)。
やたら珍しそうに触ってくれたのを覚えてる。

でも同じ頃。あたしも思ってた。そして同じように言ってた。
「そっちこそショート似合うやん。」って。
そうるの短い髪は。その活動的な姿そのものって感じで。
練習とかで走るたびに。風になびくそのサラサラの髪に。
あたしがどれだけ見とれてたことか。そうるはきっと知らんはず。
そのサラサラの髪を指で梳くのが。あたしにとってどれだけ気持ちよかったか。
うん。きっとそうるは分かってないはず。


ねぇそうる。あたしたちはやっぱり反対でおもしろい。
あたしは。あんたみたいな短い髪は自分には似合わんと思ってたし。
あんたも。あたしみたいな長い髪は自分には似合わんと思ってたんよね。

あたしは。あんたほどサラサラのショートが似合ってる人はおらんと思ってたし。
あんたは。あたしほどフワフワのロングが似合ってる人はおらんと思ってたんやろ。

お互い。自分になくて相手にあるものを。ちょっとうらやましく思って。
でも。相手にとってそれが最高に似合ってることを思って。ちょっと幸せになって。
・・・あ。幸せになるってのはあたしだけかもしれんけどさ(苦笑)。

でもそんなふうに幸せになれるんなら。正反対も悪くない。
髪型に限らず。考え方とか価値観とか。なかなか一致せーへんあたしたちでも。
自分にないものをいっぱい知って。それをうまく与えて与えられて。
そんなふうにやっていけば。意外とおもしろかったりもするんよね。

うん。正反対って意外と悪くない。てゆーか。おもしろいよね。そうる。





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2003年02月14日(金)恋する細胞。

(昨日の日記と一緒にアップしてるので。よかったらそちらもどうぞ。)

さてさて。今日は世間ではバレンタイン。
あたしは。めでたく本日で実習も終わりを迎えるってことで。
起きるのが苦手なわりには。朝からけっこうご機嫌やった。

とは言え。本日そうるはまたバイトなわけで。
そこだけはちょっと寂しいんやけどね。
でも。そうるが大事な日にバイトなんはもう慣れてきた(苦笑)。
だって誕生日でさえ働いてたんやもん。あいつ。
そりゃ最初は。なんでやねんとか思ってキレてたけど。
そうるにとっては。別に悪気ないことなんやからしょーがない。
キレてみたところで。あたしも疲れるし。そうるも疲れるし。
だったら。まぁしょーがないかーって思うくらいでいい。

何度も言うけど。あたしは浮き沈み激しい性格やから(苦笑)。
こんなふうに許せるのは。まぁ今だけかもしれんってことで。


今日も。最終日とは言えど朝から夕方までずーっと実習で。
まともに寝てない体には。もう限界級にしんどかったけど。
疲れることでも終わりが見えてたらがんばれたりするんよね。

17時提出締め切りの課題を。実習終了した16時から仕上げにかかって。
16時55分とかに終わらせて。友達と一緒にダッシュ。
提出先は5階の教官室やったりして。エレベーターがこーへんもんやから。
時計を睨みながら一段飛ばしとかで階段を駆け上がって。
テンション高くてゲラゲラ笑いながら走ったりして。なんかおかしかった。


どうにかギリギリで課題を提出して。帰宅。
帰り道にあるスーパーに寄って。板チョコと生クリームを購入。
家に帰って。チョコを溶かしながらお菓子を作る。

どうしよっかなーと迷ってたんやけど。作るのはチョコブラウニーにした。
まんまチョコレートやったら。ちょっと芸がないかなぁと思ったんで。
てゆーか。実習が終わって時間が出来たから。
ちょっと凝ったことをしてみたくなったってのが正直なところ(苦笑)。

キッチン中が。甘い甘いチョコの匂いでいっぱいになる。
むせかえりそうなその甘さの中で。そうるのことを思う。
実習が終わって。ちょっとのんびり思い出してみる。


実習中。あたしは朝から晩までやることだらけで。
特に今週は。まともに寝てもなかったし。
かわいくないけど。もう心がすっかりささくれてた。

実習が終わって家に帰ると7時前とかで。
そこからごはん作って。ゆっくりできるのは2時間ぐらい。
その後は。ひたすら課題に追われて。気づけば3時とか4時とかで。
(まぁこれは集中力が続かんせいってのもあるんやけど。)
6時に起きてお弁当作ってるあたしとしては。
そこからベッドで寝て2時間とかで起きられる自信がなくて。
しょーがないから。こたつで仮眠程度に寝てた。

それの繰り返し。ストレスはもう限界になってた。
そんなあたしがつい寄りかかってしまうのは。最愛の人で。
今思えば。甘えすぎてたような気もするんやけど。
甘えてるそのときは。そんな意識なんてなくて。
ほんま。そうるには救われたなぁって思う。

イライラして。ぶーぶー文句言ってるあたしを。
そうるは。ちゃんと受け止めてくれてた・・・と思う。
時には。聞いててうんざりしたこともあるっぽくて。
「しんどいのはあんただけちゃうやろ。」とか。キツイこと言われたりもしたけど。
どんなときでも。背を向けることなんかなくて。ちゃんとあたしと向き合ってくれた。

そうるだって。就活で忙しい時期で。
やっぱり院に行くべきか・・・とかまた悩み始めたみたいやった。
でもそうるは。そういう話をしてくれることはあっても。
最低限に留めてて。もやもやした気持ちとかをあたしに愚痴ることはなくて。
それはやっぱり。あたしとそうるの違いなんやと思った。
簡単に言うところの。あたしがまだまだ子どもで。そうるが大人なとこ。

もしかしたら。そうるだってちょっとは愚痴りたかったかもしれん。
でもあたしがあんな状態で。人の悩みまで受け止める余裕なんてなかったから。
そーゆうのをそうるはやっぱり見抜いてて。何も言わんかったんかもしれん。
「しんどいのはあんただけちゃうやろ。」その言葉は。
ちょっとぐらい気づけよって。うちもしんどいんやでって。
そんなふうにそうるが言いたかったことの表れって気もする。

