2004年04月30日(金)  日本映画エンジェル大賞受賞

森岡利行さんが『第3回 日本映画エンジェル大賞』を受賞した。すぐれた企画を立案・応募したプロデューサーに対して贈られる賞で、企画名は『路地裏の優しい猫』。森岡さんの叔父でメキシコオリンピックのボクシング銅メダリスト、森岡栄治の半生をモデルにしたストーリーには、実話ならではの力強さと面白さがある。

森岡さんは、主宰する劇団ストレイドッグの舞台公演で好評を博した『路地猫』の映画化企画をあたためていた。作品には治子という栄治の一人娘が登場するのだが、映画化にあたっては治子のシーンを膨らませたいと考えていた。そんな折、旧知の木下ほうかさんが出演する『パコダテ人』を観て、脚本を書いた今井雅子に興味を持ったという。『路地猫』は台詞が大阪弁なので、大阪出身というのもポイントだったらしい。ほうかさんの紹介で森岡さんとわたしがつながり、治子の視点から栄治を描いた『路地裏の優しい猫』の脚本が生まれた。黒川芽以ちゃんを治子に見立てたフォトブック『路地裏の優しい猫』(竹書房)のモノローグも書かせてもらった。

エンジェル大賞受賞の知らせを受けた森岡さんは「真っ先にお知らせしようと思って」と電話をくれ、「脚本は僕と今井さんの名前で出してあります」と伝えてくれた。自分の関わっている作品が受賞したこともうれしいけれど、関わっている人の心遣いはもっとうれしかったりする。いい出会いが、いい作品の誕生につながることを願う。日本映画エンジェル大賞は、プロデューサーをたたえるとともに、応募企画の実現に向けてバックアップしていく仕組みがある。受賞によって『路地裏の優しい猫』映画化に弾みがつきますように。

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