三楽の仕事日記
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2004年02月20日(金) 参考にしてもらえる喜び

いつのまにか、日記のカウンターが20000を超えていた。お読みいただいている皆さん、ありがとうございます。

1時限目3年4組数学。「サイコロ」か「姉妹日記」迷って、「サイコロ」ネタ。予定通りの展開になったのは初めだけ。子どもたちの予想と実験結果が明らかに違うところを見せつけようとしたら、予想通りになってしまうわ、実験回数を増やせば増やすほど理論値からはずれるわで大変。

「教師というのは、授業の前にこうなるだろうと思って授業をするんだけど、今日はまったく違う展開になったよ。いやあ、まいったなあ。それでさあ、相談なんだけど、僕の予想通りに君たちが反応して、実験も君たちの予想を裏切る結果となったとしてさあ・・・」

これが子どもに思わぬ受けて、一気に課題意識が高まった感触。ここだ!と思って課題を絞り個人追究に進めると、いつものように授業が進行。舞台裏を話してやるのもいいもんだ!

2時間目も3年数学。特別授業最後。公立推薦入試結果を見に出かけた生徒がいて、学級には24名の生徒。最後もサイコロネタ。今度はきっちり筋書き通りに展開。さっきの実験が嘘のよう。集団追究の場面で担任の駒瀬先生登場。担任の先生にきちんと説明しようと、プレゼンの相手を限定したのが功を奏し、なかなかおもしろい展開に。組み合わせの数え方にこだわり、説明させることにこだわり、にぎやかなうちに無事解決。やはり授業はおもしろい。

以前、注文ボランティアでお世話になったOさんが来校。見せていただいたOさん撮影のビデオ談義から、Oさんの人生を聞くことに。定年後もいきいきと活動されているOさんの話を聞いているうちに目頭が熱くなる。いつまでも知識欲旺盛で、学び取ってやろうという姿勢に感動。

5時限目。1年数学。垂線を中心として展開。自分でやっている作図方法を言葉で表現することを苦手とする生徒が多い。挑戦せよとハッパをかけて、励まし、ほめながら発表させる。時間がかかるため正直あせるが、鍛えなければ力はつかないと思い、我慢、我慢。

姫路市の中学校から視察2名。お二人とも2年前に来校され、本校の取組を随分と採り入れられていた。その成果と今後の展開について意見がほしいとのこと。実にうれしい視察。校内組織や「授業のめあて」や「Uプリント」、職員室でのネットワーク活用の推進方法など、様々な話題を提供。あっという間に2時間半。最後に向こうから「桂千朝師匠と会いまして、先生のことをお話ししていましたよ」と一言。「えっ、先生も落研?今でも落語をやられますか」という話題から、またまた話が広がる。私の日記もよく読まれていて、元日から大阪一心寺に出かけていることもご存じ。

PTA新聞A3判両面カラー印刷開始。これが何度も途中で紙詰まり。ちょっと涙。いやかなり涙。

明日のみらい塾の原稿ができず、PTA新聞の印刷は進まずで焦っているところへ柴田さんから電話。ありがたい電話。日記を読んで、このままでは危ないと分かっていただけたかな?感謝、感激。明日の僕のお役目はつっこみ役。これで準備なしで臨める。ああ、気が楽。


2003年02月20日(木) 倒れ込むほど疲れた日