三楽の仕事日記
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2004年02月19日(木) 来年の現職教育決まる

一度寝て起きて原稿書き・・・これまで成功率はわずか。やはり!今日も目が覚めたら5時30分。慌てて着替えて原稿書き開始。1時間ほどで光が見えてきた。昨夜まったく進まなかったのが嘘のよう。朝食を軽くとって学校へ。

メールを確認して、すぐにノートコンピュータを持参して多目的室へ。申し訳ないが、朝の欠席連絡の電話をとらなくてもいいように待避。打ち合わせまでの30分ほどで、さらにはっきり、くっきりとゴールが見えるところまで原稿は進行。

打ち合わせの1分間スピーチで、Y先生が車上荒らしにあったと話されたのを受けて、小牧市内の犯罪数が昨年の1.5倍にも増えていることを補足。

打ち合わせ終了と同時に、再び多目的室へ。なんせ小牧中学校としてCECに出しておかないといけない原稿が1週間も遅れているのだ。相手はさぞ困っていることと思うと、1分1秒でも早くというのは正直な気持ち。10時20分には再考も済んでメールで送付。ふ〜う。朝から会話した人はわずか2人。最近一番の集中力発揮。

卒業認定会議と職員会議。
卒業式関連の協議事項はスムーズに終了。皆勤賞の表彰については次年度当初に検討することに決定。
あとは平成16年度の教育検討に時間をかける。
議題は、
・なぜ小牧中は習熟度別授業をやらないかの共通理解
・総合的な学習の時間「創」の評価や時間設定の検討
・特別活動の反省と次年度の方向性
・生徒指導(生活アンケートの実施と下校時刻について)
・現職教育の計画
久しぶりに17時40分ほどまでかかった職員会議。17時を回った職員会議は本年度初。

現職教育は毎年紆余曲折というか、私の原案は毎年ことごとく否定され、軟着陸を繰り返してきた。今年度もあまりにも過激?だったためか、ひょっとして組織票と思われるような反対意見が多数書き込まれ、原案撤回という事態となっていた。
今回は、教務主任と教師力向上主任による提案である。簡単に言うと、年間18回ほどの研究授業と研究協議。研究授業は子どもがその授業中で学んでいるかを中心に看取り話し合おうという提案がされた。この案はすっと通った。この案が通らないようであれば、いよいよ本校も・・・と思っていたが、安心、安心。
そして、今年度宣言した「不平等宣言」は来年も継続とのこと。若い者は少々の時間は無視して勉強する体制を強制的に作るという不平等宣言。この宣言は自分の専売特許としようと思っていたが、考えてみればありがたいこと。だいたい不平等宣言なるものは管理職が掲げるものではない。宣言してしまう自分も自分だが、その通りと認めてもらえる(←あきらめているのかも)職場もありがたい。教師が学ばなければ生徒に勉強せよとは言えない。

ブックレット「平成16年度の小牧中学校の教育」の表紙見本が届く。昨年度を受けてシリーズっぽいところがいい。またいい物が出来そう。

帰宅。ここのところ静岡大の堀田先生のHPを見て書籍を購入することが多い。紹介されていた「30代で差がつく50の勉強法」を読了。自分は40代なんだけどね。読ませてしまう工夫はさすが!心にとめておきたいフレーズ満載。

GCメーリングリストで川崎の馬場校長先生の授業のことが流れる。退職を前にして、最後の最後まで果敢に授業に挑戦されている馬場校長先生に脱帽。いきたかったなあ、メールを読めば読むほど、その思いが強くなる。静岡の武藤さんの日記にも詳しい紹介あり。この武藤さんの日記も楽しみ。目の付け所や書きぶりに感心することが多い。

視察の方から依頼を受けた資料に目を通す。明日は姫路から二度目の視察。リピーターの視察は格別うれしい。


2003年02月19日(水) 振り替え休日