あぁ。こうやって落ち着いて考えると。
やっぱりそうるはあたしよりも視野が広くて。
いつだって。あたしをすっぽり包んで見守ってくれて。
そういうのがあるから。あたしは疲れてもやっていけるんやと思う。
支えられてるんやなぁって。つくづく思う。


ねぇそうる。あんたに全然会えんくて。しんどいなぁって思っても。
あたしはひとりじゃないんやなぁって。そう思うことがいっぱいあった。
あんたのことを思えば。あたしは幸せになれるし。
あんたが実際どうなんか分からんけど。
もしかしたらあたしのことを思ってくれてるかなぁとか考えたら。
もうそれだけで。あたしは明日もがんばって生きる力が沸いてくるから。

えぇ。単純よ。単純でけっこうよ。
もうあたしの体は。細胞のひとつひとつは。
そんなふうに出来上がってもたんやもん。
あんたの存在によって。そうなってもたんやもん。

恋する細胞。そんなあたしの細胞のひとつひとつは。
そうる。あんたのことをいっぱい記憶してるんよ。
髪にしても。指先にしても。体中のすべての細胞が。
いつもあんたが触れてくれるあの感覚を。満たしてくれるあの感覚を。
覚えてるから。だからせつないんやと思う。うん。

あぁ。そうる。こんなあたしの細胞の疼き。
治められるのはあんたしかおらへんのに。
なんで会えないんよ。あーもう。おもしろくないなー。

そんなわけで。チョコブラウニーはめちゃ甘いのにしてやったからね。
覚悟しときや。そうる☆(←意地悪。)





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2003年02月13日(木)君を想像したら。

えーっと。かなりかなりごぶさたです(焦)。

この前の日記。日曜のことを書いたんですけど。
いつものように長くなりすぎてもーたから。
「デートのことについてはまた明日。」とか書いたんですよね。

いやー。お前の明日はいつ来るんじゃーってつっこまれそうです(涙)。

ここ数日間はハンパじゃない忙しさでして。
冗談じゃなくて。もう連日睡眠3時間とかやったんですね。
いくら夜型人間で。そこそこ寝なくても大丈夫とか言ってても。
これじゃさすがに倒れます。(実際ぶっ倒れてる日もあったしね(涙)。)

書きたいことがないわけじゃなくて。むしろいーっぱいあったのよ。
そうるの何でもないメールの言葉とか。そういうのでいっぱいじんわりしたし。
書くことで幸せって甦る部分もあるし。すっごい書きたかったんやけど。

なんでこんなに疲れるねん。なんでこんなに時間がないねん(涙)。
ほんまにそんな感じで。今週はほとんどずーっとここをほっぽらかしてました。
とりあえず。実習の方がひと段落したので(喜)。
また書いていきたいなぁと思ってます。(・・・今のところ(苦笑)。)

そんなわけで。これからもどうぞよろしく、おつきあいくださいませ☆

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さてさて。明日はバレンタイン。
それは。大好きな人にチョコレートをあげる日。
甘い甘いチョコレートの力を借りて。大好きだよって伝える日。
なんか。あたしはそういうイベントってけっこう好きやったりする。
浮かれてる自分に。ちょっと呆れてる自分もおったりするけど(苦笑)。

でもあたしは。ちゃんとチョコをあげたのは過去に2回だけ。
「ちゃんと」ってのは。いわゆる「特別な好き」って意味でね。
これは。いつかあたしの恋愛談としてまとめて書くつもりやから。
まぁここでは軽く触れる程度にしとこうかな。


1回目は。小学校のとき。幼なじみの男の子にあげた。
近所に住んでた男の子で。家族ぐるみの付き合いをしてた。
よく考えたら。6年間ずーっとあげてたんとちゃうかな。
手作りとかじゃなかったけど。ちゃんと自分で選んで買ってた。
彼は私立の中学校に行ってもたから。そこからちょっと音信不通やけど。
今思えば。あれがあたしの初恋なんかなーとか思ってみたり。

あー。あー。やばい。長くなってまう(苦笑)。

えっと。それから2回目は。高校1年のときのクラスメイト。
彼はテニス部のエースで。あの頃本気で好きになった相手。
あれは思春期真っ只中。告白と一緒にチョコを渡したんやっけ。
友達とかと一緒に。前の日にワイワイ言いながら作って。
当日は朝からソワソワしっぱなしで。どうにかなりそうやったなぁ。
結局彼には。「お前は俺には友達やから。」って断られたんやけどね(涙)。

あー。あー。えらいこっちゃ。かなり書きたくなってきた(苦笑)。


まぁあたしにも。そんな初々しい過去があったわけで。
あげる相手は変わったりもしたけど。抱える思いも変わったりしたけど。
でも。なんとも言えん幸せな気持ちとか。そーゆうのはずっと一緒で。
こうやって毎年バレンタインが訪れるたびに。じんわりと思い出すんよね。
うーん。なんかそーゆう思い出があるってこと。幸せやなぁって思う。


そして今年。チョコをあげたい人はもちろん決まってる。
あたしの最愛の人。「特別な好き」を捧げる人。
クールで。かっちょいいあの人は。甘いモノがちょっと苦手。
でも。あたしががんばって作ったチョコをあげたら。
しょーがないなぁって感じでも。きっとちゃんと食べてくれる人。


ねぇそうる。最近はまたあんたにあんまり会えんよね。
会えるのは週に1回とかになってるけど。
それでも。次に会うときにはチョコをあげられるんよね。
ただ会えるだけでも嬉しいけど。そーゆうちっちゃなおまけがあるから。
なんか余計に楽しい気持ちになるんよね。

だって。あんたの反応とか想像してまうんやもん。
そーゆうイベントとか。さして重視せーへんあんたのことやから。
あたしが一生懸命作ったチョコを見たって。「あぁー。」とか言うくらいやろ。
さらに。チョコもそんな特別好きなわけじゃないしさ。
きっと食べた瞬間には。「・・・あまー。」って言うんやろうね。
そんなあんたを想像したら。あたしはどうしようもなくにやけてくるんよね。

