2007年01月18日(木)  マタニティオレンジ60 赤ちゃん探偵ドラマ

マタニティビクス仲間からベビービクス仲間になったトモミさんから「『赤ちゃんは見た』っていうサスペンスドラマはどう?」と提案。娘のミューちゃんを抱っこしたままハッと振り返らせる遊びをやっていて、「『家政婦は見た』みたい」と思いついたのだと言う。ドラマで放映されている探偵の最年少はコナン君だろうか。幼稚園児のおしゃまな女の子が事件を解決する推理小説を高校時代に読んだが、あれは映像になったのだろうか。本の題も忘れてしまった。

お題を投げられると、わたしの空想にスイッチが入り、一人ブレストモードになる。ベビービクス教室からの帰り道、ふむふむと考え始めた。この子だったら、どういう風に事件を解決するだろう、と娘のたまを探偵役に想定し、「あて書き」してみる。赤ちゃんは嗅覚が発達しているから、警察犬のような活躍ができないか。大人は気づかない微妙なにおいの変化に気づき、犯人特定に結びつけるというわけだ。視点の低さも使える。大人なら見落とすところに、犯人は手がかりを残していたりする。大人の指が入らない隙間に小さな滑り込ませ、動かぬ証拠を手に入れるのはどうだろう。犯人を油断させられるのも武器。犯行現場を目撃しても、赤ちゃんなら見逃してもらえる……。「探偵」という目で娘を見たことはなかったから新鮮だ。

赤ちゃん一人では行動できないから、助手のワトソン君ならぬママが捜査に同行する。昔あったアメリカ映画『ベイビートーク』のようにアフレコで赤ちゃんにベラベラしゃべらせるより、諵語や片言をママが翻訳するのがいいかもしれない。ベビーサインも取り入れてみよう。声を立てられない潜伏捜査の現場では手話代わりになる。

赤ちゃん探偵、略して赤タン。ベビー探偵、略してべビタンでもいいのだが、これ、いけるかもしれない。でも、どうして誰も作ってないのだろうと考えて、はたと気づいた。たとえ1クール(3か月)の連ドラだとしても、撮影中に赤ちゃんはどんどん成長してしまう。『子ぎつねヘレン』の撮影では時期をずらして生まれた3組の子ぎつねがヘレンを演じ、「ずっと子ぎつね」状態を保ったが、赤ちゃん探偵では顔が変わってしまう。動物の撮影と同じで「ごきげん待ち」時間も取られるし、大急ぎで撮るのは難しそうだ。単発のドラマなら成立するけれど、高視聴率をマークしてもシリーズ化はできない。赤ちゃん探偵の月齢に応じた推理力を発揮させるのは、それはそれで画期的だけれど。

そもそも赤ちゃんが推理するという性格上、強盗や殺人といった血なまぐさい事件は扱い辛く、コソ泥や迷子といった緊張感に欠ける題材に偏ってしまうから(番組としても地味になるけれど、そこは赤ちゃんの愛嬌でカバー)、二時間サスペンスはきつそう。探偵の体と事件のサイズに合わせて、いっそミニ番組枠でもいいのかもしれない。それぐらいなら赤ちゃんの集中力もネタも持ちそうだ。
プロデューサーの皆様、いかがでしょう。

2006年01月18日(水)  『子ぎつねヘレン』公開まであと60日
2002年01月18日(金)  ショーシャンクの空に

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