三楽の仕事日記
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2010年01月30日(土) 大阪・太融寺での千朝落語を聴く会

 久々に大阪まで足を伸ばして、大阪・太融寺での「第56回千朝落語を聴く会」を楽しむ。

 演目は、桂二乗「正月丁稚」、桂千朝「親子茶屋」、林家花丸「あくびの稽古」、桂千朝「ぬけ雀」。いっぱいのお客様。さすが千朝テイストを楽しみにみえた方ばかりで、師匠独特のマクラから笑いは爆発。今日も丹念に作り上げていく千朝落語2席をたっぷり楽しんだ。

 会終了後、千朝師匠と久々の一献。興味深い話をいっぱい聞かせていただいた。その中の一つをご紹介。
 「師匠の親子茶屋は初めて聞いたのですが・・・」
 「ええ、二十年ぶりくらいですから。内弟子の時に習ったのです」
 「えっ、内弟子といったら入門3年以内ですよね」
 「うちは内弟子時代に10席の稽古をつけてもらうのが習わしなのですが、その中の1,2席は大ネタをつけてくれはるのです。師匠がどのような演目を選んでいただけるのか、とても楽しみにしていました。私はこの『親子茶屋』と『猫の忠信』でした」

 
 内弟子時代に大ネタの稽古を付けられるという米朝師匠。弟子の将来の活躍を祈ってのことと勝手に推測。師匠の愛情あふれる話もお聞きする。

 「米朝師匠はどうやって落語の稽古をされているんですか」
 「いやあ、それが私らにもワラカンのです。ただし、『らくだ』は・・・(これ以上は秘密)」

 などといった話も。

 2009年12月21日読売新聞(関西版)に掲載された「上方落語の60年」の記事をいただく。最後の文章を転記しておきたい。

 桂米朝の代表的な演目に「たちぎれ線香」と「地獄八景亡者戯」がある。やがて「たちぎれ」は千朝に、「地獄」は吉朝にと、それぞれ譲渡されるという形で継承されている。以後、米朝は「地獄は吉朝に譲った」といい、「たちぎれ」の稽古を希うものには「千朝にいうてくれ」といった。

 師匠からオリジナルTシャツもいただく。とっても充実した1日でした。
 


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