「きゃーありがとー☆☆」なんて言ってもらえるとは思ってへんよ。
そんなふうに笑顔全開で喜ぶあんたはまずありえへん。
想像しても。ちょっと違うなぁって思うし(苦笑)。

それでも。「あぁー。」って言うあんたがあたしは好きなんやからしょーがない。
「・・・あまー。」って言われて幸せを感じてまうんやからどうしようもない。

さて。どうしよっかなぁ。悩むところやなぁ。
せっかくやし。究極にあまーいチョコにしてやろっかな。
いひひ。覚悟しといてね。そうる(笑)。





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2003年02月09日(日)それでも好きやから。

えーっと。最初に言い訳させてください。

昨日の日記。書いた後でけっこう後悔しました。
なんてゆーか。話題が話題なだけに。
読んでも反応に困った方がいらっしゃる気がして。
楽しんであたしの日記を読んでくださってる方に申し訳ない気がして。
なーんか。書くんじゃなかったかなぁと軽くへこみました。
「んー。どうなんやコレは・・・。」って思われた方。ごめんなさいです。

書いてる気持ちに嘘はないし。
悪いことを書いてるとも思わんし。
だから消そうとかは思わんのやけど。
思ってることをすべて言っていいわけじゃないんかなぁと。
そんなことをちょっと思ったりして。・・・はい。言い訳ですね。

思うところはいろいろあるし。解決なんか簡単にはできん問題やけど。
今は。やっぱり考え方で変わるよなぁって思えるから。大丈夫です。
へこみやすいけど。がんばったら浮上できる性格なんで(苦笑)。

それから。あたしのことを心配してメールをくださったみなさん。
ほんまにありがとうございます。めちゃめちゃ救われました。
ちゃんと返事したいんですけど。ごめんなさい。
真剣に返事しようと思ったら。あたしのような長文書きやと。
鬼のように時間がかかりそうなので。今は忙しくてちょっと無理です。
でも気持ちは届きました。ほんまにほんまに嬉しかったです。

よかったら。掲示板の方にもカキコなどくださいませ。



えーっと。では日記です。
口調いきなり変わるけど。気にしないでください(苦笑)。

------------------------------------------------------------

今日。そうるに会った。久しぶりやった。
結果から先に言うと。会えてめちゃめちゃ幸せやった。
やっぱりあたしは。この人が大好きなんやと思った。

難しいこととか。先のこととか。ぐちゃぐちゃ考えすぎんくても。
今あたしの心に揺るがない気持ちがひとつあれば。
それだけで十分なんやって。素直にそう思えた。

・・・てゆーか。やっぱり単純すぎやね。あたし(苦笑)。


土曜の夜。あたしはけっこう複雑な気持ちやった。
明日そうるに会えると思ったら。単純に嬉しかったけど。
まぁ日記に書いたとおり。ドロドロといろんなことを思ってたから。
そんな自分を知られたくなくて。自分からは連絡とれんかったから。
会いたいような。会いたくないような。中途半端な自分やった。
いろいろ考えてたらなかなか寝つけんくて。何度も寝返りを打った。


朝。9時過ぎ。あたしは携帯の着信音で起こされた。
寝たのが遅かったあたしは。まだベッドの中で寝てたんやけど。
SMAPの「世界にひとつだけの花」が大音量で流れて。
あたしは。ベッドサイドに置いてた携帯を手にとって。
かなり寝ぼけた頭で。パカっと開けてボタンを押した。

「・・・もしもし。」
「もしもしー。うち。・・・なに?まだ寝てたん?」
「あー。今起きた・・・。おはよ。」
「・・・おそよう(笑)。なに?夜遅かったん?」
「んー。いや。そうでもないけど。」
「そのわりにはえーらい眠そうやん(笑)。」

電話の向こうでそうるが笑ってるのが聞こえて。だんだん目が覚めてくる。
なんでかそうるは。ずっとケラケラ笑ってた。
何がそんなにおかしいんやろ。寝ぼけてるあたしがおかしいんかいな。
確かに寝起きで声擦れておかしいけど。そんなに笑わんでもええやん。
そう思いながら。ちょっとむかつきつつ応対してたけど。
あんまりそうるが笑うから。あたしまでおかしくなってきた。

「えっとね。今日は迎えに行けません。」
「当たり前。迎えに来たらぶっ飛ばす。(←ちょっと本気。)」
「ははは。確かにこれ以上捕まったらシャレにならん。」
「やろ。じゃあ駅まで行けばいい?」
「うん。食べたい物考えといて。」
「ほーい。じゃあ後でね。」


電話を切った後で。我に返って。なんか変な気持ちになる。
ベッドの中で。枕を抱き締めて。話したことを思い出す。


なんやろ。めちゃめちゃ普通やったし。楽しかったし。
あんなにドロドロしてたくせに。何やったんやろう。
そうるの声を聞いたら。なんかどうでもよくなってもた。
てゆーか。悩んでたことが。スーって消えていった。

なんやなんや。ちょっと待て。あたし。
そんな簡単に終わらせていい問題じゃないやろ。
いろいろ考えたりしたやん。悩んでみたりしたやん。
そうるにだって。今日どんな顔して会おうって思ってたやん。

なのに。なにこれ。声聞いただけで忘れるってのかい。
おいおい。そんないい加減でええんかい。
ちょっと単純にもほどがあるって。どうなんこれ。


なんかあほみたいやけど。あたしはほんまにそんな感じで。
自分に対して。いっぱいつっこんでる状態やった。

あんなにもいろいろ考えて。不安になったりへこんだりしてたのに。
そうるときたら。当たり前やけどそんなの全然分かってなくて。
寝ぼけてるあたしをバカにして。調子よくケラケラ笑ってたりして。
なんてゆーか。ほんまに。そうるは。あまりにもそうるらしくて。
悔しいほどに。あたしが好きなそうるのままで。

