NM Syndrome

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2004年01月25日(日) 和賀の声・・・・・・(『砂の器』第2話)

そうか、和賀の声はこういう声なのか。
変な感想だけれど、あの優しげな少しかさついた柔らかい声が和賀の声なのだ。
直江とも違う、ピースとも違う和賀の声。
勿論中居の声でもない。
おそらく作られたであろう和賀という架空の人間の表面を彩る抑揚と声音が、あの声。
ものすげー好み・・・・・(笑)

『砂の器』第2話「目撃者」(というサブタイトルに変更になったようで良かった。だって「運命が泣き出す」じゃあんまり・・・・ごほっ)
少しづつ和賀にピントがあってきた感じがする。
用意周到な賢しげな部分と肝心なところで人を頼ってしまう安易さと、
自分の邪魔になると思えば冷静に排除してしまおうとする計算高くて冷酷な部分と、
決して忘れる事のできない過去を引きずってしまう弱さと、
・・・・・・ああもう、幾つも出てくるほど弱くてずるくて優しい酷い男が和賀だった。
なんて魅力的なんだろう。

2回目がどうなるか、正直言って不安の方が大きかったのだけど、でもワタシは今回の方が和賀に見えた。
そしてその和賀が愛しくて。
だから関川に知られたことが、今西が気づいたことが和賀を追い詰めていくのを実感として捉えてしまって痛かった。
胸を締め付けれたのが三木の息子が父を確認して叫ぶところ。
でもそれは彼がかわいそうだったからじゃない。
おそらく顔見知りであるだろう和賀と彼が出逢った時の和賀への糾弾を想像すると辛かったってだけ。
酷い話だね、ワタシ(苦笑)
あんな残酷なヤツなのに。身勝手で自己保身の固まりで、なのにあんな切ない眼差しをする卑怯なヤツ。
和賀を守りたいと、逃れて欲しいと思わせてしまうなんて・・・・・・ええい、やっぱり惚れた?(ははは;)
そこまで惚れさせる和賀の中居サン、ブラヴォー。

やはり中居ファンとしては正しいファンの見方をせねば(うそうそ)
少し叫ばせて下さいまし。

うおー、和賀の美貌にバンザイ!

とにかく和賀の目がスバラシイのである。
ポイントは何点かあるんだけどまずは、あさみがある切っ掛けであの夜の男が和賀だと気づきかけた時、
あさみの記憶の甦りに不安になった和賀が後ずさりで逃げるようにその場を立ち去ろうとし、呼び止められて一瞬視線が鋭くなる所。
あさみの部屋でまるで物色するように部屋をさり気なく見回す鋭い眼。
それからあさみの殺害を決意し革の手袋を嵌め直してあさみに近づいていく時、
(多分)慰霊の風車に過去を見、それをあさみに重ね合わせていく和賀の感情の推移が如実に現れた目。
時間にしたらどのくらいだろう。
きつく鋭い眼が徐々に力をなくし哀しさに翳るまでは。
本当に圧巻だった。
だけどね。その一瞬前、殺す決心をした時にこの男は薄く笑ったのですよ。
あの冷たい笑みにぞっとすると同時にそんな闇を抱えた和賀にどうしようもなく惹かれる自分もいる。
それから偶然を装って酔っ払ったあさみと擦れ違った時のにやっとした顔。
この顔には思わず悲鳴(笑)
人違いだよと明るく笑った和賀の落陽に染まる顔の綺麗なこと(うっとり)
唯一の笑顔だというのになんて嘘臭い。でもその偽りが美しい(←はいはい、中居バカです・笑)
綾香に宿命を説明する時の声。煙草を吸う一瞬。・・・・・・やるせないんだか、苛立たしいのか、その険しい表情。
細かいところでは、ピアノに寄りかかって作曲?をしていたらしい和賀がエンピツを弄る所。
ここが好きなのはなんとなく和賀が普通の人に見えたから(笑)
そのあと首を逸らして目を閉じた表情はあまりの美貌に倒れましたけど。
でもピアノに寄りかかってる様は孤独な子供のようだった。

うー、キリねーべ。
いちいち、いちいちツボがありすぎじゃ!(逆ギレ)

今西と吉村の刑事コンビはいいですねー。
この重い話の中での一種の清涼剤で、謙さんは言わずもがな。
それより吉村刑事役の永井さんの明るさが程よいエッセンスになってると思います。
松雪さんが綺麗で良かった(笑)
だって和賀と一対になるならやっぱり美人でなければ。それもこの人のように芯のある美人が好きだ(ワタシの好みかいっ)
キリがないと言いつつもまだ書く(ほほほ)
五線譜を、切り刻んだセーターの包み紙にするのはうっかりすぎやしないか、和賀さん。
それを元カノに託すのもどうかと思う。
そんな細かいことに気が回らないアナタはやっぱり人殺しというよりは一音楽家にすぎないんだろうね。
それだけの人生で良かったんだろうに・・・・・・・。
「宿命っていうのはね、命が宿った時には既に決まっていて自分ではどうすることもできない自分の存在、自分の価値」
初めから決まっている自分の価値って何だろう・・・・・。

今日の「新選組」も良かったね。奇しくも勇もまた生まれた時から定まった運命に抗う決心をしたことが偶然とはいえ嬉しい。
ラストの勇と歳のやり取りはエネルギーがあってほんとに良かった。
ようやくワタシの中でも軌道に乗りましたわ、新選組。

ワカチュキはさらっと。
まだ包帯をしてるし茶髪のままなので撮りは随分前のよう(っていうか去年だね)
うふふふ、可愛いんですの。和賀には言えないからここで言うけど(えっ)

確かに借金は莫大だけど家族に恵まれたダンナは幸せだと思いますわ。
それにダンナのアイディアはそれほど悪いわけじゃ・・・・・(ほんとか?)
ただツメが甘いだけで(笑)
明るい家庭なのがヨロシイですね。

月刊ザ・テレビジョンとM誌の感想はまた今度。
・・・・・・支離滅裂な文章だなー・・・・(とほほほ)

予告で運転席にいる和賀のサングラスから覗く目が鋭くてすっげーかっこいいー!(ほんとに中居バカ・・・溜息)

2003年01月25日(土) サムガで大混乱(笑)


伊波