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2003年09月16日(火)
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| もしかして症候群 |
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世間が三連休なのだと言う事を、昨日の朝知った。 この家にはカレンダーが無い。わざわざネットで検索掛けて知った。 う〜む・・・今からカレンダーを購入するより、自分で作った方が良さ気。
先々週後半ぐらいから、仕事もあり自宅にて眠る事が多くなり。 この三連休は、びっちり家に居てみた。 そして気付いた。 居れば居るだけ、部屋は汚れるということに。(当り前&片付けろ) いや、そうじゃなくて。 自分の家だというのに、地元だと言うのに、やっとこの三連休で慣れた感じだ。 昨夜など、久々に近所にレンタルビデオ屋なんぞに行ってみたりして。 物凄く、静かで穏やかで腰が痛くなるほど怠けた生活を送っている。
で、どうやらお相手の家付近と違う意味で自宅は怖い事に気付いた。 お相手の家付近は、こう言っちゃぁ〜失礼だがガラが宜しく無い。 いや、品は良いのだ。ここよりは、ハイソな方々が住んでおられる。 しかし、観光客の性質が悪い。地元を支配する(たむろする)メンバーが怖い。 お相手のアパートの目の前の道路が怖い。 知ってるだけで2-3年の間に10回ぐらいは事故があったりするし。
それに比べて、私の近所は静かだ。静か過ぎるのがいけないのかもしれない。 世間では、通り魔やらのニュースがガンガン流れており。 人気が少ないだけに、少しでも暗い夜道で後ろに人が歩いていようものなら、「もしかして・・」と何故か警戒する私。 原チャリ&チャリ&車が背後から近づくと、オーバーに道路沿いの家の玄関や駐車場に思い切り入り込んで、荷物をギュっと握り締める。 罪も無いただの通行人ご近所さんを、勝手に「もしかして犯罪者」に仕立てる私。
100mは離れている自分の車までの直線は、家を出た途端に左右を確認し、ダッシュする私。 昼間は、な〜んて長閑な良い場所だと思うのに、夜になると点々と所在するお寺さんに別の意味で怖がる私。 こんな時だけ、父上の形見のブレスレットが助けてくれると思うお調子者の娘。
家の中でも安心は出来ぬ。 夜は涼しいこの季節。窓を少しだけでも開けておくと過ごし易いのだが。 何やら、窓のすぐそばで不審な物音がする気配。 多分、隣の家の脇で住人が何か物置から出してたり、そんな事だと思うのだけど。 覗き込む勇気も無く、二階に上がってくる不審者かもしれんとか思って窓をピシャリ。鍵をカチャリ。 隣の住人を勝手に「もしかして不審者」よばわりする私。
テレビの音に混じって何やら怒鳴り声が聞こえて消音に。 またもや隣の奥様がお子様を叱り飛ばし。 でも、それが唐突に止むと「え?なんで?」と「もしかして」症候群に陥る。 更には、引っ越してきて初めて、今度は裏のじぃ様宅の聞いた事の無い男性の怒鳴り声。 それこそ、ボケたじぃ様が居る家庭なだけに、物凄い想像が働く「もしかして」症候群。 想像力が豊かなのが私の長所だ。
昨夜は隣の旦那が怒鳴っていて、それに反論する声が一切聞こえないのがこれまた怖く。 ついでに、夜中になって電気を消してビデオを観ていたら唐突に 「ウォーッ」 という雄叫び。 それっきりシーンとなったその状況がこれまた怖く。 「もしかして」症候群は念のため、時刻を確認することになる。
いや、まさかね。 隣近所で事件なんて起きないと思っているのさ。 でも、それとは裏腹に逞しい想像力を駆使してしまうのが「もしかして」症候群。
私は、人一倍警戒心バリバリ女だ。 「もしかして」症候群だから、常にあらゆる事を想定して覚悟を決めている。 普段から人に驚かされると、必要以上に頭にくる性質だ。小心者だ。 だからホラー映画が嫌い。 怖いとかよりもビックリ感が大嫌いだからなのだ。 大抵の映画でもドラマでも、私はいつも「来るぞ。来るぞ。」と覚悟を決めているので、人より驚かずに済む。 しかしながら、こんな日々を送る中、スリルのある映画なんぞ暗がりで観た私が悪かった。 昨夜、産まれて初めてかもしれない。 寝そべっていた身体が10cmぐらい宙に浮き。 いや〜、本当なのね。飛び上がるほど驚くって、ホントなのね。
人ばかりじゃない。 最近の私は、ニュース中毒で。 新聞を取ってない代わりに、ネットを徘徊しまくって情報を集める。 故に、見てしまった。 ここ数日中に地震が起きるかも〜・・・ってヤツを。 それをまだ知らないその日の夕方。 スーパーでデカいペットボトルの水が100円だった。 普段は、重いので買わないのに、何故か珍しく購入していた。 この自分の行為を「よもや虫の知らせか?」などと考える「もしかして」症候群。
留めは、真夜中に突然電気が、急に明るくなったり暗くなったりを繰返し。 ラジオに雑音が突然混じり出し。 そんな事が続いて起きるもんだから、もーもーもーダメ。 「もしかして」症候群は「やっぱり・・・なの?」に進化するのである。
で、まだ地震のその予想とかの範疇である数日前から今日この日まで。
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