2005年08月16日(火)  いいにおいのお芝居『おじいちゃんの夏』

パコダテ人で古田はるお(大泉洋)の愛娘・まゆを演じた前原星良ちゃんとママより「麗ちゃんのお芝居行かない?」のお誘い。まゆちゃんが「ママになってほしい」と願う保育園の文子先生役だった粟田麗ちゃんは、今でも星良ちゃんにとっては大好きな憧れのお姉さん。というわけで、新宿紀伊国屋サザンシアターにてG2プロデュース『おじいちゃんの夏』。G2さんのお芝居は、友人・宮村陽子がいた劇団MOTHERで観ていて大好きだった。会話のテンポが良くて、しっかり笑えて、ほろりと来て、観客を引き込むのがうまく、途中でだれた覚えがない。親子で楽しめることを意識した『おじいちゃんの夏』は、おばあちゃんに先立たれ、息子夫婦とその一人娘・あゆみと暮らすじいちゃんが引き起こす、ひと夏の小さな騒動を綴った物語。ハートウォーミングな家族の話になっているけれど、笑いも満載で真面目になりすぎないところがG2作品。

劇中の食事で本物のカレーが登場し、前から4列目で見ていたわたしは、「劇場でカレーのにおい」を初体験。続いて、サイフォンコーヒーも本物。後ろの席までにおいが届いたかどうかわからないけど、「においの出る芝居」って新しいなと感心。そして、線香花火もこれまた本物。においと記憶は強く結びついているそうで、花火のにおいは遠い夏の思い出につながっている。「真昼の花火のように、大切なものは見えなくてもそこにある」というメッセージは、『星の王子さま』の「大切なものは目に見えない」をより具体的に表現したようで、すんなり胸に落ちた。9月2日(金)〜4日(日)は大阪ビジネスパーク円形ホール(MIDシアター改め)、7〜9日は北海道公演(7日・深川市文化交流ホール 8日・たきかわホール 9日・まなみーる岩見沢市民会館)。

作・演出 G2
おじいちゃん 小須田康人
あゆみ・おばあちゃん 武藤晃子
 (TEAM 発砲・B・ZIN)
お父さん 廣川三憲(ナイロン100℃)
お母さん 佐藤真弓(猫のホテル)
同級生 高木珠里(ドーナツもぐもぐクラブ)
同級生 小野ゆたか(bird's-eye biew)
やくざ 及川直紀(リリパットアーミー供
先生 粟田麗
お嬢 小沢真珠
音楽・アコーディオン演奏 佐藤史郎


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2003年08月16日(土)  6人で400才
2002年08月16日(金)  持ち込み企画



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