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2003年11月09日(日)

漂白

昨夜というか今朝3時過ぎから借りてきた映画を観た。
「ザ・セル」っていう映画。
観てからちょいまだ早かったと後悔。
ほんの数分のグロさが、まだ私にはキツいらしい。
おかげで、目を瞑っても映像が残ってしまって寝付くのが大変だった。

で、この映画には大量の漂白剤が出てくるんだが。
前にも書いたかもしれないが、私は漂白剤好きだ。
あの、茶渋も何も綺麗にしてくれるスッキリ感が堪らない。
布巾やらコップやら三角コーナーやら。
とにかく定期的に浸けては一人満足している。

そして、私は妙なところで無駄に拘る。
要は、普段のお金の遣い方とは裏腹に突然ケチになるのだ。

私の漂白の仕方はこうだ。
まず、麦茶入れとかヤカンとか。大きめのものから漂白にかかる。
当然、それらの内側が漂白目的なのだから中に漂白水を入れる。
ついでに、入る限りのものとして布巾やらスプーンやらを入れて浸けおく。
これは、どの家もそうだろうと思う。
が、綺麗になったところで、その漂白水を捨てたりはしない。

次にコップやマグカップを並べてそれらに注ぎいれる。
漂白水の使いまわしだ。
漂白水は一度使ったからと、その威力が減って居る事は無いというのが私の考え。
だから、一回の漂白水でありとあらゆるものを漂白しまくる。
一通り、食器類が終ると、次に三角コーナーと排水口のヤツを浸け込む。
そして、最後に布巾やスポンジを使ってその漂白水を流し磨きに使って終了。
完璧だ。

そんな効率良い漂白のプロである私にも、一つ悩みがあった。
我家のヤカンなのだが、中に漂白水を入れるだけでは斜めになった口のところが綺麗にならない。
どう考えても、全体を漂白水に浸けてしまうのが一番良い。
ついでに、まな板。
よく、布巾に漂白水を染み込ませてまな板にかけろと言うが、やはりこれも全体を浸け込みたい。
が、これもデカクて普通には浸けられない。
なんせ、我家の流しは、アパートにしては広いのだが、排水口に蓋が無い。
水を貯められないのだ。

よって、私は考えた。ヤカンとまな板を一緒に浸け込む方法を。
まず、風呂だ。風呂桶に浸け込んでやろうかと思った。
しかし、浴槽はまな板を横にして入れるには良い感じだが、ヤカンにとっては広すぎる。
ヤカン全体を浸け込むには、浴槽の中にヤカンの高さの分の漂白水が必要になる。
それは、勿体無い。
かと言って、両方が入るような大きなバケツなんて我家にはない。

そこで私はひらめいた。
地震の時の避難生活での体験談で聞いた事がある洗濯カゴの利用だ。
洗濯カゴにビニール袋を入れ、その中に漂白水を入れて浸け込む方法だ。

と、ここで、更にひらめいた。
何も洗濯カゴじゃなくてもいいじゃないか?
洗濯機があるじゃないかっ
洗濯カゴだと風呂場なりに行って水を入れたり出したりしなければならない。
ところが洗濯機なら。勝手に水を貯めてくれるし、勝手に水を排水してくれる。
な〜んて、私は頭がいいんだろうっ!
天才かもしんない。うほほほほーっ

一人、御満悦状態で早速試してみた。
我家の洗濯機は4.2kgと小さいヤツだ。
ヤカン二つとまな板を入れたら、ちょうど良い感じになった。
まじ、私って天才♪
でわでわ。水を貯めましょっとスイッチをオンっ


ガゴンガゴンガガガガガガゴン


うぅぅぅぅうぅぅうっ
まさか、こんな落とし穴があるとはっ!
ヤカンとまな板。特にヤカンの蓋がぶつかり合って酷い音がした。
ヤカンの空焚きならぬ、空回し状態。

自分の浅はかさをここまで思い知った事は、今まで無かった(多分)。
洗濯機に浸け込もうと思った瞬間から、私の中では洗濯機はもう桶でしかなく。
回るものだということが、何故か頭からスッポリ抜けていたのだ。

洗濯機は水を出す前に量を測るんだかなんだか知らないが、空回しを数回するもんだ。
すっかり、それを忘れて洗濯機の罠に引っかかってしまった。
幸い、ヤカン達に損傷は無かったけれど。
どっちかって言えば、洗濯機の方が壊れる可能性が大だ。

ふん。もう、漂白剤なんて嫌いだ。
そんな八つ当たりをした日だった。

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