三楽の仕事日記
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2009年04月11日(土) 「みんなで探したちょっといい話」を読む

 昨年夏の講演がきっかけとなり、今年度から「学習工学研究会(愛知)」の理事に就任させていただいた。今日は第1回役員常任理事会に出席。

 議事のメインは、恒例の学習工学セミナー教育におけるメディアと情報「ICTを活用した授業の創造」のプログラムについて。今年度で第41回目となるとのこと。今回も終日開催(8月17日:月曜)で、午前中は4つのワークショップ。午後は講演とシンポジウムと続く。

 これまでの協議でほぼ固まっていた4つのワークショップのうち、講師の急な都合で一つが開催できなくなり、僕がピンチヒッター(になれないと思いつつ)として、3時間のワークショップを引き受けることにした。せっかくの機会なので、文部科学省が先頃発表した「教育の情報化に関する手引」をテーマとして分科会を開いてみようと思う。午後のシンポジウムにも登壇することになり、昨年度以上に忙しい1日になりそうだ。

 会長や常任理事の皆さんとのこれまでのつながりはほとんどなく、お声をかけていただき、新しい縁、人儲けが出来たことに感謝したい。

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 「みんなで探したちょっといい話」(プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動代表志賀内泰弘編著・かんき出版)を読む。仕事柄、悪い話を聞くことが多い中、この本で、とっても心に効く「あたたかビタミン」をいただいた。今日はとっても良い夢が見られそうな気分になった。本帯のコピー「美点凝視」は、まさに「いいとこ見つけ」。みんながこんな気持ちをもってくれれば、世の中、もっとよくなる。期待したい。

 「ちょっといい話」に編著者がタイトルをつけている。「受けた恩は別の人に返していく」「喜ぶ顔が見たくて人は動く」「かけた情けは水に流せ」「体が自然に動くサービスがいい」「マニュアルを超えて本物になる」等。そして、各話の最後にも編著者のまとめあり。「見返りを期待しない行為は、人の心を打つ」「人を喜ばせたいという思いは、最大のエネルギーになる」「親から子へと受け継がれていく大切な心がある」等。これがいい!この本はだれでもできそうな具体例を通しての人生訓だ。学校なら、ちょっとした時間で子どもたちに読み聞かせてもいい。


2008年04月11日(金) 新聞記事に思う
2006年04月11日(火) 運営委員会メンバーによるML
2005年04月11日(月) 離任式&避難訓練&ビデオ撮影
2004年04月11日(日) 原稿書きなど
2003年04月11日(金) PTA新旧全委員会開催