三楽の仕事日記
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2011年06月04日(土) New Education Expo 東京

 「New Education Expo 東京」に参加のため、早朝に家を出る。今日の目的は「指導者用デジタル教科書」。参加プログラムは以下の三つ。

〇 デジタル教科書を活用した小学校国語・算数授業
【国語】筑波大学附属小学校…………… 青山 由紀 氏
【算数】筑波大学附属小学校…………… 田中 博史 氏

〇 デジタル教科書を活用した授業に向けて(公開授業を振り返って)
【コーディネータ】
 金沢星稜大学人間科学部 教授 …… 村井 万寿夫 氏
【国語有識者】信州大学 教育学部 言語教育 教授 …… 藤森 裕治 氏
【算数有識者】元 國學院大學栃木短期大學初等学科 教授 … 正木 孝昌 氏
【授業者(国語)】筑波大学附属小学校 … 青山 由紀 氏
【授業者(算数)】筑波大学附属小学校 … 田中 博史 氏

〇 現実的な普通教室のICT 環境と指導者用デジタル教科書の活用
 〜玉川大学と内田洋行の共同研究の成果から〜
 玉川大学教職大学院 教授 …………… 堀田 龍也 氏
 横浜国立大学教育人間科学部 准教授 …… 野中 陽一 氏
 富山大学人間発達科学部 准教授 ……… 高橋 純 氏
 内田洋行教育総合研究所

 授業セッションは満席で入場できなかった方が多数あったとか。早めに申し込んでおいてよかった。両授業とも、授業の成否を握っているのは、当たり前なのだが「デジタル教科書」より「授業力」。明日にも田中先生の授業参観記録は愛される学校づくり研究会のHPにアップしておきたい。分からず屋の先生の演技は、子どもに活躍の舞台を生み出すことを示しておきたい。

 午後の協議会。楽しみにしていた正木節は健在。田中先生への指摘は1点。「どのような計算でできるのか」という発問の妥当性。柱の発問だ。田中先生はそのような言い方はしていないと言われたが、僕の記録では正木先生のご指摘通り。代案を示される姿勢も見習いたい。

 最後のセッションは、タイトル通りの現実的な話で満足。高橋先生の研究報告は、現実的な指導者用デジタル教科書の在り方を示されたもので納得。野中先生の最後の提案は「学校教育の情報化に関する懇談会」でこそ強く主張されたかったこと(会議では柔らかく主張はされていたが)だと理解。同感。堀田先生は今後の指導者用デジタル教科書の開発モデルについて。実現に向けて様々な障害があるとも話されたが、具現化に向けて堀田先生のお力に期待したい。

 新幹線の中では、6日(月)から愛される学校づくり研究会のサイトで開始する新コラム「学校マネジメント考」の原稿書き。第1案を大西さんに見ていただいたところ、厳しいご意見をいただいた。ご指摘ごもっとも、まったくの別稿。第2案にあれこれ手を入れる。あっという間に名古屋到着。


2010年06月04日(金) 教育事務所総合教育センター委員会に出席
2009年06月04日(木) 1年前の思いを振り返る
2008年06月04日(水) 形式的なんだけど重要な会議
2007年06月04日(月) 地域に根ざした学校を訪問
2006年06月04日(日) こまきあんず例会で講演+落語
2005年06月04日(土) 生き方ナビゲーションの会
2004年06月04日(金) 教育予算要望委員会出席
2003年06月04日(水) 八ヶ岳二日目