2009年11月30日(月)  朝ドラ「つばさ」スピンオフ本読み

脚本を書いた「つばさ」スピンオフドラマ「好きと言えなくて」の本読みに立ち会う。ラジオドラマ以外で本読みに呼んでいただくのは、はじめてのこと。役者さんが台詞を声に出して言うのをナマで聞くと、書いたときとは印象が変わったりして、こういうニュアンスもありだな、などと発見がある。役者さんの癖で語尾や言い回しが微妙に変わったりするが、そのほうが自然に聞こえたりする。台詞が登場人物に吸収されていくようで、ドキドキした。

まずは玉木つばさの弟・知秋(冨浦智嗣)、つばさの幼なじみの宇津木万里(吉田桂子)、鈴本スーパー次期社長の俊輔(三浦アキフミ)の「青春編」。テーブルを囲んでの読み合わせの後、動きのリハーサル。ここで面白かったのが、アクション指導。ほとばしる若さがぶつかりあう山場のシーンの動きをアクション指導の男性が見本を見せながら作り込んで行く。どう動くとダイナミックに見えるかの計算、指先が伸びていると嘘っぽくなるなどのアドバイスを興味深く聞く。「台詞言いながらやってみよう」と指示し、台詞との組み合わせで効果的な動きを探る。繰り返すうち、どんどん見栄えのする動きになっていった。

終わってから「アクション指導が入るとは思いませんでした」と指導の方に声をかけると、「ちゃんと動きをつけないと、ケガしますからね」とのこと。アクション指導者の話を書いてみたくなりました、いつか取材させていただくかも、と話す。

打ち上げぶりに見て、ぐっと印象が変わっていたのが、冨浦君。ずいぶん大人っぽくシャープになった感じ。「僕、大丈夫で下か? あれで良かったですか?」と熱心に聞いてくれた。

8・9週などを演出した福井充広さんが紙コップに「祝スピンオフ」の旗を立てた手作りのお祝いグッズを持って、激励に来る。放送中の「ROMES」に関わっているそう。

青春編のリハーサルの途中で、「中年編(仮)」(※仮までが正式名称)出演の宅間孝行さん(真瀬昌彦役)、ROLLYさん(浪岡正太郎役)、脇知弘さん(ロナウ二郎役)が続々到着。真瀬さんはいきなりジャージに着替え、ROLLYさんはギター持参。そして、もう一人、「つばさ」に登場していなかった新たな登場人物が……。その女優さんとは初対面ながら、同世代ということもあり、親しみを覚えた。

初々しい青春編に対し、中年編(仮)はこなれた感じ。真瀬と浪岡の掛け合いは、演じている宅間さん、ROLLYさんがなんだかうれしそうで、見ているこちらも頬が緩む。笑う場面じゃないのに漫才を見ているような気分になったり。ああ、帰って来た〜とうれしくなった。西谷真一チーフディレクターも、生き生き、ノリノリ、熱と愛がこもっていた。

本読みの詳しい様子やスピンオフの最新情報は、後藤高久チーフプロデューサーが日々更新している「つばさ」スタッフブログをどうぞ。

今週中に撮影、大急ぎで編集して12月下旬に総集編PR番組として放送の予定。総集編予告編を含めて各編10分。どうぞお楽しみに。

back<<< >>>next

2006年11月30日(木)  マタニティオレンジ34 六本木ヒルズで『プラダを着た悪魔』
2005年11月30日(水)  保湿ティッシュは甘かった
2003年11月30日(日)  小津安二郎生誕百年
2002年11月30日(土)  大阪のおっちゃんはようしゃべる
2001年11月30日(金)  函館映画祭1 キーワード:ふたたび



My追加