そんなそうるのおかげなんやろうか。
あたしは。いつの間にか思ってた。
なんか。悩んでるのあほらしいなって。
そんなことにエネルギー使いたくないなって。

同じように消費するエネルギーなら。
大好きなそうるに向かって。めいっぱい笑って消費したい。
大好きなそうるのことを考えて。同じようにケラケラ笑っていたい。

ずっと一緒にいたいって思うのは。恋人同士ならみんな一緒。
いつ別れが訪れるか分からんのも。恋人同士ならみんな一緒。
相手のことが大好きで。大好きやから未来が怖くなったりして。
そんなのだってきっと。あたしだけの感情じゃない。

あたしとそうるだけが特別なわけじゃない。
人間と人間なら。好き同士なら。きっとみんな一緒。

そう思ったら。なんかすごくラクになれた。


ねぇそうる。あんたの知らんところで。
あたしはちょっとしたことがきっかけになって。
あんたとの未来のこととか。けっこういろいろ悩んだりしてたんやけどさ。
でも。そうやって難しいこと考えたりして。ぶっさいくになってるあたしより。
あんたと同じように。ケラケラって笑ってられるあたしの方が。
あんたはきっと好きなんちゃうかなって思ったんよね。

うぬぼれてるかもしれんけど。実際そうやろ。そうる。
それに。あたしだってそうなんやもん。
難しい顔してるあんたより。笑ってるあんたの方が好きやし。
それに。あんたのそばで一緒に笑ってるのが。
きっとあたしには。何より1番幸せなことやと思うし。

だから。あたしのために。あんたのために。
やっぱり笑っていたいなって。そう素直に思ったんよね。

どうしようもなくへこむこともあるし。不安になることもあるけど。
そーゆうのも全部ひっくるめて。あたしはやっぱりあんたが好きやから。
うん。大丈夫。浮いたり沈んだりでも。最後はちゃんと笑える。

そうる。あんたのことが大好きやから。





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↑なんか当たり前のことやけどね。すごい思った。うん。
・・・てゆーか。気づけば朝の電話だけでこんなに書いてもた(焦)。
長くなりすぎなので。デートのことはまた明日にでも(苦笑)。


2003年02月08日(土)矛盾する望み。

昨日の日記にちょこっと書いた。そうると連絡とってないってこと。
それは。あたしが勝手にちょっとへこんでるから。
そうるは関係ない。厳密に言うと関係あるけど。
そうるが何を言ったとか。何をしたとかじゃない。
勝手にあたしがいろいろ思って。勝手に疲れてるだけ。


あたしは今実習に行ってるんやけど。
それは。今までみたいな病院じゃなくて。地域の保健センター。
あたしの行ってる学科は。看護師&保健師になるための勉強ができるとこで。
看護師になる人が多いみたいやけど。保健師を目指す人もけっこういる。
もちろんどっちつかずになってるあたしみたいな人も(苦笑)。

疲れる疲れる言いながら。地域の実習はけっこう楽しかったりする。
病院に閉じ込められて。忙しそうな看護師さんに気を使いながらの実習より。
地域でいろんな人に触れながら。優しい保健師さんと一緒の方がずっといい。
もちろんほんまに疲れてるときは。楽しいなんて思える余裕はない。
きっと今日が休日やからやと思う(涙)。


そんな実習で。あたしはちょっと現実を見た。
勉強とか仕事とか。そういう悩みじゃなくて。もっと深くあたしに関わることで。
今まで見ないようにしてきた現実を見て。ひとりで沈んだ。
そして。そうるに連絡できんくなった。

ことの原因は。保健センターであった3歳児検診。

そこに来るお母さんの中には。
1歳ぐらいの下の子どもを連れてくるお母さんがけっこういて。
検診を回るのに忙しかったりするから。その間変わりに子どもを見てる。
それがあたしたち実習生のお仕事になってた。

あたしは。もともと子どもが好きで。
もし病院で働くことになったとしても小児科がええなぁと思ってる。
まぁ忙しすぎるって話も聞くし。どうなるかは分からんけど。
子どもって。自分に愛情を注いでくれる相手にすごい素直で。
しかも1歳前後って。ほんまにめちゃめちゃ笑うのね。
覚えたての笑顔って感じで。にこーって笑うのね。
それはもう。何時間でも見ていたいくらいのかわいさで。

あたしが相手を任された子どもは2人いて。2人とも男の子。
まだおぼつかない足取りで。てこてこって歩いて。ぽてってこけて。
わーんって泣き出して。抱いてあげたらあたしの服をきゅって掴むのね。
それを見てたもう一人は。きょとんとしてて。それもまたかわいくて。
あー。いいなぁ。あたしも子ども欲しいなぁって。自然に思ってた。

そして。なんとも言えない寂しさに襲われた。
そうるのことを思った。そして。泣きそうになった。


当たり前のことやけど。あたしは女で。そうるも女で。
だからあたしたちの間に子どもは絶対に出来ん。
あたしとそうるは正反対で。そんなあたしたち両方の血を引く子どもなら。
いい感じに中和されて最高の子どもになる確信はあるけど。
子どもが出来ること自体。天地がひっくり返ってもありえへんこと。

でもあたしは。いつか絶対に子どもを生みたいと思ってる。
願わくば双子がいい。そう。そしたらつけたい名前も考えてる。
そうるはそこまで子ども好きじゃないから。そんな話はせーへんけど。
でもいつかはきっと。誰かの親になるんやろうと思う。

ずっと一緒にいたいとか。言うのは簡単でも実現するのは難しい。
そんな未来を描くなら。あたしとそうるは永遠じゃないから。
いつか絶対に。別れが来るから。

まだ結婚を意識する年齢じゃない・・・と思う。
年齢というより。あたし自身がまだ全く考えられない。
まだまだ自分のために時間を使いたいし。もっとちゃんとした大人になりたいし。
だから。直視してなかった。分かってたのに考えずに来た。
お互いが同じ性別やってこと。受け入れてるようで受け入れてなかった。

