2004年07月26日(月)  ヱスビー食品「カレー五人衆、名人達のカレー」

去年の5月、突然レトルトカレーの面白さに目覚めた(>>>2003年5月25日 レトルトカレーの底なし沼)。紙の箱の中にレトルトパウチの袋、その中にカレーというルールの中でそれぞれが個性とワザを競わせていて、それを見比べ、食べ比べるのは、なかなか味わい深い。グラム数や原材料のスペックを読み比べるのも、けっこうはまる。以来、新種や珍種を見つけては、手にとって楽しんでいる。最初はいまいまさこカフェの中に「レトルトカレー食べ比べ」のページを作ろうかと考えたのだけど、サイトで検索すると、何百種類も制覇しているツワモノが続々出てきて、恐れ入って退散。スパイスの微妙で絶妙な掛け合わせから生まれるカレーは、極めたくなる要素を秘めているのかもしれない。

カレー界の「通」と一目置かれる東京カリー番長のみずのじんすけさんは、会社の後輩の友人で、以前から噂を聞いていた。そのみずのさんが開発に携わったという「カレー五人衆、名人達のカレー」が7月12日に発売され、早速いただく。箱の中には欧風カレーとインドカリーがひと袋ずつ。別々に食べてもいいし、混ぜてもいいとのことで、両側から攻めて行き、最後は渾然一体となったところを味わう。混ぜたときに味の底力を感じる一品。「パク森カレー」をはじめ、ヱスビー食品のカレーは裏切らない。冷蔵庫の掃除がてら山芋、みょうが、大葉、オクラをたっぷりかけたら、これがよく合った。ちょっと、じねんじょカレー風。

みずのさんは『俺カレー』『東京カリー番長の神様カレーguide150』『東京カリ〜番長のザ★カレー』という本も出されていて、いずれも『ブレーン・ストーミング・ティーン』より売れている。ちなみに『東京カリー番長』は「5年前に結成された4人組の出張料理ユニットでリーダー、炊飯主任、調理主任、DJ主任がいまして、水野は去年までリーダー。現在は料理研究家としての活動に重きを置いているので調理主任になりました」と、こないだの七夕の日にめでたく彼の妻となった会社の後輩ミユキちゃん。彼女は出張スイーツユニットをやっているので、辛いものと甘いものの最強カップル誕生!となった。

他に最近食べたのは、「ナイルさんの野菜カレー」と「華麗なる食卓 バターチキン味」。ナイル〜は銀座の老舗、ナイルレストランで食べた味を思い出したので、再現度は高いと思う。華麗なる〜は同名の漫画とのタイアップ商品で、「華麗」と「カレー」のダジャレが楽しい。フルーツカレーに近い印象。

2002年07月26日(金)  映画『月のひつじ』とアポロ11号やらせ事件
2000年07月26日(水)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/29)

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