NM Syndrome

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2004年02月22日(日) タイトロープ ( 『砂の器 』 第6話 )

ありえないくらいの暖かさ。2月なのに・・・・・・2月なのに!(例年ならまだ雪があるぞ、多分)
でもこのまま春にならないのは当然で、明日は一気に半分くらいの気温になるそうな。
とはいえそれでも10度近い。これでも2月(苦笑)
3月にかけて仕事も忙しいし和賀ちゃんも大変になるしで(えっ)気もそぞろな日々になるけれど頑張っていこう!>自分
気合入れないとすぐ休みたがるからさ(笑)

「砂の器」第6話
・・・・・・震えが走った。
冗談でなく、まだ震えている・・・・・。
手が、震えてるよ(苦笑)

とんでもない話になってきた第6話。身贔屓でなしに、パーフェクトな回だった。
予告まで含めてパーフェクト。
(見直したらボロが出るかもしれないけれど今の所は・笑)
緊張でぎりぎりと心臓が痛くて、1話とは違った意味で集中した回だった。
砂の器を見くびっていてごめんなさい。
正直、前回まではどこか不満が多くて突っ込むところに視線がいきがちだったけど、今回は違った。
捜査陣と和賀、関川、田所、麻生、そして玲子と綾香、あさみ。誰を取っても緊迫した関係で見ている人を逸らさない。
この演出家さんは好きだな。

今回始めて思いましたね。
中居をこの話に選んでくれて本当にありがとう、と。
心底感謝しますわ。
ようやくスタッフの意気込みとキャストのやる気と作品の完成度ががちっと噛み合った感じがした。
何より要求されるレベルの演技に見事に応えている中居に脱帽、完敗。
確かに見たことのない中居を見せてくれてありがとう、でした>伊佐野P

とにかく今回は中居のビジュアルも良くて特に横顔のアップがまるでファンサービスの如く多かったのは嬉しい(ほほほ)←結局これかい
冒頭の煙草を咥えて火をつける横顔からしてスバラシイ。
雨の檻をじっと見つめる和賀が見ているものはもしかしたら自分の破滅かもしれない、と思わせる背中。
(でもそれでも和賀はなんとかしようと足掻くんだけどね)
五線譜に刻印されたEiryo Wagaの文字を見つめる和賀の目の虚ろな感じがとりわけ凄かった。
中居サンは微妙な表情がほんとに得意だ。
関川が玲子のことで詰問している時にふと漏らした五線譜のことにぎくりとしたくせに、
次の瞬間には口元に薄い笑みを浮かべている。
最後の「和賀さんですね」と声をかけられた時も振り向くまでのもの凄い阿修羅の如き顔から戸惑った表情に一瞬で変えるその見事さ。
表情に関しては事細かに言えるぞ。まるで和賀マニアみたいに(ははは)
田所と麻生との一対一の会話も見ごたえあった。
麻生からの申し出を蹴った時に微笑と共に眉をちょっと上げたのなんてスバラシイですわ。
傲慢な和賀そのもの。ピアニストとしてのプライドが勝った瞬間でしたね。
麻生の癖のある性格を考えればもう少し言い方もあっただろうに。
田所の名前を出して暗に和賀に強要するような言い方をした麻生を嫌ったのかなと推測。
芸術家のプライドをいたく傷つけたんじゃないか、麻生さん。
あなたも芸術家として傲慢だからね。似てる、かも。
でもこのあと麻生が何を仕掛けてくるか、油断できなくなったのも事実。
田所には完敗だったな、和賀さん。
あの人は和賀と相容れない資質の人だから同じ土俵では和賀には太刀打ちできないんじゃないだろうか。
政財界の人々に挨拶に借り出された和賀の表情には囚われた籠の鳥のような諦めと虚ろさがあった気がする。
今回、あさみとぶつかった時の和賀を久し振りに見て気づいたことが一つ。
あの時、あまりにも中居っぽかったので疑問だったけど、
あれこそが秀夫だったのかもしれないと思った(あ、遅い?皆様もうお気づきになってた?)
一押しシーンはやっぱり自室でピアノを弾く場面ですね。
特に光の中で自分の名前を見つめる和賀の横顔と「宿命」の完成を急ぐ和賀の仕事に没頭している様が秀逸。
この人は心底ピアニストなんだと何度でも思わせる中居が凄い。
あとなぜか思わずほろりときたのが、いつもの癒しの場所で子供達のピアニカを眺める和賀の指がいつの間にか音楽に合わせて動いている所。
どこまでいってもピアニストである和賀が哀しくて愛しくて・・・・。
あんなに動揺していたのが嘘のように落ち着く和賀。
シェルターに逃げ込むようにフォルテで「宿命」を引き続ける和賀の激しいタッチが彼の心情を如実に現していた。
そして弾き終えた時に現れたあさみに思わず無防備に振り返ってしまったのが「秀夫」
あの驚愕の表情があさみに蒲田で会った男と同一人物だと思い出させる。
何のセリフもないけれど二人の間には確かに無言の会話があった。
順不同だけど関川の武田さんも良かったですわ。
改めて惚れる(ええっ)
可愛い男なんだよね、あの人は。玲子があの人に惹かれたのもわかる気がしますわ。
何だかんだいって和賀を頼ってくるところがあの人の脆くて人のいい所。
和賀に安心させて貰いたかっただけでしょう?
それを和賀は嘘で交わし、もしかしたらほんのちょっぴり玲子の幸せを願ったのかもしれない。
但し、関川が五線譜のことを持ち出すまでは。

今日は一回見ただけなのに語り尽くせぬくらい色々出てくる。
(見直してないから勘違いもあるかも←おいおい)
いや、ほんと面白かった。
やっぱりワタシにはラブシーンは必要ないわ(笑)

先週はワカチュキまで書く余裕がなかったけど今日も中居サンてばビジュアル◎
わーお、大好きだ、この中居v
うわーん、可愛いよーとぶつぶつ呟きながら和賀を頭から追い出していた(笑)
牛乳飲んでももう育つのは無理の32歳(ははは;)
小さくてもいいじゃん。あんだけ綺麗で可愛くて小悪魔だったら(ナニ?)
ああもう、中居が笑ってるよー(感涙)
可愛い可愛い可愛い可愛い・・・・・エンドレス
中居の笑顔にどれだけ飢えてるかわかるね(溜息)
ワカチュキがあって良かった日曜の夜。

2003年02月22日(土) 男の握手


伊波