再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 10月

10月も終わりだ。

明けて3日には学校の稽古場発表。七つのオムニバスをやる、レッスンの限られた時間の中でどこまでできるか。要求はやはりさげたくない。皆の目が変わってきている良い兆候。

もひとつの養成所の来年三月の修了公演の演目決め。三つに絞った中、やはり初試みで岩松さんのホンにしようと思う。好きな本であること、個性豊かな人たちがおりなす群像劇であること、しかしあまり成功を目にしたことがないこと(笑)などあって、ハードルは高いが、上を見てそれを信じて誠実につくろうと思う。
バタバタは相変わらずながら、なるべく芝居を見に劇場に足を運ぶ。今年後半のもともとのモットー(駄洒落でなし)。打率はやはり低くなえそうになるが…
恵比寿のギャラリーに板垣氏演出の芝居(G-UP)を見る。誠実な仕事、触発される。こういう出会いが多いといいのだが…

来月前半は旅同行などあってワタワタの中、道学、サジキ、サスペンデッツにしげみ氏の愛情爆弾、音室さんの二人芝居、雜賀くん客演のLIVESと目白押し、出席率と打率が合うとよいな。
鍋の美味い季節に入ってきました…

2007年10月31日(水)



 台風の中。

新宿へ。
今日は、一月に演出させてもらうことになっているリーディング公演の作家さんとの打合せ。新劇人会議の反核フェスティバルの一環らしい。
☜最近こういうのが多い…(笑)
先月、色んな劇団さんの俳優さんに集まってもらって一度読み合わせ、その流れで設定させてもらった。

しかし、
雨と、
風。

そりゃあ、台風ですから。
思わず、「今日ってやるんですか?」
と、質問笋鬚垢襦一時帰宅をしてしまったわたし。
「はい。」
って
…帰らなきゃよかった。

で、チラシのデザイナーさん、主催者サイドお二人、作家さん、私の五人で二時間半ばかり本についてあーでもないこーでもないする。

日もさすし、
雨も
風もふく。

一度持って帰ってもらい、再来週あたりで再度、打合せ。
よい本なので、もっといい道筋をたどらせたいと思う。
リーディングだけど、前回のR−viveにも楽曲提供してくれた大西くんにも密かに「作って!」とオファーする。
結集した方が、きっと良いものになる。
まだ動き始めたばかり、先手先手でいこう。

2007年10月27日(土)



 帰りの車中。。。

修学旅行は旅中、自宅通いでないところは、劇団所有のバスにて移動。

なんか、根っから、ちょっと年齢入っちゃったけど、修学旅行である。
しかも、旅も後半はきっとしずかぁな車中になってると思われるが(一人になれないから)、まだ始まったばかり、SAで変なものを買っては回し飲みしていたりする。
今日は「カレーラムネ」と「わさびラムネ」
…買ったのは、ずっとついてまわるわけでない、演出のわたしと、演出助手の方。勝手なものである。
一種のお祭り。。。
絶対普段なら買わないもの。

して、今回はバラシ後、本当はわたしは電車帰りだったのだが、
ダメだしを済ませて…
なんてやってると、バス移動チーム、エライ遅くなることが判明。
同乗させてもらい、帰京がてらだめ出しに。
バスのマイクを片手に、ダメだし。
生まれて初めてである。
マイクなんか握ると、どうしてもなんか、笑かせないといけないような気分になってくる、変な性分。
中央道、ダメだし。
松任谷由美の歌にもなれない…
今回はまだ最初なので、一人ひとりと対話しつつ、ダメだし。
ダメだしというか、いかにしたらよくなるかって意味で、チェック。
たっぷり一時間半くらい。
まだ観客席と舞台の時間の経過が最初から最後まで同じくらいの速度なので、段々と、先へ先へ。

これから、様々な高校生中学生、そして、広すぎたり、狭すぎたりする空間と出会いながら、ブラッシュアップ、マイナーチェンジを繰り返していって欲しい。
反応は予想通りよいです。
しっかり地に足つけて色んな出会いをしてきて欲しい。

次にわたしが見れるのは十一月に入ってから。
次は電車で帰ります(笑)


2007年10月26日(金)



 松本

修学旅行秋旅スタート。

まずは長野県は松本市の高校から。
当然、長野といえば、蕎麦である。あと、野沢菜。
小屋入りする前に、演助の板倉さんのセッティングにより、地元の人が美味しいというお蕎麦屋さんへ。
ここが、松本城の入り口にあるお店。
普通、こういう一番目に付きやすいところにあるお店はなんちゃらであるのだが、心配無用。しっかり美味しいお蕎麦。
場当たりには間に合いたいので、松本城を三分だけ堀端から見て、移動。
そして会館にて降ろしてもらう。
(送迎着き!→ありがとうございます)

