三楽の仕事日記
DiaryINDEXpastwill


2011年12月05日(月) 「海音」届く

 今年も「海音」をいただいた。海部地方の子どもたちの作文(1校1作品)を集めた文集だ。1年に1回の発行とのこと。第61号とあるから、61年間も続いているということだ。

 これは単なる作文集ではない。
「この文集の使い方」というページがある。めあてをもって読むと学習に役立ちますよ、という読み方案内がされている。次のような具合だ。

 今回は、70作品が書いた人の「心の動き」を中心に編集されています。
「よろこびを」「うれしさを」「やさしさを」「ねがいを」「くやしさを」の
 5つのカテゴリー(さらに小さくテーマもあり)で分類されています。
 例えば、同じよろこびの気持ちを書き表すために、
 どんな題材を使い、どんな書き方をしているかを考えるといいでしょう、といったアドバイスがされている。

 さらに、すべての作品に「作品紹介」がついている。
 これはそれぞれの作文を指導した先生による、いわば作品解説だ。例えば、

 ……書き始めを会話文にし、文に勢いとリズムを与えたことで、友だちとどんな様子で練習に取り組んでいたかが、よく伝わってきます。そして、当日を迎えるまで、自分が夢中に取り組むことで、心にも大きな変化が生まれたことを素直に伝え、やり遂げたという達成感を「まほう」という言葉で綴っています。

 作品の優れているところの紹介をはじめ、どのような教育活動の場面で書かれた作文なのかなど、学校の取組紹介にもなっている。

 子どもも、保護者も、教師にとっても、とても価値ある作文集だ。今年も、精一杯学ばせていただこうと思っている。

 通常業務、そして「校務の情報化についての基礎基本を聞きたい」と来所された方に対応。書籍「玉置流 学校が元気にあるICT活用術」を買っていただいた。感謝。



2010年12月05日(日) 第82回小牧落語を聴く会
2009年12月05日(土) 入院6日目
2008年12月05日(金) 県議会一般質問二日目
2007年12月05日(水) 分析プログラム配付の準備
2006年12月05日(火) 12月校長会議
2005年12月05日(月) 子どもを伸ばす教師力
2004年12月05日(日) どれほど寝ていたことか
2003年12月05日(金) PTA総務・全委員会