あたしにとって。そうるは「女」とかじゃなくて。
説明しても通じにくいと思うけど。ほんまにもう性別を超越した存在で。
実際オンナオンナしたとこがあんまりないせいもあると思うけど。
なんてゆーか。ひとりの「人間」って感じやから。
でもそんなことを言うのは。所詮は現実逃避なんかもしれん。
目の前にある事実を認めきれずに。言い訳してるだけなんかもしれん。

そういうことを。抱いた子どものあったかさとか。柔らかさとかを通して。
痛いほどに感じて。どうしようもなく怖くなった。

あたしは。いつかの未来に矛盾するふたつのものを欲しがってるんや。
子どものいる幸せな家庭と。そうると過ごす幸せな生活。
それが。同時には与えられんものやってことを。
分かってるようで。実は全然分かってないんかもしれん。


そうる。ごめん。こんなことを言うのは反則かもしれん。
こんなことを考えて。暗い感じで過ごしたいわけじゃないねん。
解決できんことやし。どうしようもないことやし。
そんなことでうだうだ言うのは。あたしが子どもな証拠かもしれん。
最初から分かってたことやろって言われてもしょーがない。

でもあたしが一番辛かったのは。あたしのそんな将来のことじゃないんよね。
子どもを生むとか。あんたと過ごすとか。そんなんじゃないんよね。

あたしが辛かったのは。実習中やからって必死に涙を堪えなあかんくなったのは。
あんたもきっと。同じことを考えることがあるんやろうなって思ったから。
このままの関係を。いったいいつまで続けていけるんやろう。
好きって気持ちだけじゃ続かんくなるときは。いつ頃訪れるんやろう。
あんたもきっと。そう思うときがあるんとちゃうかなと思ったから。

そんなとき。あんたはどんな顔をしてるんやろう。
どんなふうに。あたしを思ってくれてるんやろう。
そう思ったら。たまらんくなったんよ。

ごめん。そうる。ちょっと今日はあかん。
いつもこんなこと考えてるわけじゃないで。
でも今日はあかんみたい。ごめんね。
明日会えるときは。ちゃんと笑えるようになっとくから。
ごめん。今日だけやから。ほんまごめん。





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2003年02月07日(金)幸せの源。

今週のあたしは。かーなり忙しかった。
実習だらけの毎日は。あたしから余裕を奪ってた。
なんだか同じように。繰り返されていく毎日が。だるかった。

生きていくことなんて。平凡の繰り返しなんかもしれん。
毎日がドラマチックに展開していくなんてことは珍しくて。
こうやって。一連の流れがずーっと続いていくもんなんかもしれん。

そんな感じの。忙しくて平凡な繰り返しの日々で。
そうる。あんたには全然会えんかった今週やけど。
あたしは。そんな日常のふとした合間に。あんたのことを思ってた。


朝ぐるぐるとマフラーを巻く時間。あんたを思い出してた。
寒がりのあんたは。いつも一緒にバイクに乗るとき。
黒いマフラーを首にぐるぐるに巻いてるやん。
あんたの背中を抱き締めながら。そのマフラーに。
冷えた頬を当てて。あたしがこっそり暖をとったりしてたこと。
そうる。あんたは気づいてたんやろうか。

夕方帰り道に原チャで信号待ちをする時間。あんたを思い出してた。
バイクで走ってる時間は。風の強さでしゃべられんけど。
信号待ちのときは。あんたはいつも振り返ってくれた。
ちょっとだけなんやけど。横を向くくらいなんやけど。
あたしの存在を確認してくれてるみたいで。嬉しかった。
周りがうるさいから。お互いの口元に耳を近づけて話を聞くやん。
そんなふうに接近できるから。騒音だってバンザイって感じやった。

そして。夜ひとりでお酒を飲む時間。あんたを思い出してた。
実習に疲れて。たまには飲んでもええかーと思って。
いつもあんたと飲むお酒を買ってきたりして。飲んでみても。
あんたがおらんかったら。ちっともいい感じには酔えんくて。
同じお酒やのに。なんでこうも変わるもんなんやろうか。
そんなことを思い始めたら。結局あたしはいつだって。
アルコールに酔ってるんじゃなくて。あんたに酔ってるんやと思ったりして。
そして。そうやってまた思わされてることに。どうしようもなくせつなくなって。
お酒の味は。涙の味になる。


あぁ。そうる。あたしの毎日は。
ともすれば何の意識もしないまま流れていきそうやったりするけど。
そんな日常の中で。あんたはいつの間にかあたしの思考に滑り込んで。
あたしに生きてる実感を与えてくれる。
あたしに幸せの意味を教えてくれる。

そうる。そうやってあんたがあたしの中に現れるから。
あたしは。しんどくても笑えるし。またがんばろうって思えるんよね。
この次あんたに会えるときに。ちゃんと胸を張れるように。
おぉ。なんかいい感じやん。がんばってるんやん。
そんなふうにあんたに思ってもらいたくて。前向きになれるんよね。


ねぇそうる。あたしは難しいことを言いがちやのね。
例えば。あたしがあたしらしくいるために。あんたが必要とか。
あたしを高めてくれるのはあんたやとか。よく思ってしまいがちやねん。
でも。どんなに難しいこと言ってみても。どんなに理屈っぽいことを並べてみても。
結局たどり着く場所はひとつだけ。あたしにとっての幸せの源。

そうる。あたしはあんたのことが好き。
だから。どうしても。あんたと一緒にいたい。





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詳しいことは明日にでも書ければなぁと思います。
もしかしたら書かんかもしれんけど。


*追加*
まーた日記が飛んでしまいました(涙)。
実習中は。やっぱり毎日書くのは難しいです。
まとまった場所(3日ぐらいの空白)が出来たら。
そのたびに「後で何か書きます☆」って言ってるけど。
結局言ってるだけで書けてない・・・あぁ口だけ人間(涙)。
まぁもしかしたら・・・ぐらいで待ってていただけると幸いです。はい。

