三楽の仕事日記
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2009年11月14日(土) 17日津市立太郎生小学校発表会でのパネルディスカッション

 今月17日は、津市立太郎生小学校の自主研究発表会。僕はそこでのパネルディスカッションのコーディネータ役を仰せつかっている。パネリストは、ご存じ玉川大学の堀田龍也先生、三重大附属小教頭の中村武弘先生、そして校長の中林則孝先生(スクール55コラム連載中)。

 堀田先生を前にしてコーディネータをするのはとても気が引けるが、中林校長先生のご依頼に断ることも出来ず、お引き受けした。「綺麗事で終わらないで」「発言につっこんで」「会場も巻き込んで」といった指示もいただいている。今の職場に異動してから、「随分と物わかりがよくなった。丸くなった」という方もあるので、久々にちょっと尖った部分もお見せしながら、ご期待にそえるようにパネルディスカッションを進行してみたい。もっとも僕が黙っていても、話を進めていただけるパネリストばかり。進行に際しては「聴衆反応を見ながら臨機応変に進めます」でも大丈夫だと思いながら、一応の進行案を考えて皆さんにご相談。

 中林校長が研究紀要の前書きで取り上げられている「学力は1年で伸びる!」(江澤正思・陰山英男著、朝日新聞出版)を読む。この本は山口県山陽小野田市教育長の江澤氏が市あげて取り組んで「生活改善・学力向上プロジェクト」の記録だ。

 このプロジェクトの成果を語る一例が市内全小学校の全131クラスの知能指数のクラス平均点の変化。なんと1年後に130クラスで伸びた、つまり99%のクラスで上昇したという。中林校長は江澤氏の講演を聴いて、このプロジェクトの核となっている「モジュール学習」を強く意識したという。太郎生小学校では、「パワーアップタイム」という名称で実践されている。17日には実際にその時間を見ることができる。楽しみの一つ。
 


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