三楽の仕事日記
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2006年06月14日(水) こどもとのうれしい会話

 朝から遅れていた文書作り。1時間で完了。あとは投函のみ。

 2時間目。教生さんの授業観察。「次の授業の目標」と指示しておいた意図的指名ができていた。指導した成果が見えるのはうれしいことだ。惜しいのは2種類の意見が出たときの対応だ。経験がものを言うシーンだった。ビデオに撮っておくとプロ教師にも役立ちシーンだった。残念。

 授業図解シリーズを4本。一気書き。また貯金ができた。

 子どもと次のような会話。
 「○○君、授業中にとても良い意見を言うねえ」
 「そうでしょ!優秀ですから」
 「自分から言うと、本当らしく聞こえないんだよね」(笑)

 次のような会話もあった。
 「あの意見、良かったねえ。結果として間違っていたけど、発想がとてもよかったよ」 
 「えっ、校長先生、見ていたの。あれ、恥ずかしかった」
 「いやいや、あの発言のおかげで、みんなが考えたんだよ」

 こういう会話が出来る日は、特にうれしい1日。こういうこともあった。職員室に入ってきたある生徒。

 「○先生、みえますか?」
 「出張だよ」
 「わかりました。ありがとうございました」

 この「わかりました。ありがとうございました」と言える子どもはなかなかいない。職員室から出て行った子どもを追いかけ、「今のあなたの応対は良かったねえ」と誉めて、校長室に戻って「いいとこ見つけ」に記録。

 ALTのグレンさんと島内さん、そして子どもたちが中庭で、英語の会話練習。目にとまり、手で触れられるものを題材に会話を進めようというアイデアだ。会話をしたくなる場面を作り出す意味でおもしろい試み。かなりのやりとりができたようだ。

 学びノート実証実験参加者宛の文書作り。これがなかなか進まず。とりあえず形にして、MLで意見募集。

 「学級経営力をたかめる3・7・30の法則」(野中信行著)を読む。しっかりと現実をとらえた上での実践本。ひさびさにこの手の本を読んだ。野中さんも教育ルネサンスに登場していた人。

 「日本一簡単なIT活用セミナー」(7/9(日)東京・11/12(日)大阪)の紹介サイトができましたと報告あり。僕は大阪でお手伝いをさせてもらう。IT活用超初心者セミナーで、セミナー終了後はIT活用に自信をもって帰っていただこうという企画。IT活用の“はじめの一歩”はプロジェクタ活用。我が校でもプロジェクタ利用はかなり日常化してきた。大きく提示するだけで授業が変わることを実感すると、プロジェクト利用は止められなくなる。

 4年前の今日(6月14日)の日記を読む。ちょうどこの日は、日本とチェジニアがW杯で戦った日。小牧中では多目的ホールを開放して200名ほどの生徒と観戦。2−0で日本快勝。1次リーグ突破の歴史的な日だった。さて今回はどうか?


2005年06月14日(火) 額田中学校を再び指導訪問
2004年06月14日(月) 第1回学校公開日
2003年06月14日(土) 教師力アップセミナー