♪ ワーカー日記 ♪

2008年03月31日(月) いずこも同じ (まじまじ)


近隣に住む4人男児の家庭があります。
3歳の双子の男の子に続き、2歳の男の子、生後半年の男の子と
若い夫婦におじいちゃん、おばあちゃん。
今時珍しい8人の大家族です。

双子ちゃんは、小さな頃から
「障子に穴をあけまくった」
「廊下に液体洗剤をぶちまけた」
「玄関ドアのガラスを割った」
というような話がありましたが、
最近では
「金魚の水槽にマーガリンを入れた。真っ白い中を金魚が泳いでいた」
「味噌汁をお玉ですくってばらまいた」
「卵を1パックごと落として割って、卵まみれになりながらボールに移していた」
というエピソードも。
廊下の床は水分を吸ってぶよぶよになり、すでに張り替えていたそうなのですが
まだ、早すぎたかも・・・。

養子の子どもたちが家庭に引き取られた当初に出す行動にも
なかなかすさまじいものがありますが、
家庭の子どもでも同じようなことがあります。

「ひええ、そんなこともするのか〜、なかなかの目のつけどころだ」と
他人から見れば、ちょっとおもしろい面もありますが
当事者となって、実際やられることを想像すると、眉毛がつりあがりそうな、
あるいは腰の力が抜けそうな気がします。

数ある経験をして、大きく成長していく子どもたち。
近所の双子ちゃんも、どんな大物になっていくのか、実に楽しみです。



2008年03月19日(水) 約束は今年も果たせず (がみがみ)

今から2年前、2006年3月のこと。
こんなできごとがありました。→3月27日の ぺたぺたの日記を見てね♪

その名も「鹿せんべいとばし大会」。
今年で16回めを迎える由緒ある(!?)大会なのです。

2007年3月。
「来年は一緒に出ようね〜!」という約束は、
その月の初めに私が肋骨を骨折したため、果たせなかったのでした。

そして、2008年3月。
先月の終わりに、鹿せんべいとばし大会の広告を発見。
3月に入って、うんと気候もよくなり、
春が近づいてきたな〜♪ 行楽日和になるといいな〜♪
大会の後はどこを観光しようか〜♪ 
ついでに わさわさ宅(奈良在住)に行こうか〜♪
優勝したらどうしよう〜♪と、思いは広がるばかり。
「よ〜し!今年こそ!」と、鼻息荒く、その日を待っていたのでした。

しかし、今日になって天候悪化&寒さのぶり返し。
大会は雨天の場合は23日(日)に順延なのですが、
23日はぺたぺたの都合が悪く、参加は無理なのです。
2年前のあのできごとを振り返ると、ぺたぺた無しでの参加はできません。

「明日の朝、天気が悪かったら、大会本部に問い合わせなあかんよね」と、
問い合わせ先を調べるべく、職場からホームページにアクセスしたのでした。

が〜〜んっ!!!
ホームページのトップに
「3/20は雨天中止になりました。3/23(日)に順延致します。」の文字。
早々に、明日の中止が決定したようなのでした。
がっくり。

そういうわけで、2年前の約束は今年も果たせず。
私たちが「鹿せんべいとばし大会」に出場できる日はやってくるのでしょうか。

ちなみに、すっかり「お出かけモード」だった私たち。
明日は、10:30に奈良駅集合です。
大会出場はかないませんでしたが、やけっぱち(?)の(きっと)雨の奈良観光。
最高気温は10度だそうです。たぶん、鹿も歩いてないでしょう。
わさわさ宅にも寄ることになりました。
たのしみだな〜っ♪♪(←カラ元気)


☆23日の鹿せんべいとばし大会に参加するぞ〜っ!という方は
こちらをご覧ください。→ ここをクリック



2008年03月17日(月) 3月が去っていく… (ぺたぺた)

早いもので3月も後半。年度末の慌ただしさが忍び寄ってきています。

2月終わりから3月にかけて、個人的にとても忙しくすごしています。
今年度の中頃はぱったり自分の担当の子どもが途絶えていました。

毎度のことながら、「なんで?こんなにかわいいのに!」と思うことともしばしば。

でも昨年末から少しずつ
いい調子になってきました。
一人の子どもに申込みが数件という、
最近減少傾向にある申込みからすると、
すごいなぁと思うこともありました。
本当はどの子どもにもこれぐらいあればなぁ…
とは思うのですが、一人の子どもにとっては貴重なチャンス。
子どもにとってどの家庭がいいのか、
じっくり考えてようと先週は面接でかなり忙しく過ごしました。

私だけでなく、他の職員も前に進んでいるケースがいくつかあり、
頑張っています。
先週末は養親講座も無事に終わりました。
こちらも大盛況で、久々に3回目の参加者が
20組を超えました。
参加されたご夫婦がどの子どもに申込んでこられるのか、
こちらも楽しみにしています。

まだまだ忙しさは続きますが、
一人でも多くの子どもにいい出会いがあるように
私たちも頑張ります。





2008年03月09日(日) 研修に行きました (ずしずし)

先日、大阪府市・堺市合同の里親研修会に行きました。

子育て講習や学校の先生向けの講習などを行っている
“NPO法人女性と子どものエンパワメント関西”の方が来られ
たたかず、甘やかさず子育てする
スター・ペアリンティングという方法を紹介されました。

通常はワークショップが中心の講習をされているそうですが
今回は概要の紹介で、ワークは小さなものを2、3だけでしたが、
面白い体験をしました。


「ピンクの象を

想像

しないでください」


さて…
今、頭の中に何が浮かんでいますか?


ついつい、「ピンクの象」を消さなくては…と
思い描いていませんか?
私は、まさに「ピンクの象」を消そうと
一生懸命「ピンクの象」を考えていたんです。
言われて、思わず笑ってしまいましたが。

子どもに対して、ついつい
「××してはいけません」と注意しがちですが
この方法では××が頭の中にインプットされてしまう
という体験をしたものです。
理屈では、よく分かっていることですが、
こうして自分で体験してみると
ストンッと体に入っていく感じです。

子どもへの注意の仕方も
「○○しましょう」と肯定的な言葉を使うことで
そのイメージが頭に浮かべられるということですね。
たとえば「廊下は走ってはいけません」ではなく
「廊下は歩きましょう」というふうに。

今回は、ほんの概要だったのですが
もっと深く知りたいと思った講演でした。

ちなみに一緒に行ったがみがみは
象を「ピンクからミドリに置き換えた」そうです。
なるほど〜。
そういうことをする場合もあるのですね。



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