それにしても。かーなり忙しいぞ。我ながら(涙)。


2003年02月03日(月)ちょっと嫉妬。

えーっと。今日は昨日の日記の続きです。
そうるから電話がかかってきて。やりとりの中で軽く言い合ったこと。
まぁ言い合ったと言っても。別に後に引きずってるとかじゃないんで。
おまけの軽い余談って感じやけどね(苦笑)。

--------------------------------------------------------------

免停期間が短縮になるってことで。
うかれまくってるそうるは。電話口でめちゃめちゃ嬉しそうやった。
あたしは。いろんなことを考えて。ちょっとへこんでたけど。
それでも。そうるの嬉しそうな声を聞いて。簡単に浮上した(苦笑)。

そんなふうに。お互いがお互い。嬉しかったんやけど。
それが。どうして言い合いになったかと言えば。
免停短縮講習の費用のことに話が及んだからで・・・(苦笑)。


「それがなー。ちょっと迷ってるんよー。」
「え。講習受けるかどうか?なんで?」
「だって費用3万近くかかるねんやん。」
「・・・え。そうなん。」
「うん。で、うち携帯買い換えようと思ってるんやん。」
「・・・あ。そうなん。」
「うん。でもなーたぶんどっちかしかあかんからなぁ。」
「・・・そらそうやろうな。」
「まぁたぶん迷うでもないけどな。当分ボロ携帯かな。」
「ふーん。」

えーっと。途中から明らかに対応が悪くなったあたし(苦笑)。


なんでそうなったかと言うとですね。
まず。講習にお金がいると思ってなかったのね。
んで、いるにしてもそんなにかかると思ってへんかったのね。
そして。3万と聞いてすぐに思い浮かんだこと。
それって。この前そうるがキャンセルしたスノボ旅行のお金よりも高いのね。

あたしが思ったことはひとつ。
スノボのときは。引き止められてもキャンセルしたのに。
バイクが絡むと。迷うことなくお金出すんかい。
なんかそれって。ちょっと好き勝手しすぎちゃうか?

だってスノボは、ずいぶん前からみんなで行こうって言ってたのに。
それを。そうるが自分のせいで免停くらって。7万も払わなあかんことになって。
「お金ないから、ごめんやけどキャンセルさせてー。」って言ったんやった。
そりゃ後から話を聞いて、自分に対する罰みたいなもんもあるとか言ってたけど。
そんなかっちょいいこと言っときながら。しっかり金使うんやん。
バイクとか携帯とか。そーゆうのには惜しみなく使えるんやん。

そりゃそうるのお金やから。使い道はそうるが決めればええことやし。
あたしがそれに対してどうこう言うのは間違ってると思うけど。
なんかちょっと。あたしとしては納得いかんかった部分があって。
(どうなんよそれ。)って思ったら。自然と対応が悪くなってもーた。


最初は楽しそうにしゃべってて気づかんかったそうるも。
そのうち。あたしがあんまりしゃべらんくなったことに気づいて。
「もしもーし。どしたん?」って聞いてきた。
それに対して。迷ったけど思ってることをちょこっと言ったら。
なんか知らんけど。軽く言い合いになった。

「だってあのときはほんまに金なかってんもん。」
「いや、そうかもしれんけど、結果的に3万出すんやろ。」
「出すけどさ。なんで?あかんの?」
「いや、あかんとかじゃなくてさ。」
「なんやねん。言いたいことが分からん。」
「なんで分からんの。分かるやろ。」

言い始めたら止まらんくなってくるから困る。
だんだんお互いにイラついてるのが伝わってきて。イヤな雰囲気になる。
ちょっとずつ。言ってもたことを後悔し始めてたら。
電話の向こうで。そうるが軽く溜め息をつくのが聞こえた。


あ。イヤや。こんなふうになりたいんじゃない。
そう思ったから。弱すぎやけど。速攻で謝る(苦笑)。
「ごめん。ちょっと言い過ぎた。」って言って。そうるの反応を待つ。

実際は短いんやろうけど。長く長く感じられる沈黙。
お願い。黙らんといて。なんか言って。
そう思ってたら。そうるは「ふーん。」って言って。
それからちょっと楽しそうに。言葉を続けた。

「・・・分かった。おもしろくなかったんやな。」って。

「・・・・・・はぁ?!」あたしは。拍子抜けして思わず言った。
なんやのそれ。なんでそうなんの。なんですぐそんな発想になれんの。
てゆーか。そんなこと普通思ってても口に出さんやろ(苦笑)。
でも。そんなあたしの気持ちなんか全く気づかずに。そうるは続ける。
そしてあたしも。それに反抗する(苦笑)。

「一緒にスノボ行くことよりバイク選んだからさー。」
「・・・別におもしろくないとか言ってへんし。」
「はーん。分かってしまえば分かりやすいなー、やっぱり(笑)。」
「・・・なんやねん、それ。」
「ええしええし。もう分かったから(笑)。」
「・・・ちょー。人の話聞いてへんやろ。」
「ごめんなー。気づくの遅くて(苦笑)。」
「・・・・・・あー。はいはい。」

結局あたしは。いつだってこんな感じ。
そうるの手のひらの上で。コロコロ転がされてる感じ。
悔しい悔しいって言いながら。転がされることで喜んでる感じ。
そして。そうるはやっぱりそんなあたしも含めて。
嫉妬とかそーゆうのは。バッチリ見抜いてるから。もうお手上げ。


ねぇそうる。そうやで。あたしおもしろくなかってんで(苦笑)。
好き勝手しすぎとか。そんなこと言ってみたところで。
簡単に言えば。バイクのことを最優先してまうあんたに対して。
ちくしょう、もっとあたしのこともかまってくれーって思っただけのこと。
あんたが愛しまくってるバイクに。ちょっと嫉妬しただけのこと。
バイクにまで嫉妬すんなよって感じやけど(苦笑)。
所詮あたしなんてそんなもんよ。分かりやすいもんよ。

