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昨日は日帰りをするつもりだったのに、思ってた以上に長くて帰れませんでした(とほほ) 7時開演で20分の休憩を挟み終わったのが、大体9時40分から45分。 でも退屈だとか眠くなる心配は全くないと思いますわ。 NEVER GONNA DANCE初日(2月5日)の感想なので、 自分が観るまではネタバレもちょっとした話も嫌という方はスルーして下さいね。 観てない人への配慮は申し訳ないくらい全くありませんの。 大もとの話が1930年代のミュージカル映画で、それをブロードウェイで舞台化したものの日本版ということで 内容・演出共に非常にアメリカテイストに溢れた楽しいミュージカルだった。 とにかくダンスというものが、踊るということが「楽しいー!」と一言で言えるように出来上がっていたのがすっごく良かったと思う。 坂本さんが演じるラッキーという役は映画版ではフレッド・アステアというタップの名手が演じていてこの人のタップはとても綺麗なのね。 もしダンスがその人を表すとしたらきっとアステアはこのタップのように軽妙洒脱な人だったのかな、なんて思わせる軽さのあるダンス。 正直、ちょっとこれは坂本さんには無理だろうとワタクシ密かに思っておりました。 ごめんね。でもこれは坂本さんのダンスじゃないだろう、と思ったのよ。 だから、アステアに囚われず自分のタップを見つけてくれたらなーというのが観る前のワタクシの心境だった。 うわ、エラソー!(笑) まま、いいじゃありませんの。ワタクシ、非常に大満足してるんですから。 もうね、坂本さんのダンスが目一杯堪能できるこのミュージカルに何の不満があるってのさっ←ちょっと壊れてきた(笑) 舞台の初日を観るのは初めてなのでどこまで完成していたらいいのかわからないんだけど (勿論初日に完成してたらいいに決まってるがそりゃ無理だよねー) 結構いい線にまとまっていたんじゃないかと思う。 まあ、まだ呼吸がぴたっと合ってはいないし、ダンスにしてももうちょっとキレが欲しいかなとは思うけど、でも楽しかったなー。 好きなシーンはね。NYに出てきたラッキーがグランドセントラル駅で踊るシーン。 ダンス以外でお金を稼がなくちゃいけないから、踊るまい、と決心しているラッキーが 駅の様々な音に反応していつの間にか足がステップ踏んでいる。 ホットドッグ売りの呼び声、新聞売りの新聞をまとめる音、コーヒー屋の売り声・・・・・・・。 ストーリー最初の方の結婚式に遅れる場面まであったぎこちない空気がこの辺からがっちり呼吸が合ってきてそれがどんどん加速していった感じ。 ホットドッグ売りや新聞売りを巻き込んだダンスのコミカルで楽しい雰囲気が、個人的にはなんとなくこの日の成功を決めたような気がした。 ここの坂本さんのホットドッグ売りや新聞売りとのダンスが好き(←マニアック) それからビルの屋上のダンス。 坂本さんのダンスは流れるような柔らかさで、思ってたよりずっと軽いタップだった。 ジャンプ、ステップ、ターン・・・・みんな柔らかくしなやかで、時々もうちょっとメリハリが欲しいかなと思ったりもしたけれど きっとこれが坂本さんの持ち味なんだろうな、とも思ったり。 ペニーと二人で踊るペアダンスが多いのも特徴で、これが意外と坂本さんに似合っていて思わぬもらい物をした気分。 素人を装っていたラッキーが次第にプロダンサーとしての力量を現していくところも大好きだなあ。 最初のわざと下手くそなぎこちないダンスから、どんどんノッてきて流麗になっていくのが圧巻。 あそこはきっと何度観ても胸が高鳴るしわくわくする場面。 もっともっと派手に華やかにやって欲しいというのが今の一番の希望かも。 ラッキーとペニーのバランスの良さも見逃せない。 