再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 生憎の雨と寒さ。

昨日は「十三人の刺客」を観た。
こういう、日本ならではの映画、とてもいい。

ハリウッド的になるんじゃなくて、こういう感じだよ、とか勝手に思う。
本日は、杉並の高校で「修学旅行」
生憎の雨と寒さ。
なにせ体育館である。
底冷え甚だし。
…先生方は動き回れるからまだよいけど…

割には、芝居自体は落ち着いて進む。
やはり、前半の芝居のペースがも少し欲しいところ。
物語に巻き込みたい。
今旅後二回、しっかり。
すぐバラシなので、全体チェックはなし、一人一人。
しかし、猛烈に寒い。
みなさま風邪など召さぬよう…

終わって、なぜか上板橋、
前からの約束履行、
吉村さんの地元で呑み。
暖まる(笑)
思い立ってスマートフォンに替えたものの、機能が使いこなせず。
使いなれた地図も開けず、高校まで行きはさんざ歩いたあと、タクシー。
なぜだ…



2010年10月28日(木)



 週末にかけて。

打ち合わせに、金曜日は日本ろう者劇団さんの「エレファントマン」を廉さんと。
4月のこともあり、とても興味深く観る。初の体験ながら、こちらは、同時通訳(と言うのか?)が入っての公演。どう見えるのか、どう感じられるのか、勉強。カーテンコールの「見える拍手」(手を上にかざし、揺らす)、聞いてはいたが、素敵なものである。荘厳なエンディング。
終わりで音響のMさんも加わって、あーでもないをちょっと。
土曜日は間が空くので、修学旅行の稽古←特に前半戦を重点的に確認しながら。
変わらず準備と体勢のいい稽古場である。
夜は下北にて、サスペンデッツ×ハイリンド、
早船氏、また違う作風、ひろい。好演。
終わりで、同じ会を観に来ていた、B学座のS古と、下北に行くと必ず行く、おでん屋でものすごく久しぶりでどっぷりと、「これからの傾向と対策」(なんの?)なんかをあーだこーだする。よい時間になった。


2010年10月24日(日)



 さしせまって

四月の舞台のあれこれが動き出して、
ただまだ見えていない部分も多いながら、
とりあえずのまわり固め(スタッフ)をすすめている週。
二月のスターダスの台本もそろそろ決まる。
とゆうか、この時期に、人数が変わったりしたので、
ちょっとヘーコラしている…
で、先週帰京から続いて体調がすぐれない。
これはどうも、今年の色々が身体にでているのだな、

とゆうわけで、
実に久しぶりに
憲さんを誘って中野で「特上ハラミで赤ワイン」
である。

いろんな話をしつつ(もちろん、R−viveのこともね)
絶品の肉たちに舌鼓。。。
とゆうか、久しぶりすぎて、変な感じである(笑)
いかんな。

慣れたところで(?)来年の話とか、
しながら二件目へ(大笑)←体調すぐれないのでは?
終電前でちゃんと帰宅。

よし、また進もうと思う日。
貴重。



2010年10月20日(水)



 学校公演と一般公演。

午前、
中学校公演。
十時から。
大事に進んでゆく。

生徒さんたちもしかと観てくれる。丁度一時間くらいで、集中が切れるエアスポットのよな時間帯。
別に悪いわけじゃないけど、
その前にもひとつひっかけられれば(ひっかけるポイント)、そうはならなかったかな…
話を客席との対話の中で、リードしてゆく、なかなか大変よね。
しかし、観てる先生方も大喜び(笑)
終演後、チェックで前半戦の話をし、調整。
枕投げは一投目から墜落でまたしても(笑)
なにせ、間が六時間余り。一般公演は十八時半開始。

間、和歌山の人はあまり行かないけど、和歌山ラーメンを話題にした「井出商店」で昼。
+ホテルに戻って仕事しつつ、駅前の美味いと教えられたら雀寿司で、小鯛とさんまの寿司を買って再び劇場入り。
夜は、お世話になっている劇団コーロさんからも大挙して来てくれる(感謝!)
昼のチェックもあってよい公演。
いい舞台でした。
今旅は短く、あと数回。
その数回をどれだけ素敵な舞台にできるか、楽しみ。

そして夜は、昨日の店へ…
イワシは売り切れ…
…嗚呼、昨日訪れてよかった。

2010年10月13日(水)



 和歌山。

和歌山は和歌山市駅
縁あって三度目の来訪。
一度はワークショップ、二度目は加納さん演出を覗きに。
今回は修学旅行の中学校公演と一般公演で。

最終一個前の飛行機で関空まで、そこから、途中乗り換えて特急。
なんかイメージが、
駅前に庄屋と白木屋はあったような…(とゆうか、二回来たときにそれぞれ(笑))
そんなことを思い、先着している、公演班の舞監さんに連絡してみたりしながら(飲み屋街にいた)、
ふと、
駅前のイワシ料理屋(居酒屋)を思い出す。
二度目の来和歌山市の時、場当たりを会館で(今回修学旅行をやる)見て、皆々様と飲みに。
とはいえ、わたしは在阪して芝居を創っている最中(コーロさん、ハナシ)で、終電まで、一時間弱。
場当たり途中で、「うまいイワシ料理の店が近くにあるよ!」と聞きつつ…

イ、イワシ(なんか、イワシを食べられない話が多いな)

いざ移動…
店の前まで。
さあ、
さあ、

…満員。

そして白木屋へ…
悲しすぎる私はその後終電で帰阪し、動物園前の乗り換えで走り回り、
長居について、咲楽で蟹を食べたのだ…
で、次の日だったか、泊まりの宿のそばで「イワシ」料理を見つけその時の美術家さんと突入→美味くない
とゆうオチまで。

