三楽の仕事日記
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2011年10月28日(金) 子どもの社会性

 朝から情けない自分に気づく。今朝から読み始めようと鞄の中に入れてきた小説に目を通し始める。おや、どこかで読んだフレーズと同じだなと思った途端、ストーリーが次から次へ蘇る(笑)。ようやく以前に読んだことに気付く(泣)。ああ、情けない。昨晩も同じ本を2冊注文してしまって……、ボケの始まり(泣)。

 こんなこともあって、駅のコンビニで栄養ドリンク1本。気分を持ち直して事務所へ。

 午後の管理部長面談時に提出する自己人事評価資料(目標達成度評価、能力発揮度評価)を再読して、一部修正。いつものように決裁。昨日検討した結果について、さらに多角的に検討。今日は修正すべき個所は見当たらず。しばらくこの作業を続行予定。

 職員からの情報提供がきっかけで「子どもの社会性 異学年交流、地域交流こそ育成の要諦 徹したい教師の学習支援(pdf)」(国立教育政策研究所 滝 充)と題したレポートを見つけ、さっそく読む。

 内容はタイトル通りなのだが、この中で、「構成的グループエンカウンター」についての滝氏の見解に注目した。

 構成的グループエンカウンター自体に社会性育成の効果は期待できない。(中略)。そもそも構成的グループエンカウンターは、対人関係に抵抗を感じる患者に心を開かせる「エンカウンターグループ」という集団カウンセリング手法を基にしている。だから、集団内の緊張を緩和する、親密感を高める等の効果はそれなりに期待できる。実施直後には子どもがおとなしくなっていることも多いので、何かに取り組む前など、「一時的でよいから子どもを仲良くさせておきたい」場合等に役立つ。だが、そうした「一時しのぎ」の繰り返しで子どもを育てていると勘違いしてはならない。それは「問題の先送り」であって、学級づくりでも社会性育成でもない。

 いつものように歯切れのよい文章。このレポートから、義務教育課で取り組んだ異学年交流事業、自己有用感チェックシート開発に取り組んだN指導主事の奮闘ぶりを思い出す。

 ***

 去年の日記を読み返す。携帯を落としたり(すぐに発見、無事解決)、傘を忘れたり、という情けない自分の記録(笑)。10月28日は要注意日。


2010年10月28日(木) 所長・支所長会議
2009年10月28日(水) 寒気に襲われる
2008年10月28日(火) ティッシュ配り
2007年10月28日(日) 今日も・・・
2006年10月28日(土) 上越市で講演
2005年10月28日(金) NHKほっとイブニングが再び取材
2004年10月28日(木) チャンスを与えられる人に
2003年10月28日(火) いよいよ文化祭二日前