三楽の仕事日記
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2008年06月01日(日) 苦しみのあとのびっくり!

 今日は小牧市子ども会連絡協議会研修会で、1時間の講演。大人ばかりではなく、子どものリーダー養成も兼ねた会なので、子どもも多数参加とのこと。朝起きて、講演の展開を考えるが、早く会場に行って、雰囲気を見た方がアイデアが浮かぶと思い、約束の時間の30分前に会場へ到着。

 会場に入ってくる皆さんを見てびっくり。予想以上に子どもが多く、100名ほどが子ども、80名ほどが大人という感じ。しかも、事前に聞いていたような5,6年生ばかりではなく、低学年の子どももチラホラ。急遽、予定変更をして、講演より、子どもと大人相手に授業をする感じで進めた方が良いと判断して、白板を出してもらい、つかみから考え直し。「役立ち感は生きがい感」をキーワードとした話で、時折、体の一部分でも動かす活動を入れて、なんとか役目を果たそうと決意。
 
 今日のつかみは拍手の練習から。「ちょっと元気がない拍手ですね。もう一度出てきますから、精一杯拍手をしてくださいね。(再登場)気持ちのよい拍手ですね。一気に会場が明るい感じになりましたね。いいですか。こういうちょっとしたことで雰囲気が変わりますよ。リーダーの皆さん、これも会を運営するときのコツですよ」。

 挨拶の由来を話したり、心を込めた挨拶練習をしたり、エレベータートークで交互に話し合ったり、小咄を聞いてもらったりと、5分間から10分間程度で話題を変える必死の展開。冷や汗状態。

 途中で、熱心に聞いていただいている、あるお父さんに質問。返ってきた答えが実に模範的。
 「いやあ、お父さんはよく私の気持ちが分かっていただけますねえ」
 「だって、先生の20年前の教え子ですから」
 「えっ、そうなんですか!」
 こんなびっくりするようなこともあって、なんとか1時間のプログラムを終了。

 係の方が、控え室にそのお父さんを連れてきていただけた。よく聞いてみると、奥さんは同級生で、僕が担任をしていたとのこと。すぐに奥さんもお呼びして、一気に同窓会ムードに。

 初めは、研修会参加は二の足を踏んでいたとのことだが、研修プログラムに僕の名前を見て、夫婦で参加することに決めたとのこと。
 「昔と変わらない熱血トークでしたよ」
 「合唱コンクールの当日、先生が背広の裏地に『優勝』と書いて見せてくれてくれたことを今でも覚えていますよ」
 「厳しいけれど、おもしろい先生だった。クラスもめちゃくちゃ楽しかった」
 「今日のように僕たちのことをよく見ていて、今、ノートに○を書いたねって、今日と同じように言っていたね」
などと、次から次へ僕にとっては嬉しい言葉をかけてもらい、1時間の苦しみは吹っ飛んでしまった!引き受けて本当に良かった。皆さんに生かされている自分をつくづく感じた。ここのところ、充実した日が続いている。感謝。

 


2007年06月01日(金) クールビズ
2006年06月01日(木) 修学旅行3日目
2005年06月01日(水) 修学旅行引率2日目
2004年06月01日(火) 修学旅行1日目
2003年06月01日(日) 小中学校巡回環境コンサート打ち合わせ