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2012年09月04日(火)
ことばから雫が滴るような

息づかいの聞こえる文章を書きたい書きたい。
体に馴染んだことばを使って、いかに他者の体感を呼び覚ませるか。
空気感の再現が出来るか。

私が何かを書くのはそこを再現したいからなので、
お話が面白いかどうかはわりとどうでもいい。
破綻していなければいい。

ただし、感覚に依り過ぎて何を書いているのか分からないのは駄目です。
「小説」を書いてる以上、よほどそれがその文章に必要であると認められない限り、
散文的なものはただ言語をきちんと掴まえられなかった者の逃げです。
実験的に書いてみるなら勉強にもなりましょうがね。

そう言う風な個人的な心構えと、
いわゆる二次創作で折り込むべき「萌え」をすり合わせるのが大変です。
気がつくとストーリーを追うだけになっていて、
ちっとも体感を呼び覚ます文章にならないので、自分にげんなりします。
一通り書く→加筆する→書きあげてみると動いているのはストーリーだけ
→加筆する→文章量増大、でなかなか終わらないけど。
終わらないので都度短文書いて「終わらせる」成功体験をするようにしているけれども。

例え二次創作だろうが、どうせやるならやりたい事をやりたいじゃないか。
やりたくてやっているのだし。

ねえ。