最近、のんは給食を残さずに帰ってくる日があるようになった。 のんの幼稚園は、以前にも紹介したが、 お弁当や給食の後に、手の甲に「ご褒美スタンプ」を押してくれる。 (先日の参観ではむつも押してもらったり。)
手の甲に「赤ハンコ」は全部食べた時のしるし。 同じく「青ハンコ」は残念ながら残してしまった時のしるし。
のん、弁当はさすがに、量も好みも考えて私が詰めるので、 よほどの時ではないと残してこないのだが、 給食の時にはほとんど「青ハンコ」だった。
食が細いのはわかっているし、 給食は、ひとりずつによそってくれる形式ではなく、 仕出し弁当のようにして、ひとりずつかわいい弁当箱に ぎゅうぎゅうと白米、おかずが詰めてあるのを知っているので、 青ハンコでもとりたてて何か言うことなく、 話題になった時には 「年長さんになったら、残さないで食べられると良いねぇ」 などと言ってきたのだが。
2学期の後半から、給食の日に「赤ハンコ」をつけて帰ってくる、のん。 「え?!全部食べたの?!給食なのに!!」などと言うと、嬉しそう。 「うん、でもね、○○ちょこっと残しちゃったの、 でも先生が、がんばったからオマケだって」
・・・バラしちゃダメじゃーーん。いや、素直でよろしい。
それが、「残してもオマケだった」のではなくなり、 今日は「え?赤ハンコ?!」と言うと、 「そうよ」とサラリと返事をされた。
すごいじゃんー。と言うと、 「のんちゃん、そろそろお弁当も二段弁当でいいかもねー」 などと言う。 去年同じクラスだったMくんが、とても体の大きなしっかりした男の子で、 二段弁当箱を持っているのがみんなの憧れだったのだ。
「ええー、Mくんみたいな?本当?」と言うと、 「なーんて、いっちゃったりしてねーー」とふざけて行ってしまった。あはは。
そもそも、食に差がある幼児に、仕出し式の給食…というのはどうもな・・・ と思うし、 それによって「食べられなかったら残してもいい」という状態は 好ましくないだろう、とも思う。
また、たくさん食べれば良い、と言うものでもナイというのは 重々わかっている、つもり。 それでもやはり、我が子が、 「全部食べたよ」と帰ってくるのは嬉しい。 (ちなみに、残念なことに我が家の周りの地域には、給食調理施設のある 幼稚園はないらしい・・・。)
年長クラスになったら、「いつも赤ハンコ」になるかしら・・・。
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