再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 改めて出会う。

下旬に入る。
予定ははかばかしく進まない。
でも、モノづくりにこだわれるありがたさ。
この二ヶ月ちょっとで余りにも色んなことが目まぐるしく変わり、
ほんとは隔離されてホンを読むくらいしかできない一週になるはずも(読みたいホンを見越してためていた。とゆうより、それを予定して先のことを考えていた、その分の時間は、どこにもない(笑))、
今日も今日とて稽古場に通い、
ワーワーやっている。
稽古場にての伸びしろを信じて邁進する人たちと、ガンとして自分の殻から出ない人と、
あくまでも心理生理の枠から離れられない人と、
言い訳で自分を守る人と。

若い若くない、ベテラン新人関係なし、日々、何を思っているかだと痛感する。
どんな自分でありたいのか。

でも、作品自体は少しずつ前進している実感。

そんな中、僕のバイブルとも言うべき(勝手に)
『俳優のノート』の文庫版をひょんなとこから手に入れて、山崎努の作品に対する態度に久しぶりに出会う。
うん、
こんな方がこの努力(もちろんそのことだけに没頭できるとゆうある種の条件の元にあるにしても)
演劇界の片隅に身を置いているだけでは、差しかつかないよねぇ。
面白いくらい、今、稽古場で話すコトバの多くがここにあって笑う。
そういえば、誰かが僕から単行本版を持って行っていますね、返して〜


2016年05月19日(木)



 『オールライト』始動。

始動に当たって、思い切り身体と感覚を研ぎ澄ませてもらう。
とはいえ、旅だったらそうもいかない環境になることは明白なんだけれど、
だからこそ、ちゃんと信じられるものを舞台の上に表出しなければならないのだから。
そんな頃、こんなコトバ。
そう、再演となって、まとまりのよい、収まりの良い何か。
ではなく、

統制のとれた即興

(外人の演出家談)のよであるべきだ。

多分使っている意味合いは違うのだが、
まるで台本がないかのよに(いやもちろんあるのだけれど)、
まるで決まった話でないかのよに(いやそんなわけないのだが)、
自由にその場に起きる事に誠実に対しているとたどり着きたいモノづくりの境地。
人の行為が生み出すもの。
こうありたいものだ。

2016年05月06日(金)



 5月。。。

さて5月だ。
年明けて親八会の『父と暮せば』やったなぁと思ったところから、
一気の2月3月4月。
まぁハード。
すったもんだありながら、
いろんなことを言ったり言われたりしながら、
でも、チェーホフ、坂手、山谷と作家氏の全く違う世界を俳優さん(生徒とも)と共に構築したかな…
変わらないのは、人がそこでちゃんと変化していくとゆうことだけ。
終わって暫しの観劇週間だけど、栄養になるものなく、唯一NTL『スカイライト』だけ…(でも映画じゃん、しかも去年のラインナップ。今週は『橋からの眺め』←これは楽しみ。プロダクションはyoung vicだし。。あーyoung vicに芝居観に行きたいなぁ。。。この諸々抜けたら絶対に行くのだ!)
今月は『オールライト』旅出しの稽古、
そして学校など、
決まったのに決まらないこちらの事情で
各方面に迷惑をかけつつ、
でもそんな時だからこそ、
『名も知らぬ遠き島より』の初日に集まった皆様とテーブルを囲み杯を重ねながら、
気のおけない人たちとの根つめたモノづくりも、
しっかりとしたいよねーと思ったりしたので、そんなことも鑑みつつ。。。
そうなったらそうなったでタイヘンだけど(笑)




2016年05月03日(火)
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