でも。よく考えれば。免停期間の短縮は嬉しいことよな。
だって。またあんたの後ろに乗れる日が来るのが早くなるってことやもん。
そっかそっか。じゃあ最初から不機嫌になることじゃなかったんや(笑)。

ごめんよそうる。むしろその報告は喜ぶべきものやったね。
よっしゃ。バシッと3万払ってちょーだい。そしてがんばってきてちょーだい。





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2003年02月02日(日)疲れた心と体には。

日曜日。試験前のそうるには会えず。
あたしは。軽くふてくされ気味で。
風邪をひきかけてたのもあって。(昨夜の原チャのせいか?)
もったいないと思いつつ。ちょっとだらーっとしてた。

実習だらけの日々にすっかり疲れて。
何を目指して進めばええんか見えんくなって。
もういろんなことが面倒になって。適当にこなすだけになって。
そして。そんな自分にうんざりして。イヤになってた。
ひとりで立ち直るくらいの強さがほしいけど。
あたしはそこまで強くない。

あかん。あかん。腐ったらあかん。
そう思いつつ。疲れた心はトゲトゲしてて。
なんでこんなにしんどいねん。なんでこんな毎日やねん。
そう思ったりして。ちっとも前向きになれへん。


実習課題を片付けて。かなり無理やり終わらせて。
あたしは。ちょっと早めにお風呂に入って。ぼんやりくつろぐ。
疲れきった心と体には甘いものが1番。
そんなわけで。さて何を食べよっかなーと考える。

甘いもの大好きなあたしは。毎日なんかしら甘いものを食べたり飲んだりしてる。
最近のあたしのお気に入りはホットチョコレート。
マグカップに牛乳を入れて。ダースのチョコレートをポイポイって入れて。
電子レンジで1分チンってやるだけ。かなり簡単。そしてかなりあたし好み☆


それを持ってベランダに出て。ちょっと夜空なんか見上げてみる。
曇り空で。キラキラした星は見つけられんかったけど。
冷たい空気に。頭の奥がシャンとしてくるのが分かった。

面倒でもなんでも。逃げることはやっぱりあかんことで。
自分がどうしたいか。ちゃんと考えることが今は1番大事なことで。
頭では分かってるのに。どうして動くことが出来んのやろう。
あぁ。腐るな。腐るな。腐りたくなんかないのに。

ドロドロといろんなことを考えてて。すっかり疲れてたときに。
ポケットの携帯がブルブル震えて。あたしに知らせる。
急いで携帯を見たら。そうるからの着信やった。

あれま。なんか知らんけど最近よく電話してるなぁ。
あたしからかけたり。そうるからかけたり。いろいろやけど。
これっていつものあたしたちを思えば。けっこう珍しいことやなぁ。
冷静にそんなことを思ったりしたけど。それはほんまに一瞬のことで。
バイブに気づいてすぐに。あたしは電話に出た。


「ちょー!聞いて!免停期間短くなるかもしれん!」
いつになくテンションの高い声で(笑)。そうるはいきなり言った。
沈んでたあたしは。すぐにはついていけんくて。聞き返した。

「期間短くなるって・・・90日間とちゃうの?」
「それがな、友達に聞いてんけど期間短縮講習があるらしいねん。」
「そーなんや。え。で、どれだけ短くなるん?」
「聞いて驚くなよ。なんと45日間になるんやって☆」
「はぁ?すごいやん!半分やん!」
「やろ?すごいやろ?半分やで!」

そうるの声は。当たり前っちゃ当たり前なんやけど。
あたしの悩みとかへこみとかも全然気づいてなくて。
大好きなバイクに。また乗れる日が近くなるってことだけで。
どこまでもどこまでも嬉しそうで。子どもみたいやった。

ぺこんぺこんにへこんでたあたしの気持ちに。ふわーって空気が入る。
根本的には解決してないんやけど。そうるの明るい声に。
あたしも連動してウキウキして。嬉しくなってくる。
なんやろう。変なの。あたし。さっきまであんなにへこんでたのに。
そんなことをちょっと思ったりもしたけど。
でもそーゆうふうに変われる自分が。めちゃめちゃ幸せに思えた。


ねぇそうる。いろんなことを考えて。いろんなことで悩んで。
ほんまにいろんなことに対して疲れきってる状態でも。
あんたのことを考えると。なんかホッとするのはなんでやろう。
あんたの笑顔を想像するだけで。にんまりしてまうのはなんでやろうね。

自分にとって。そーゆう存在がおるってことが。
難しい理屈とか関係なく。ただその存在だけで。
こんなにも単純に幸せになれる相手がおるってことが。
あたしにとって。何よりの財産に思えてくる。
あぁ。なんかたまらんね。そーゆうの。

そうる。今日ちょっと分かったこと。
あたしにとっては。「疲れきった心と体には甘いものが1番☆」じゃないわ。
ホットチョコレートなんかより。ずっとずっと効果的なものがあるんやもん。
また苦笑いされるやろうけど。かまわんし。言ってやろうじゃないの(苦笑)。

疲れたときは。そうる。あんたを感じることが1番。
声を聞いて。笑顔を想像して。うん。きっとそういうのが1番。





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そのことについては。また明日ってことで。


2003年02月01日(土)君がいるだけで。

土曜日。あたしは最近の睡眠不足を補うようにゆーっくり寝て。
それから。家のことをいろいろやってた。

忙しくなると。家事とかがついつい放ったらかしになってまうんよね。
あたしは。とりあえず部屋が汚いのはキライやから。
クイックルワイパーとか。くるくるローラー(?)とかで。
フローリングの床もカーペットの上も。気づいたときに掃除してるけど。
それでも。ほこりはあほほど溜まるし。髪の毛もあほほど落ちてる。
洗濯物もすぐに溜まるし。冷蔵庫もからっぽになるし。
そういうのを実感したときに。ひとり暮らしって大変やなぁって思う。
ままちゃんのありがたみを改めて思い知る感じ。

