■ 腰痛日記 ■
ケイの10年にわたる痛みの治療体験を少しずつ書いていきます

□■初日から日付順で見てくださる方はこちらへ■□

■ケイしゃん■■TMS JAPAN■■加茂センセ■■AGIさま■■エバちゃん■

→ ▽▲ 腰痛掲示板 ▲▽ ←
▽▲ 新・痛みを手放そう(ブログ) ▲▽
 < 過去  目次  未来 >

2003年08月26日(火) 呼吸の五つの訓練(1、2、3)


今、毎日試している呼吸法です

呼吸は何時でも、何処でもできます
っていうか、しなきゃ死んじゃうし(^-^;

少しの空いた時間を利用したり
単純作業をしている時

たとえば
信号待ちや
皿洗い
洗濯物をたたんでいる時間を
利用することもあります


1、呼吸の観察
 
楽な服装をして、楽な姿勢で座り、目を閉じる

呼吸になんの操作も加えることなく
ただ呼吸に集中する

呼気と吸気に変わる瞬間を見とどける
これを最低数分間行う

目標は
呼気サイクルから注意をそらさずに
ただ観測することにある

たとえば呼吸が変わっても
呼気と吸気の幅がひじょうに小さくなっても
ただひたすらに呼吸を追いつづける

これは瞑想法、リラクゼーション法
そして 心・身・霊 の調和法の基本形である


2、まず呼気から

呼吸は無始無終の連続運動だが
われわれはひと呼吸が吸気ではじまり
呼気で終わるものだと考えがちである

その思いこみを逆転させるのが
次のトレーニングだ

姿勢は座ったままでも
横になってもかまわない

今度も注意を呼吸に集中しながら
なんの操作も加えずに
ふだんの呼吸をつづけるのだが

ただ新しい呼吸のサイクルが
呼気ではじまる
と意識しながらやっていただきたい

呼気のほうがコントロールしやすいというのが
そうすることの理由である

肺の空気を吐きだすには
肋骨のあいだの随意筋(肋間筋)を使うが
これは空気を吸いこむときよりも
吐きだすときのほうに強い力がでる筋肉なのだ

空気を多く吐き出せば
それだけ多く空気がはいってくる

そのようにして
深い呼吸を行っていくわけだが
そのために一番簡単なのが
呼気を一呼吸のはじまりだと考え
吸気のことはなにも考えないという方法なのだ


3、宇宙と息を合わせる

就寝前や起床時の実行したい呼吸法なので
このトレーニングはあおむけに寝ながら行うといい

目を閉じて
両手はからだの脇に

呼吸を変えようとせずに
ただ呼吸に注意を集中する

そして
息を吸うたびに
「宇宙がわたしのなかに息を吹きこんでいる」
とイメージし

息を吐くたびに
「宇宙がわたしから息を吸いこんでいる」
とイメージする

自分を
「宇宙に呼吸されるもの」
として受け身にイメージするのだ

宇宙が息を吹きこむたびに
その息がからだ全体に
指先やつま先にまで
浸透していくのを感じ、味わう

その意識状態のままで10回
呼気と吸気をくり返す



以上の三つのトレーニングを
できるだけ頻繁に
10分を限度にできるだけ長く
毎日つづけるのがいいそうですよ(*^.^*)




この呼吸法が載っている本は?↑(投票ボタン)
My追加

呼気と吸気ついて
おもしろいことを思い出しました

子供に水泳を教えるとき
水慣れと共に
水の中で息を吐くことを教えます

水中で
「ブーーーーーッっ( ^3^)」
って言うんだよ!

そして水面に顔を出した時は
「パッ(^o^)」
と声を出して息を吐くのよ!

息を吸うことは教えません

パッと吐いた直後に
息を吸っているものなんです

ゆっくり泳ぐと
自然と呼吸に注目して
定期的な呼吸を保つ事ができます


明日は
「4、元気がでる呼吸」
「5、くつろぐ呼吸」
書きますね


 < 過去  目次  未来 >

→ □■痛みを手放そう■□ ←