背が高くスレンダーな坂本さんは時にどうかすると宝塚の男役みたいに見えないこともないけれど(笑) キュートなエレガントさを持った紺野さんとはお似合いだった。 ただ彼女の歌声はそれほどぐぐっとくるものがないので(個人的好みです)それは残念だったかも。 ダンスは好きだけど。 30年代の女性の衣装は大好きなのでビジュアル的にも良かった。 坂本さんの髪以外は・・・・(しつこいようだけれどセットしない髪の方がいいの。でもこれが30年代だから・・・くすん) 二人のペアダンスは同じポーズで止めるところも綺麗だし、印象が柔らかくて優しい。 対してライバルのスパッド&ベルマのダンスはキレがいいかっこいいダンスでこっちも好き。 渋谷君のダンスが意外に良くてかっこよかった。ちょっとだけ剛ちゃんを思い出したのはナイショね(笑) ただベルマ役の人がパンチの効いた歌とダンスなので少し負けてたかな。 これは回を重ねれば良くなると思うんだけどね。 坂本さんの歌では「NEVER GONNA DANCE(もうダンスは踊らない)」が一番好き。 この歌の声の伸びと柔らかさが大好きだ。 前半はまだ声が出ていなかった感じだけど後半のこの歌や「今宵の君は」あたりでは坂本さんの歌の部分を堪能できる、と思う。 そうそう、坂本さんのアドリブ一つ。 昔、どんな仕事をしていたのか聞かれたラッキーが本当のことを言えず「6人の聖歌隊のリーダー」とかやっていたと答えた時、 会場から大きな笑いを取っていた(笑) ラストのカーテンコールで会場にいた振り付けのノア氏を壇上に招いた坂本さんの「Come Please!」の発音にくらっと(笑) こんな些細なことが眩暈がするほど嬉しいって、私の飢えも相当なものだ。 拍手が鳴り止まなくて、中央に押し出された坂本さんはどうしたらいいかわからずオロオロ(これがまたかわええ) 周囲に助けを求めてるのが可愛くて可愛くて。 しまいには「終わりっ!」と肉声で締めてようやくカーテンコールを終わらせていた(笑) すっごい嬉しそうだったなあ(ほろり) んーと、坂本さんのストレートプレイは癖があるせいか、歌とダンスの方がよほどその心情をまっすぐに伝えていると個人的には思った。 特にダンスで感情を表現するのに長けているし、コミカルな部分の間の取り方も上手い、と思う。 あとはタイミングがもっとガチッと合えばもっと痛快でドキドキできるような気がするんだけど。 それにしても坂本さんにはソーシャルダンスが似合うなあ(うっとり) そうだ!キスシーンもありましたわよ(笑) ・・・・・書き忘れはない? あー、そうだ。三田村さんバンザイ!(笑) 彼はステキだった。大浦さん演じるメイベル共々ステキだった。 ストーリーは単純だからあれこれ言うところもないし、 この話はシンプルに楽しんで幸せな気分になって下さい、というミュージカルだと思うので素直に楽しんで下さいまし。 ・・・・・・曲名、間違ってないよね(不安) そうだ最後に。大甘な坂本ファンの感想なのでこんなのちげーよ!と思ってもそれは胸にしまっておいてね(笑) うわー、また観られるって幸せかもー! な、長すぎ? でも書く。これだけは書く。 黒バラの中居、激カワッ!! 大山ゴマを回してる中居がかっけー! 目がくりんくりんと大きくてきらっきらしていて、こんな遊びをしていた子供がこんなに大きくなってもやっぱりオコサマで(笑) うわーん、やっぱり黒バラ大好きだー! おむすびを自分で作る時、やっぱりキミはシャケだけか、とチェック。 今日は増刊号もグッジョブ。 中居画伯のお弁当はわかりやすくていいじゃないか。何が悪いんだ? 確かにちょっとだけ入ったナポリタンには惹かれます(笑)
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