今週末は。そうるはテスト勉強らしい。
「レポートもあるしー。やばいー。放置しすぎたー。」って。
昨日電話したときに。ブーブー愚痴ってた。
焦ってるようでもあり。諦めてるようでもあり(苦笑)。
そんなそうるは。ちょっとかわいかった。


そんなわけで。今日はそうるとは会えず。
あたしはひとりでいろいろやって過ごしてたわけやけど。
本日の一大イベント(←おおげさ。)は。夜から始まった。
昼間にやっとけばよかったんやけど。後回しにしてるうちに夜になり。
寒い中。あたしは出かけていかなあかんかった。

そう。撤去された原チャを返してもらうために(涙)。


あたしの家は。駅からけっこう遠くて。
バイクとか原チャとかを持ってない人には。交通面では不便なとこにある。
あたしは。普段は原チャがあるから全く不自由してへんのやけど。
その原チャを奪われた今。駅までの移動手段はバス・・・。

イライラしながらも。まぁ自業自得なんでしょーがない。
バスに揺られること15分。そこからさらに電車で2駅。
そして駅から歩くこと10分。ようやく保管場所に着く。
あーあ。まったく。こんな遠いとこまでよく運んでくれるもんやわ。

罰金4500円を払って。あたしはまた軽くへこむ。
「これからはちゃんと駐輪場に置かなあかんでー。」って。
あたしの原チャを引き渡してくれたおじさんに言われたけど。
ごめんなさい。おじさん。それは約束できんわ。
昨日のおじさんに教えてもらったとこに置くから(苦笑)。
原チャ置くだけでお金取られるんなら。バスに乗っても同じやもん。
とりあえず。もう絶対あそこには置かんとこう。(←決意。)


そうやって原チャに再会したのが。6時半ぐらい。
辺りはもう日も沈んでて。すっかり暗くなってた。

さてさて。ここからが大変。
帰り道は。かーなり交通量の多い道やった。
なんせあたし。そこまでは原チャで行ったことがない。
そうるのバイクの後ろに乗って通ったことがある道なんやけど。
原チャとバイクは違う。どんなに飛ばしても時速60キロが限界の原チャ。
そうるが80キロでスイスイ行くのとはワケが違う。
やっばい。どうしよう。行けるやろうか。そう思ってかなり不安になった。
でもあたしは。他に道は知らんかったから。しょーがなくその道に入った。

その道は。ただ交通量が多いだけじゃなくて。
合流がいっぱいあるかなりややこしい道やった。
そうると通ったことがあるから。どっちに進めばええかとかは分かったんやけど。
とりあえず。この合流が鬼のように怖い(涙)。

あたしが走ってる道が合流するのはまだマシ。
そうじゃなくて。あたしの走ってる道に合流してくるのが怖すぎた。
原チャなんて。普段は左の端っこを地味に走ってるもんやん。
それが。自分の左から合流してくる。しかも車のスピードはハンパじゃない。
しかもしかも。あろうことか。あたしの原チャには左のミラーがないときた(涙)。
そんな状態で。よくまぁそんな道走るわって感じやね(涙)。

後ろからビービークラクション鳴らされるし。軽く当たられそうになるし。
もうこれはほんまに死ぬかもしれんって思った。涙ちょちょぎれた。
「こーわーいー!!(涙)」ってわめきながら乗ってた。
あぁ。もう絶対あの道は走らん。(←また決意。)


そしてどうにかその道を抜けて。よく知ってる道に出てきて。
あー助かったーと思ってたら。ポケットの携帯が鳴った。
ちょうど信号で止まったから。あたしは道の端に原チャを停めて携帯を開く。
そこには。そうるの名前があった。


「もしもしー。」
「もしもし。うち。・・・今外におる?後ろうるさいけど。」
「あー。うん。近くまで帰ってきたとこ。」
「原チャ?夜に取りに行ったんかいな。昼間行ったかと思ってた。」
「うん。てゆーか。はぁー・・・まじ怖かった。」

そうるの声に。緊張してた体がラクになる。
ピリピリと張り詰めてた心も。緩んでいくのが分かる。
外は寒かったけど。あたしはそのまま原チャをちょっと押して。
邪魔にならんとこに停めて。しゃべり続けた。

「やっぱりあの道走ったんかいな。」
「走った。軽く死にかけた。」
「まじで?大丈夫なん?」
「うん。大丈夫。でも原チャにはキツすぎた。」
「そらそうや。バイクと一緒やと思ってもらったら困る(笑)。」

しっかりキツイこと言いながらも。そうるは優しかった。
その優しさが分かるから。あたしはやっぱり幸せやった。


ねぇそうる。今日あたしが思ったこと。
あたしはあんなにも怖い道を。確かにあんたと走ったやんね。
しかも今日走ったよりも。全然速いスピードで。ぶっ飛ばしてたんよね。
でも。あの時のあたしは全然怖さなんか感じてなかった。
今日あんなにびびりながら走ったのに。なんでやろう。
あの時は。むしろ楽しくてしょーがなかった。

それは。後ろに乗ってるのと自分で運転してるのとの違いかもしれん。
でもあたしは。あんたと一緒やったからやと思うんよ。
そりゃまぁ。あんたの運転がうまいのもあると思うで(苦笑)。
でもでも。その技術そのものに安心させられたわけじゃない。
あんたが一緒にいるっていう事実が。あたしを楽しい気持ちにさせたんやと思う。

それって。いろんなことに共通すると思うんよね。
あんたと一緒にいるから。しんどいことも楽しめる。
あんたと一緒にいるから。つらくても楽しもうと思える。

そうる。すごいことやんね。これって。
あんたと一緒にいるかぎり。あたしは何があっても大丈夫やって。
ちょっと考え甘いかもしれんけど。そう思えたりもするんよね。

なーんちゃって。あはは。また始まってるわ。あたしの病気。
会えない週末は。病気もいっそうひどくなんのよ。しょーがないのよ(苦笑)。





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