三楽の仕事日記
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2006年12月12日(火) 川崎でGC実践

 朝の打ち合わせで「中部フィルハーモニー交響楽団コンサート(小牧市交響楽団から改名:申請中)」のお知らせとPR。

 12月18日開催の管理職研修会の段取り。講師の三重県総合教育センター中村武弘先生に電話相談。最終打ち合わせ。「プレゼン力を高める研修会」と題した講演と実習の2時間。あの中村節が今から楽しみ。

 9:50、長江さんと桃花台バス停から名古屋バスセンターへ。なんと10:44発の新幹線に乗車できた。新横浜で大西さんと飯島さんと合流。地下鉄であざみ野。東横線で溝の口。そしてタクシーで「明日から使えるGC研究会第2弾」川崎実践会場の橘中へ13:15着。

 橘中は新校舎建築中のためプレハブ校舎。プレハブといっても立派な教室!今日の研究授業は、新任2年目となる若い先生と御大である地曳先生のタッグチームによる授業。

 実にアットホームな教室風土。子どもたちがとっても良い。教師の呼びかけに一生懸命反応する子どもたち。つぶやきもいっぱい。こうした授業を盛り上げようとする子どもたちはどのようにして育てたのか聞きたくなるほど。

 感動的なシーン。ある男の子が「僕は数学は分からないからね。Aが左に動くならPも左に動くんじゃないか」と自嘲気味につぶやいた。そしたら、隣の女の子が「私もそう思ったよ」と、まずその男子の考えを認める言葉に続いて「でもね、そんなに単純なことでもないかも・・・」と一言。こういう会話がごく自然にできる教室。こちらも心が温かくなる。

 授業検討会での僕の発言には、長江さんは「校長さんは、学校外ではこんなに厳しい言い方をするのか!」とびっくりしたのではないだろうか。馬場先生や地曳先生が若い教師をフォローしていただける安心感もあり、久々に吠えまくってしまった。僕の発言が検討会の雰囲気を決めてしまったようで、大西さんも、フォローを期待していた馬場先生もいつも以上に厳しい。「良薬口に苦し」。もちろんすべてはより良い授業を創り出すため。検討会参加者全員が学びを深めた1時間30分。「12月23日に再度盛り上がりましょう」と約束をして帰路へ。

 溝の口まで来て、大西さん、飯島さん、長江さんと研究会第3弾の進行打ち合わせ。今年も画期的な研究会プログラムができた。貴重提案授業となった附属中の北原実践は、ビデオで皆さんに紹介。北原実践を受けて行った小牧、川崎、静岡実践は、大学生に生徒役になってもらい、理想とする授業を模擬授業形式で提案してもらうことに決定。もちろん北原実践も模擬授業で再提案。これらを元に参加者全員を巻き込んで、授業バトル大会!理想と現実の違いもあり、同じネタなのに授業の流れは様々。互いにつっこめる材料満載。今年のGC研究会も間違いなくおもしろくなる。

 新幹線の中では、研究会のさらなるツメ。考えれば考えるほどワクワクしてくる。飯島さんと附属のあり方について意見交換などもして、あっという間に名古屋へ。今日も充実した1日。大満足!


2005年12月12日(月) 生徒会執行部から意見を聞く
2004年12月12日(日) 忙しい日曜日
2003年12月12日(金) 授業のリズム