たとえ
何かを失ったとしても
ボクは望むよ
きっと
何かと引き換えにしても
キミと共にいることを
隣にいたいんだ
貴方はここにはいない
私はどこにもいけない
決して交わることのない
二人の出会いの意味は？
褒めて欲しいとか
そんな理由じゃないよ
自分でも
誰かの役に立てる
必要とされている
そう感じたかっただけ
いつまで耐えればいいですか？
悲しいと
感じる心の裏側で
ほっと安堵する
自分も感じた
解放と呪縛
たった一言に込められた
祈りに似た言葉を
今キミに贈ろう
願いを込めて
カタチにしたよ
どうぞ
届きますように、と
言葉に乗せた
この想いが
貴方の胸に響いてほしい
どうか
どうか･･･
誰よりも
愛したいよ
何よりも
愛されたい
この繫がりは
絶対だと
信じたいのに
なんでだろう
ここはほかと
違うみたいだ
守りたい
壊したい
その想いは
いつも背中合わせ
僕らは愛し合っただけなのに
それ故に貪欲になり過ぎた
キミが好き
愛しさは募る一方で
それは憎らしいまでに
変わらないよ
何一つ
変わったのは
キミの目
その罪悪感は
誰に向けているの？
零れた水は
戻らない
見えない傷を
懼れるような
時間は流れ
小さな亀裂は
大きなものへと
想いだけでは
どうにもならない事を知る
間違ったピースを
入れてしまった
パズルのように
滑稽なほどに
すれ違い
噛合わない
自問自答
出ない答え
それはまるで
家を忘れた
子供みたい
どうしようもない
不安と孤独に
壊れていく
始まりは
小さな悪戯心
少しだけ
困らせたくて
そしたら
構ってくれる
振り向いてくれる
仕方ないなって
笑ってくれる
はず だった
始まりは
そんな悪戯心
柔らかい指が
そっと
言葉を遮る
何も言わないで
ずっと
このままで
頑なな心解すよう
もっと
触れ合いたい
最後に見る人は
キミだったらいい
ならば
怖さも
寂しさも
和らぐだろう
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