三楽の仕事日記
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2010年05月25日(火) 講演「これからの学校教育とICT」

 今年度第2回目の校長会議。冒頭で、校長の思いをどのように伝えているかと問いかける。自分が校長職であったときのエピソード(思いが伝わっていないことを子どもから教えられたこと)を紹介する。

 続いて所管事項説明では、次の5点について話す。
1、あいちグリーンウェイブ運動のお礼
2、情報モラル教育の推進(i−モラル) 
3、教員免許更新制の現状 
4、障がい者雇用 
5、交通事故防止 

 午後は海部南部教育委員会研修会で講演。演題は「これからの学校教育とICT」。
1、話題の情報端末と「学校教育の情報化に関する懇談会」
2、学習指導要領における情報教育
3、学校教育におけるICT活用の現実
 ・ 実物投影機 ・ フラッシュ教材 ・ 提示用デジタル教科書(指導者用) ・ デジタルテレビ ・ 電子黒板
4 特別支援教育におけるICT活用
5 校務におけるICT活用
 ・ グループウェアの活用で情報の一元化  ・ 通知表改革(いいとこ見つけ)
 ・ 学校ホームページ(学校のいいとこ見つけ発信)

 午前も午後も、自分の考えをしっかり伝えたいという一念で、話の組み立てについてもギリギリまで考えたが、さて皆さんにはどのように伝わっただろうか。いつものことだが、今の自分ではこれで精一杯と自分をおさめようとする気持ちと、こんな話では皆さんの時間を浪費させただけではないかという不安が錯綜。

 「余情残心」(加賀昭一著)を直接ご本人からいただいた。「余情残心」とは茶道の言葉で、一連の茶事が済んだ後、亭主がお客様を露地まで送り出し、お客様が帰られた後に自らの振るまいを省みることを言うのだそうだ。さっそく帰りの電車で読み始める。深い洞察力によって綴られた珠玉の文章にいつしか引き込まれる。車内の喧噪は忘れ、自分の在り方について目を閉じて沈思。うっかり乗り過ごすところだった。何度でも繰り返して読むべきとてもよい本をいただいた。深謝。


2009年05月25日(月) 県校長会修学旅行委員会で説明
2008年05月25日(日) 充実の第2回学校評価研究会
2007年05月25日(金) 岡本薫節に酔う
2006年05月25日(木) 光ヶ丘中生徒の広場サイト復活?
2005年05月25日(水) 考古学を落語で学ぶ授業&セミナー
2004年05月25日(火) 書画カメラ使用3時間
2003年05月25日(日) 心地よい風が吹く日曜日