2008年08月16日(土)  谷中のうどん屋で雨宿り

アンパンマンの本やグッズがそろう「フレーベル館」へ初めて娘のたまを連れて行く。アンパンマンのビデオ上映にくぎづけ。外はうだる暑さで、巣鴨駅まで10分ほど歩いただけで溶けそうになる。駅前の上島珈琲店でソルベ状のドリンクを飲んで生き返り、浅草行きのバスに乗り込む。冷房が効いた車内から去りがたく、自宅最寄りの停留所を過ぎ、そのまま谷中へ。谷中商店街の突き当たりにあるペルシャ料理の「ザクロ」でお昼。あいかわらず日本離れした時間が流れる店内で摩訶不思議な食べものを味わう。

外に出て、暑さがやわらいだなと思ったら、突然雨が降り出し、あっという間に地面を打つ豪雨になった。「あめ〜」と喜ぶたまを抱きかかえて走り出すと、「バカヤロ! 風邪を引く!」と後ろでダンナが叫ぶ。すぐそばの店先で雨宿りをしていたら、ガラガラと背後の窓が開いて、「お入んなさい」と店主が手招きした。

そこは、うどん屋さん。ザクロへ向かう途中で「こんなところにうどん屋が」と気づき、「今度来よう」と話していた店だった。店内には食事中の家族とカップルが一組ずつ。家族連れには、たまと同じぐらいの男の子。テーブルに案内され、タオルを差し出される。一人で店を切り盛りする店主はカウンターの中と外を行き来しながら、江戸っ子の口ぶりでおしゃべりを続けている。雨が小止みになり、ふと店から消えた店主が戻って来たと思ったら、「はいよ」とたまと隣のテーブルの男の子にお菓子をくれた。近くの店で買ってきてくれたのだろうか。

雨がすっかり上がり、二組の客に続いて店を出た。食事は済ませてきたので注文するわけにもいかず、持ち帰り用うどんを買い求めようとすると、「いいよいいよ、今日はあんまり用意してなくて。明日の分も取っとかないと」と店主。よく考えたら二人前持ち帰ったからといって翌日の分がなくなるわけではない。こちらの気遣いを察して遠慮してくれたのかもしれない。

「谷中のうどん屋で雨宿り、なんだか池波正太郎の小説みたいだ」とダンナ。今度食べに行こうと話す。谷中の『かみや』のおじさん、ありがとうございました。

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