みかんの日記
みかん



 読書

今子供達が読書三昧の日々で
こちらもその影響を受けて本を開くことが増えつつある。

彼等が今はまっているのは
ハリー・ポッター第四巻、そしてダレンシャン。

次男のクラスでは朝読書の時間があるそうで
その時間に読む本探しに結構相談されることが多い。
彼は読書することが全くの苦でないので
今のうちに色々なジャンルに挑戦してほしいと思って
先日は池波正太郎の梟の城という伊賀者の本をすすめたが、
さすがにそれは難しかったらしい^^;
何十ページまで読み進んでも面白くならないんだ、と
辛そうに言うのでじゃあ もう少し大きくなったらね、と
無理強いをしないで違う本に切りかえるよう話した。

その後、星新一や北杜夫を読み進み、
今はお待ちかねだったハリーポッターを読んでいる。
北杜夫は「高みの見物」という、
ゴキブリを主人公にした本が自宅にあったので
面白いよ、とお薦めした。
本当に面白いとあっというまに2日くらいで読破し、
そのスピードたるや、目を見張るものだ。
兄に彼が読んだ面白いものを回して
長女は次男がいない隙にハリーポッターを読んでいるようだ。

自分はというと、
日曜日に古本屋で買った柳美里の「水辺のゆりかご」という本を
昨日読み終えた。
著者の出生から多感な学生時代を赤裸々に書いた自伝でもある。
かなりショッキングな内容で、
彼女の他の作品も読んでみたいと思った。
その後谷崎の耽美の世界をまた浸りたいと思い、
「刺青」を紐解く。
以前学生時代に読んだ時と、また感じ方が違うのが面白い。
パール・バックの「大地」4巻も買ったので
それも改めて読みなおしてみようと思う。

2002年10月28日(月)
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