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2014年03月30日(日)
めんどうくさくて我慢ならない話

わりと工業の力を信用しているところがあって、手作り的なものがどうにも苦手なのだが、それはコンプレックスの裏返しだとも自分で気づいている。
私は手仕事が汚い。
それはこまめに手を拭いたり境界に細心の注意を払ってせねばならない仕事が面倒くさくて出来ないからだ。集中に関する力が実に甘い。
よって自分の手仕事をとことん信用してない。
んでもって自分の手仕事と同レベルのものを出されると「あんたそれ胸張って仕事だって言えるの」と言いたくなってしまう。
少なくとも工業を超える(おそらく職人レベルの)クオリティが出せないなら工業を使えと思う。
身も蓋も無く書けば誰もあんたの甘えったれた趣味の産物なんか見たくないのよ。ということだ。
上達しようと思って一所懸命になってる人の発展途上は嫌いじゃないんだけどな。
自己慢心が見えるとダメなんだろうな。
でもそれは自分の慢心が許せないって事だよな。
人を責める前に自分を見つめよという話だな。



2014年03月03日(月)
本つくるのは好きだけど

追加料金払ってやるオプション装丁があんまり好きじゃない。

箔とかキラキラ光る特殊紙とかトレペとか。
まあ趣味の出版に限っては好きでやってんだから好きにすればいいのだけど、その方法選択する前にもっと努力すべきところがあるのではないだろうか。
装丁凝っちゃった♪ って言う時のその処理の必然性みたいなものを考えると大抵は自己満足で安易な選択な気がする。
ポスカとか名刺とかならそれ自体がひとつの世界を為すプロダクトにもなり得ると思うけど、本だとまず内容があって、それを伝えるための装丁だよね? その本はなんで箔押したの? なんでトレペのカバーなの? それ使うと簡単にそれらしくなるからじゃないの? と迫りたくなる。
底意地の悪い話ではあるんだけども。

そういうことを考えるとアフタでやってる宝石漫画の、コミックカバー巻きが特殊紙でキラキラしてるのはホントに意味のある装丁でいいなあって思った。

まあ私だって大して意味のある装丁は出来てない。
特殊紙使ってるけど、本来はそういうもの使うのはアートポストまたはマットポストでオーダーこなせるようになってからだろとも思う。
わお超難しい。でもそういうことがこなせないとやっぱりお遊びだよなあ。