特に予定のない土曜日。 子どもたちはすっかり、2人で相談して遊びを決め、 2人で場所を変え、ルールを作って遊ぶようになった。
この日記を始めたのが2002年4月。 のんがもうすぐ3歳。 むつはたったの3ヶ月。 その頃から比べると、今の状態が信じられない!!
朝ご飯を食べると、早速2人でナニゴトかオモチャを広げ、遊んでいる。 すぐにどちらかが「あっちの部屋に行こう」と、 オモチャなどが置いてある部屋に誘ったらしい。
2人でパタパタと移動。 何事か言い争う声。 そして、むつの「ごめんなちゃい、ちゃんとするから」という泣き声。
どうものんが言った通りのことを、むつがしなかったらしい。 それで「もう遊んでやらない」くらいのことを言われたのだろう。
…と書いて、その前のむつの台詞を読むと、 非常にむつに同情したくなるのだが、それはちょっと違う。 たぶん、その台詞の前に1発くらいは、むつがのんをパンチしたり、 顔に平手打ちをしたりしているはずである。
むつはすぐに謝るし、弱よわのクセに、すぐに手を出す。 困ったことだ。
すぐにバタバタと父ちゃんの部屋に行く2人。 30分ほど静かになる。 と思ったら、 バタバタ走って戻ってきて、 「しずくちゃん、見るー!!」
最近、TVの「しずくちゃん」とやらがお気に入りなのだ。 他のアニメ番組を見るのを減らしても見たい、と言うので プログラムに入れることになった。
しずくちゃんを見終わると、もう次の遊びを考えている。 バタバタバタ。
少しすると戻ってきて、「外で遊んできてもいいー?」 玄関の前か、中2階でね、と言うと、 「やったー!」と飛び出して…… 「いやいや、上着を着て!靴下はいて!!」 と引き留める。
言わないと、家にいるのと全く同じ格好、しかも素足に靴で飛び出してしまう。 「むつもーー!!」というので、むつも上着を。
なわとびを持ち、ボールをもってマンション中2階の広場へ。 5分後に上から眺めると、もう上着を脱いでいた。 あーあ。 のんはトレーナーだからいいけど、むつは…ブラウス1枚。 ダメじゃん、とフリースのカーディガンをもって行く。
「これは脱いじゃダメ!」と着せて、私が家に戻ると約10分後に戻ってくる。
なんて慌ただしい姉妹。
夕方からは少し落ちついて、私と3人でトランプをしたり、 父ちゃんも入れて4人で例のボードゲームをしたり。
あーー、なんか遊びっぱなしなんだなぁ。のんとむつ。 いいなぁ。 私、子どもの頃ってこんなに遊んだんだろうか。
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