2007年01月19日(金)  夕刊フジ「ギョーカイ有名高校人脈」

「君の名前が夕刊フジに出てるらしい」とダンナから電話。最近は作品の動きがないし、取材もされてないし、記事になるような覚えはない。「手に入る?」と言うと、コピーを持ち帰ってきた。「ああ青春……ギョーカイ有名高校人脈」という欄の「大阪編15」で母校の大阪府立三国丘高校が紹介されていて、その中にわたしが登場しているのだった。「日本サッカー協会キャプテン 川渕三郎」「実力派映画監督 阪本順治」「『面接の達人』などの作家 中谷彰宏」、日本人初の宇宙船外活動を行った土井隆雄、日本テレビの藤井恒久アナ、森富美アナなどにまじって、「『子ぎつねヘレン』などの脚本家、今井雅子は高校時代は米国留学し、広告美術と演劇を学んだ」と紹介されている。「なんで君が入っているか謎だけど、なかなか華やかな顔ぶれだねえ」と感心するダンナ。華やかさでは、元々女子校だったお隣の府立泉陽高校は、与謝野晶子と橋田壽賀子と沢口靖子を輩出している。

話を元に戻して、なぜわたしが入っているのか。わたしの百倍ほどの仕事をされている大先輩の脚本家で翻訳家の堺三保(さかいみつやす)さんや、『廃用身』『破裂』『無痛』などの医療もの作品で注目を集める医師で作家の日坂部羊(くさかべよう)さんが入っていないところを見ると、情報ソースはフリー百科事典のwikipediaかもしれない。正月に帰省したときに「三国丘高校のページの主な卒業生の中に雅子が入っているぞ」と父が喜んで教えてくれた。そこには「今井雅子(映画脚本家・代表作『子ぎつねヘレン』) 」と紹介されている。名前だけなら「誰?」となるところだが、『子ぎつねヘレン』が有名なので、ネームバリューがあると判断されたのだろう。

この記事に限らず、『子ぎつねヘレン』や『天使の卵』といった大きな作品に関わる機会を得て以来、わたしに興味を持ってくださる方がひと桁ぐらい増えた。「『子ぎつねヘレン』の」がつくと、人に会うにも企画を通すにも話が早くなり、仕事がしやすくなった。それはとてもありがたいことだけれど、作品の大きさを自分の大きさと勘違いしないように気をつけなくてはと思う。ヘレンやてんたまの神通力も時間とともに薄まる。幸運の神様や世間がこちらを向いてくれているうちに、次の枕詞となる作品を生み出さなくては。

2006年01月19日(木)  ミヒャエル・ゾーヴァ(Michael Sowa)の世界

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