声 が聴きたい
笑顔 が見たい
肌 に触れたい
全て を味わいたい
どう思おうと構わない
どう思われても隠せない
こんなにも
キミに
飢えているんだ
一人じゃない
独りじゃない
想いは言葉に
言葉を行動に
私を満たすのは
私自身
壊れそうなくらい
響く蝉の声
迷い込んで
消えてしまいたい
あの日
必死で探した
キミの背中
今もまだ胸の中
戻りたい
戻れない
思い出の夏の日
願いを捧げよう
闇の向こうに見える
小さな光に祈る
この両の手に
守れるものは
少ないけれど
無ではないから
無傷なままで
過ごせない
愚鈍ではない
この心を抱き
願いを、捧げるよ
他の誰でもない
キミだけのために
最初は
とても小さくて
第一歩を
踏み出したら
きっともう
止まる事はない
どこまでも
どこまでも
大きくなっていくだけ
「善」以外は全て
夕暮れ
静かに伸びる影
忍び寄る闇の気配
どこにも還れない気持ち
ポッカリと穴があいたような
喪失感はなんでなんだろう
理由もなく鼻の奥がツンとする
何もないんだよ
本当に
不満だって
苦痛だって
感じるとすれば
それは特別じゃない
誰だって同じ
なのに、どうして
こんなにも泣きたくなるのだろう？
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