そんなことを思い出し、
「こっち合流します?」てゆう嬉しいお誘いをさしおいて、
確か駅前とゆう記憶だけを便りに…
ありました。
恐ろしいくらいの記憶のよさ、勘、である。
ころあいもよく、空いていて、
イワシの刺身、酢の物(イワシの)に舌鼓で瓶ビール、、、絶品。
その頃、舞監のAさんもこちらに合流。
種類豊富で且つ安い芋焼酎を呑みながら、今旅についてあーだこーだと。
「あのラストオーダー」
と言われた頃、前の店からの流れで皆様スタッフ陣登場。
騒ぎの夜。
イワシリベンジの夜である。
何祭りだ…。

2010年10月12日(火)



 座・高円寺と半助

火曜日に、
座・高円寺2で
だるま座さんの「煙が目にしみる」を
見せてもらい、

本日は座・高円寺1で
Kさんお薦めの「旅とあいつとお姫さま」を
他にも勧められたのだろう青年劇場の方々もちらほら…
童話の世界を、
少人数の俳優さんたちで
広く大きく魅せる。
装置もシンプルながら独創的。
主演の女優さんの身体と心のはずみと、表情と、
抜群。秀逸。
アンサンブルも、流石に長くやられてきた作品だけに◎。
ちょい、少年役が情緒で喋り続けるので、うーむ…そこだけ。(カラムとセフィーを観た時も思ったのだが、やはり、「事実」を投げるべきで、「情」はこちら側が解釈、判断、同調するものなのだ)

素晴らしかったが、

この三月に人形劇を童話を下敷きに書いたからかもしれないが、
童話は、いろんなことに満ちていて楽しいのだが、
おそろしいほど、突っ込みどころが満載で、
当該人形劇の場合、途中ずっと突っ込みつづけてたのは、
「この姫と結婚して、はたして身分以外にいいことがあるのか」
「長兄はなぜに、だめだったのか」
「二男はなぜに、だめだったのか」
やら、
「この三男と結ばれて、姫は幸せなのか」
とか、
「殿は本当に、こいつと姫を結婚させていいのか」
とか、
そういうことをごまかさずにいれようとすると、
結構大変。
なにせ、一番なってはいけない、怠惰でかつ理屈っぽくなりがちだし、
(まあ、そんなことを考えながら見なければいい、というハナシでもあるのだが(笑))
テンポもなくなってしまいがち。
だが、大人も気付けば、子供だって気付くわけだし、、、

この作品の場合もやはり大いにあって、
そんなことじゃない、という事も大いにわかりながら、
そんな部分がぬぐいきれないままのホン。とゆうか、わたしか?
俳優の身体でほとんど見えなくなってるけど…


いや、でもいい作品なんだけど、
観に来た周りも大喜びだったし。

終わって、KさんとK原氏とE原さんと「龍や」へ。
そんな話をしながら。

「島」の劇評が、
読売夕刊の小田島さんのコラムに。
高評価でよかった。(K原氏、大写し)

つまりなにが言いたいって、
「のろまな半助」もっかいちゃんとやり直したい、
全然いけるじゃん!と思ったわけだな、
人の土俵で(笑)
ね、プークのみなさま。

2010年10月08日(金)



 クリストファー・ノーラン

祭り…
って、ただ作品鑑賞三昧しただけだけど…

「インセプション」がイマイチで、
なんか、ツタヤでも祭りをしていたので、
初期作品「フォロウィング」
「メメント」
「バットマン・ビギンズ」
「ダーク・ナイト」
「プレステージ」

と流し観。。。
んー、
楽しい。
なにしろ、こんなことに時間を費やせるのも実に久しぶり…

「ダーク・ナイト」
やはり、いいですね。

「フォロウィング」(初見)からの流れが、「メメント」に繋がって、なるほど。
この連続でみると、(「インソムニア」は好きでないので見なかったが)「インセプション」も楽しめたかもしれん…
なんて思いながら。やっぱ、制約が多い方が、面白いのかもしれない…

「プレステージ」(初見)も
まあ、ぶっちゃけ、どうでもいいっちゃいいのだが、
くだらない、男のプライドのぶつかりあいが完全荒唐無稽になっていて、
しっかりひっくり返される(ま、あり、か、なし、かは人の好みにわかれるとはいえ)感も、一度見には満足。

頭、おかしいねぇ、この監督。。。

映画の秋。

2010年10月03日(日)



 文学座

カラムとセフィーの物語、
初日観劇。
青年劇場のS山さんと。

退屈させない「魅せ方」に満ちた作品。
コロスと、若手のバランスがとても良い。
同期のS子も出演。
救いようのない話の進みを、
ある、「面白がり」をもって「先」への興味に変換。
音楽も、「生っぽい」物語に紗をかける印象で◎

初日につき、対面舞台との関係がとれない感じがとても惜しい。。。

後半戦の話のおおきく時勢が動いていくところから、
どうも合点がいかず、
ちょっとしたことだと思うのだけど(時勢がたった身体とか、そういうタッチとか)、
回数が解決するような、しないような…

二時間四十五分、楽しく観る。

初日乾杯に混ぜてもらい、
その後、演出の師とs山さんと梯子…
(上記のような話をしながら…)

最終的には、しかと終電をなくし、
師宅へ収容される…

始発まで、、、、

シンポジウムも見に行くつもりだがしかし、
もう一回、熟したところで観たい芝居である。。。


2010年10月01日(金)
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