三楽の仕事日記
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2006年11月02日(木) 光祭(文化部門)当日

 光祭(文化部門)当日。開会式での校長挨拶を考える。今年も「文化は受け取り側が創るもの」をキーワードにすることを決意し、ポイントを書き出す。校長挨拶の中で初めて「日本一になろう」という言葉を使うことにした。目標は大きな方がやりがいがある。様々な面で積極的な取り組みができてきているので、さらにバージョンアップをめざして、子どもに呼びかけることにした。

 午前中はいわゆる合唱祭。(文化部門といったり、文化祭といったり、合唱祭といったり、校内で様々な表現がされているのは気になるところ。)

 いよいよ本番が始まった。1年生のリハーサルでは男子の歌声が小さく心配する声も聞かれたが、本番ではどの学級もしっかりとした声が出ていて、1年生らしい歌声を聞かせてくれた。本番前の追い込みが効いていた。2年生はさすが。1年生以上に学級のまとまり、練習成果を感じさせる歌声が続いた。そして3年生。どの学級も申し分ない出来。順位をつけるのが苦しいほど。午前中は審査員として全神経を集中。ヘトヘトになった。またそれだけの歌声を聞かせてくれたことに大満足。

 午後は作品鑑賞タイム。そして2,3年の選択音楽発表鑑賞。ここでも光ヶ丘中生らしい質の高い作品&発表をしてくれた。

 そして音楽科の講評、結果発表。最優秀、優秀曲が流れるたびにどよめく体育館。一気に子どもや担任の心の中に何かが走るという感じ。最後の校長挨拶は何も考えずに登壇。会場を見渡して頭に浮かんでくることをそのままストレートに話す。

 今、君たちの心に浮かんでいることは何だろう。
 体育部門が終わって、さあ今度は合唱だと気持ちを高めたあの日。
 学級全体がまとまれずに苦しんだあの日。
 よし、これならいけるぞと手応えを掴んだあの瞬間。
 しかし、また次の日にはバラバラ。
 また初めからと落胆したあの時。

 本番が近づくにつれて、
 どの学級からも大きなエネルギーを感じるようになった。
 校長室で仕事をしていても
 君たちの心がこもった歌声が聞こえるようになってきた。
 ああ、みんなで良い文化を創っているなあと思える
 とてもうれしい日が続いた。

 みなさんは、
 リーダーの大変さを知った。
 学級で一丸となって取り組むよさを改めて感じた。
 みんなで創り出す大変さとすばらしさを身体で感じた。
 もちろん友の良さも知った。

 勝負は勝負。結果はどうしてもついてくる。
 しかし、その結果で、君たちが今までやってきたことが
 無になってしまうわけではない。

 ここまでみんなで歩んできたのだから。
 みんなでやることの大切を分かったのだから、
 このまま最後の最後まで、3学期の終わりまで、
 学級全体でさらに一丸となって取り組んで欲しい。
 学校全体で日本一文化レベルの高い学校にしていこう。 
 こんな気持ちにさせてもらえた1日でした。
 みなさん、ありがとう!


 このようなことを一気に話して降壇した。片付け、生徒下校、職員打ち合わせをして終了。打ち合わせでは「日本一」という言葉を使った自分の思いを先生方に説明。音楽科の加藤さん、文化部門&特活部会の面々にとりわけ感謝。

 11月4日、バンブー交流会で流される美術部5人のインタビュー映像を編集。DVDに収録。

 帰宅。やはり神経を使ったためか、ヘトヘト。いつしか爆睡。


2005年11月02日(水) 犬山中授業&ほっとイブニング中継
2004年11月02日(火) 額田中学校を訪問
2003年11月02日(日) 情報の一元化