2008年10月22日(水)  あまえんぼジュークボックス、たま2才2か月。

娘のたまが通う保育園の「保育参加」なるものを体験し、保育士さんに混じって子どもたちと午前の数時間を過ごした。近所まで、てくてく散歩についていく。わたしはたまと手をつなぎ、3人の保育士さんが箱乗りバギーと自分たちの手で8人の子どもたちを運ぶ。行きは良い良いだけど、帰りはみんなぐずって、歩きたがらない。たまも立ち止まり、「おんぶ」とせがむ。たまをおんぶしながら、重い、背中が痛いと音を上げそうになっていたら、保育士さんは、おんぶにだっこに手を引いて、一人で3人を相手していた。そのたくましさに頭が下がる。

たまは、今日で2才2か月。あいかわらずあまえたで、おっぱいが大好きで、おむつが外れる気配はない。だけど、事後報告で「チッコ」(大きいの)「もれてる」(小さいの)と教えてくれるようになり、おまるにも嫌がらずに座るようになった。

おっぱいが欲しくなると、「とんとん、はいってるかー」と呼びかけてくる。「入ってるよ」と答えると、「いってみろう」のかけ声とともに吸いつく。「いってみよう、だよ」と何度教えても「いってみろう」になるのがおかしい。おっぱいを飲みながら、長袖の袖口に自分の手を入れて来る。恋人のコートのポケットに手を忍ばせて甘える、そんな感じ。袖口もわたしもデレデレと伸びる。

したいこと、したくないことを言葉で伝えてくれるようになり、意思疎通のストレスはずいぶんなくなった。いちご柄の半袖を着せようとして、「いちご、さむい」と言ってくれると、じゃあ長袖にしようね、となる。

言葉の発達と反比例するようにガブリ癖も治まってきてひと安心していたら、今週は二人のお友だちを引っかいてしまった。引っ張られた、おもちゃが欲しかったなど、たまなりに事情はあるようだけど、咄嗟のときは言葉より手が出てしまう。悪いことだと本人はわかっていて、「○○ちゃんに、ごめんねする」と自分からしおらしく謝りに行き、「ごめんね」、「いいよ」、握手で仲直り。我慢はまだ身についていないけれど、言葉で歩み寄ることを覚えつつある。

耳で覚えた歌をどんどん覚えて口ずさむ、その成長も目覚ましい。ポニョやらきらきら星やら、一人で機嫌良く歌っている。「すいかのめいさんち〜」に続けて「ゆ〜きやこんこ」と季節感は度外視。YouTubeで見つけた「ううあ」の歌を気に入り、次から次へと持ち歌にしている。UAと童謡というキャスティングの妙はもちろん美術や衣装もオシャレで、わたしもはまってしまった。恩恵を被りつつ思うのだけど、YouTubeは著作権保持者には脅威だ。今に映画まるごと上げられるようになったら、脚本家も二次使用料を取りっぱぐれてしまう。

2007年10月22日(月)  マタニティオレンジ197 たま14/12か月
2006年10月22日(日)  マタニティオレンジ23 たま2/12才
2005年10月22日(土)  おばあちゃん99歳
2004年10月22日(金)  クリオネプロデュース『バット男』
2002年10月22日(火)  大阪では5人に1人が自転車に『さすべえ』!

<<<前の日記  次の日記>>>