三楽の仕事日記
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2004年05月21日(金) 総合センターで新任校長研修会

9時より愛知県総合教育センターで新任校長・教頭研修会。今日は1日ここに缶詰め。早く着いたので車の中で「図解で実践 タイムマネジメント」(久恒啓一著)読了。この本の主旨に沿った読み方(笑)。朝に余裕の時間を作れという主張なのだから。

センター長の話のあと、愛知県教育委員会義務教育課長より講義。「当面する教育の諸問題」について。柔らかい口調の中に漲る県の教育を支える責任感と、自分の歩みに対する自信。背筋がピンと伸びる話だった。印象に残る話はたくさんあったが、最後に「五出しの精神」として、「校長は顔を出せ、知恵を出せ、汗を出せ、声を出せ、そして金を出せ」と。そして「それが嫌なら辞表を出せ」。どっと受けたが、冷静になってみると笑っていられない。

続いて宝飯郡一宮中学校の「学校評価システム」の研究発表を聞く。詳細な資料を配布しての実践発表は大いに参考になる。本校でも考えなければならない課題。

人権教育について名古屋法務局人権擁護専門官から講話。法務局で受理されるいじめや児童虐待数などが示された。裁判員法成立に伴って学校教育の中でも新たに必要な教育が出てくるのではという提言など。

昼食後、午後の部開始までの時間を利用して、先日の教育予算要望検討委員会で指摘をうけた箇所を訂正して完成。レッツノート持参は大正解。

指定された講義室に入って法規演習。与えられた課題に対する自分なりの考えをまとめ、その上で、全体会場でその解説を聞く。講義は県教職員課の太田主査。実に論理的で、聞いていても気持ちがいい。この方に聞いてみれば、なんでも解決するぞ(事実、そうなのだろうが)と思わせてしまう説明は見習いたい。

最後は旅費について。新方式になって1年経つが、これまで不明確だったことがはっきり分かった。経験した上で話を聞くとよく分かるという例だ。

センターを出て自宅へ向かう。そして、小牧中学校の新旧PTA懇親会へ。例年のように30名を超える参加で大にぎわい。お酒も入っているとはいえ、保護者の皆さんと教師が一体となっているこの雰囲気は、たまらなくいい。それにしても小牧中を去った私の日記を今でも読んでいてくださる方が何人かみえて元気も出る。副会長さんからは、この日記を部下に見せ、物事を見て感じることの大切さを伝えてやりたい、とも言っていただいた。確かに仕事日記を書き始めてから、1日を振り返りながら、身の回りで起こったことを改めて考える習慣がついた。それは自然に次へのステップを考えることにもつながっている。堀田先生もこんなことを書いてみえる。息子も4月から「鶏小屋の屋根裏にあった日記」という、ちょっと変わったことを毎日書いている。僕は毎日、彼の日記を読むが、彼はこの日記にはいっさい関心はない(笑)。

6月に再び環境コンサートで市内小中学校をまわってもらうリピート山中さんの掲示板にうれしい書き込み発見。

来月12〜13日、松山(愛媛)で「ゼロエミフェスタ」というイベントで「エコライフのうた」をテーマソングとして使わせていただくことになったようです。おまけに手話もつけて歌います。たぶんこれから「エコハウス」のイベントでは度々歌われることになるでしょう。こんな感じでこの歌が全国に広がっていくといいなあ!!小牧のエコネットの皆さん・山さん、すてきな歌をどうもありがとう!

良いことは広がる。感謝、感謝。


2003年05月21日(水) 蒸し暑い日