さて、と、思ったのだが、どうも様子がおかしい。
警備員室を通過する時点から、どうも怪しげだったのだが、
なんと、ホールはだだっぴろいばかり。

つまるところ、会館間違い。

…初日なのに…

慌てて、再移動。
きっと、藤井はそばにかまけていて、遅れている。
そういうことになったんだろうな…

着くなり、その自虐的行動を皆に伝えたかったりするのだが、
こちらも初日にそのてんやわんや感は伝えない方がいいだろうと選択。
あ〜、言いたい。
だって、私のせいでなし(笑)

いきなり千人以上の小屋。
ゴーヤや、部屋の収まりがあまりにも良く、逆に変な感じ。
間口がしっかりあると、こんなに収まってしまうんだなぁ。
芝居はおさまりきれずにドンドンこちらへこぼれてきて欲しいと思う。
なにはともあれ、スタート。

よい出会いを。



2007年10月23日(火)



 音階

修学旅行(舞台のね)
東京時、カーテンコールまで含めて一時間四十分。
現在(ゲネ一度目時)本編のみで一時間五十分。

なかなかどうしていいペースに漸く入ってきた。
ここからしっかり詰め作業…
とはいえ、あとゲネ一回やると、旅へと出発である。
ゲネ二度目はも一つギュッとする。

別に早いことがすばらしいとは思わないし、
速すぎたら、見る側の興味の質も続かない。
その間、
一番気持ちのいいところを求めていつも右往左往する。
というか、私のする作品の場合、その速度と緩急は実は命だったりするので、俳優さんには余りいわねど、かなりこだわる。作品ペースというのか、大事な部分だ。当たり前か。

しかし、それを外郭だけでとらえると、前にも書いたが、音を、音階を追うだけ。に陥る。
普通、同じ作品を同じメンバーで、しかも何年も挟まずの形でやる場合、そんなに時間的なブレが生じるわけもないのだが、
一度、その音階をとらないと新しい発見はなかなかできない。

この山は結構高かった。
そして稽古十日ばかし経て、漸く、
一幕までで一時間五十分。に到達した。
この時点で、二幕には触ってもいない。いれたら、二時間十五分だろうな…
現在一時間五十分。全編で。
普通は長くなったら怒りそうなもんだが、再演では。
よしよし、漸く音階縛りから抜けましたね、と。
残り稽古三日の時点(笑)
そしてそこから本当の意味での、魅せる作品つくり、へと稽古の質が変わっていく。そんなこんな全部して、過不足なくしっかり魅せて

「あれ?二十分も縮まってる…。何をしていたんだ…」

と、俳優がただ気持ちいレベルから一つ越え、
見ている側が気持ちいところまでいけたら幸い。

来週から長野県松本市の高校より旅のスタート、
いい出会いを、作品も、俳優さんも、そして私もしたいと思う。


2007年10月18日(木)



 結果どうだかしらぬが

ゆゆしきだなぁ

って、ボクシングである。亀田がやられってしまった…って、やってしまったって試合の反則そりゃもってのほかだが、その後のお話。

テレビに引っ張りだこのチャンピオン、どうお感じになりましたって、初防衛のことでなく、反則の話。賞賛されてないのも変なものだが、圧倒し勝ったんだから黙ってりゃいいものを…
チャンピオンも少なからずやってたしね、反則行為禁止より、やりすぎ禁止を叫ぶ?みたいな。
安いなぁ…といいつつ、それを見ているわたしはもっとだな(笑)

と、思うのは私だけだろうか?

連日のテレビ出演
日に日に多弁になるチャンピオン、次いで感動物語の名脇役にされ最初どういたらいいのかわからなそに、いずらそにしていた奥さんまでカメラ慣れしてきて、挙げ句子供まで抱いて笑顔をふりまく。ま、それで幸せならいいんだけど。どのチャンネルにも出てるから、各局そこだけで語らせたいこともあるだろうし、焚きつけられてるな。←もともとはこうやって亀田をつくったのだと思うのだが
今、祭り上げられる正義の元いじめられっこヒーローが、亀田を国民マスコミを率いて総出でいじめている図式ができあがる。
手のひらを返される前に気がついて欲しい。

吠える姿も、やんちゃな行動も、ひいては育てあげた父の手腕への賞賛も、一度は僕らが求め、のらせ、のらされたのだから。

どんな処分が出るのかしらんが

繰り返す、ゆゆしき…

2007年10月15日(月)



 実に半年おいて

修学旅行の稽古はじまる、全体で。
俳優さんたちのやる気が素直に嬉しい。←空回りはおいておいて。

今回、かなりつきつけることになるだろうな、などと思いつつ、そんなこと、一切ないことを軽く望んでいたりする。。。

ベースは変えずに、どんな関係が垣間見えてくるかなと期待をおきつつ、ん、なかなかできるもんではない。と、気づかされたり、生易しいくとはいかないが、今できる最高の交響曲をしっかりかなでられる、体を心を獲得してほしいと思う。

時間がかぎられている分だけ余計に。
なにせ、まず、多数の学生の目にみえることになるのだ。
単純に楽しんでほしい、ということをなめずに!

2007年10月01日(月)
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