■ 腰痛日記 ■
ケイの10年にわたる痛みの治療体験を少しずつ書いていきます

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2003年11月10日(月) 認知の歪みの定義(1)


今日のクゥでーーす。。。カシャ!


【認知の歪みの定義】

メソッドで
教えていただいたし

以前どこかのHPで
読んだ事もあるのですが

もう一度自分の確認のために
書いておきま〜す

::::::『いやな気分よさようなら』より::::::
デビット・D・バーンズ


■全か無か思考■
(all-or‐nothing thinking)


これはつまり
ものごとを極端に
白か黒かどちらかに分けて
考えようとする傾向のことです

たとえば
ある有名な政治家が
私に言った次のような言葉は
典型的です

「知事選に負けたので私はゼロです。」

また、いつもAを取っているのに
たまたまBを取ってしまったある学生の
「もう『完全に』ダメです」
という言葉も
この全か無か思考の一例です

このような考え方の基盤には
完全主義があります

取るに足らない小さな失敗をしても
完全な失敗者で価値のない人間だと
思ってしまうので
ちょっとしたミスも恐れるのです

このような考え方は非現実的です

なぜなら
人生において『完全に』××である
などということはほとんどないからです

たとえば
ある人が完璧に優れている
とか全面的にダメである
などということは
まずありえないことです

同様に完全無欠に魅力的な人
というのもありませんし
逆にどうしようもなく
醜い人などいません

今あなたがいる部屋の
床を見てください

完璧にきれいですか?
あるいは部屋中すきまもなく
ほこりが何センチも積もっていますか?

おそらく一部はきれいで
一部はそうでもないでしょう

この世の中に『完全』ということ
は存在し難いことなのです

もしあなたが経験したことすべて
完全主義のカテゴリー
に当てはめようとすれば

いつも憂うつに
ならざるをえないでしょう

なぜなら
その主義は
現実と折り合わないからです

あなたの誇張された
過大な要求水準に合わせることなど
できませんから

永久に自信のない状態に
自分を置くことになってしまいます

このような認知障害を
専門用語では
「二分法思考 dichotomous thinking」
と呼びます

つまりものごとを白か黒かで考え
中間色がない考え方です

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