再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 高円寺で呑まない。

本日も「修学旅行」本稽古前ワークショップ。
稽古場がかなり自由度があがり、「稽古場」らしくなってきている。
これがキャスティング後にも通用しているかどうか、考えつつ、「言葉の意味」の応酬ばかりになりがちを、「その言葉を言う意志」の応酬にしたい。
どうしてもいきがちな、成立を「テンポがいいこと」←勿論大切なことだが、最終的に。という枠からはずして、まず考えてみる。実感が大事。
これから二週間余り時間が空くので(あくまで修学旅行のね)、その辺りのことを伝えて、稽古終了。
「キャスティングは…」という、当然の空気(笑)。

一応、次には決めるつもり。

その後、予想以上に打ち合わせも早く終わったので、以倉にTEL.
旗揚げから一緒にしていた以倉が今月で遂に、東京を引き払うらしいのだ。
帰省前、最後のチャンス。
本人曰く、また戻るだろう。わたしらも、どうせまた戻るんだろう。という程度だが、いや、「かえろっかなあ」「かえんなきゃ」「かえる」三段活用を五年前位から聞き続けている内に、ネタの一つみたいなっていて、実感がわかない(笑)。人生いろいろである。
高円寺の美味い店「タツヤ」で、夜飯のみ、一緒する。(わたし=これから二週間は、R-vive本書き!、以倉=明日には荷だしなのに、部屋が片付かない)普段、呑んでくだまいて、更に美味い店なので、素面であてを食べると、塩っ辛い。そんな日なのに、いつもどおり、次の構想をちょっと話してみたりして、自分の熱さを確認したりする。酒を浴びない以外は、何も変わらない。やはり実感がわかないのだ(笑)。何はともあれ、握手して別れる。帰ってからより、荷だしの方が心配である(笑)いずれにせよ、しっかりやっていこぅ、お互いに。


2007年01月30日(火)



 ハシゴニハシゴ

養成所終了後、その足で青年劇場へ。
昨日「修学旅行」の準備稿が送付されてきたので、
目を通した上で元にした打ち合わせ。
初稿にいく前の時間である。
作家さんハジメ、総勢五名程であーでもないこーでもないする。
雰囲気としては、いけそう。

その後、「沖縄」つながりで(修学旅行は沖縄に行った高校生たちのある一間のお話)二丁目の「沖縄居酒屋」へ、こちらもメンツまんまで移動。おおいに盛り上がる。もしかして、沖縄に行かされている感の高校生たちよりも、「意思」をもって、「呑む」という行為に及んでいるため、尚且つ、やっぱ「沖縄」だよね、なんて行ってもないのに想像で暖かくなったりするものだから、盛り上がるは想像に難くない?(関係ないかもしれないが)とてもじゃないが、一軒で終わらない。気がつけば、やはり夜はふけ、電車すらお休みの時間に入っている。

ので、

R-viveの面子プラスプラスが、高円寺で呑んでいる(やはりこれも電車が動かないことになっているのだが…)情報を得、R-viveとは関係のない人間も連れ、お車移動。
ついぞこの間まで「右足親指の違和感」という、「もしや」感に苛まれていたことすら忘れ、(とはいえ、わたし、珍しく、ノンアルコールを飲んでみたりしていたのだが…←春の珍事)始発前の「ラーメン&カレー」セットという、学食か!メニューをたいらげ、家路についたのであった。。。
そんな中、まだ六月のホンは構想中+資料乱読なわけだが、いろんな意味で、来年の公演の日程も決める。首を絞めていこう、と、いや、フンドシをしっかりしめて、いこう。

2007年01月26日(金)



 贅沢に…

新年明け青年劇場稽古二回目。
あと三回やって本稽古に入っていく。

アップからはじまって、
テキストを持っての関係取り稽古が主。
大人チームにはご遠慮願って、若手主体で進ませて貰っている。←他意があるわけではありません、台本構成上そういうことも関係に派生できるので。
普通ならば配役をさっさか発表して、やりたいところでしょうが、それを百歩我慢してもらいつつ、「自分の役じゃないから」こそできる冒険を沢山してほしいと思う。その上の、曲解でも「その場を成立」させること。で、一度そこから「全体」を眺めてみる時間。
こういう稽古の入り方は普通あまりしないのでしょうが、面白く、手ごわい台本を前に、稽古する為の稽古場をしっかりと作っていく作業。水を得てくれればいいと思う。こういう時間を取らせてもらった劇団には感謝!とにもかくにも稽古時間を贅沢な時間にしたいのだ。

久しぶりにとてもお世話になった大学の先輩と呑む。
相変わらずの勢いにパワーをもらう。そういう周りが少なくなってきたので、というか、後輩然全開になれることも滅多にないからか歳をとったのか、それはそれでとても貴重ないい時間。

養成所の台本も二転三転したが、決める。
構成しなくちゃなあ…
週末は眠れなそうな予感…
時間はなかなか贅沢に、とはいかないのだ。



2007年01月17日(水)



 今年はやっぱ。

どうも体調が戻らない…

一月も速いもので中盤に差し掛かる。
差し迫った問題がすぐ目の前に…(笑)
と、いつものことではあるのだが。
経験知をすぐに忘れ、右往左往する。
そういや去年は、この状況にプラス現場が一つ多くて、あたふたと赤提灯していた記憶が。
と、思い至り、一月は「往く」ではなく「急く」ものなのかと巧い事言ってみる。←当てはめるより、どう対処するかを考えるべきだということはかなり昔から承知している。←承知しているならばできるはず=できていない←当てはめることもできない。という三段論法。
つくづく、神経質な対処をするA型ではなく、追い詰められないとやらない型である自分に呆れてみる。といって、呆れている時間があるのなら、その時間の使い方を考えたほうがいいのではないか、とも思われるが、行き着く先は、現在、台本から、資料から、小説から、時間を見つけては読書読書読書と文字ばかり眺めていることになっているので、左脳ばっかり動いて、右脳置き去り。。。じっとしてるのは苦手なのだ←子供じゃないか。で、思う。

今年はやっぱ自転車だな。

随分と飛躍した脈略のなさである。
体育会系の単純さとも言う。←別に体育会系気質でもないが…
でも、今年もやっぱ酒だな。
より、かなり健康的に違いない。
で、そんな今週は、新年会が続く…

そんな頃、4月の舞台、出演メンバーが決定できそう。
これまた面白い出会いから(思わぬところから)派生することに。
つくづく繋がりなのだな、と改めて実感。
物事は早々ジャンプアップして進まない、地道に地道に…

同じ地面に足つけていくなら、そりゃあ、
ほら今年はやっぱ自転車だ。


2007年01月14日(日)



 にやりと。

向田邦子ににやり

「あ、うん」(NHKドラマの方)
「阿修羅の如く」(同じくNHKドラマの方)

って、別に今回初めて見たわけでもないし、阿修羅に至っては、年末にもにやにやしながら見ていたし。挙句、DVD買って持ってるし、あ、うんは、前にOAされたのを録画で持ってるし…。本も持ってるし…。

決して新しさがあるわけでも、ないんだけど。
八千草さんお若い!
でも、あまり変わらない印象なのは、すごいな…

「あ、うん」は男の友情話
「阿修羅」は女姉妹、家族の話

…どっちもいいのだなあ…
阿修羅の如くなんて、劇中、だ〜れも本当のことなんぞ言わないのである。(数少ない例外はあるけど)みんなちょっとこズルイのであるが、抜けている。。。で、いつか見たような東京の風景…。最終盤、の、母の扱いだけはひっかからない気もしないではないが、だ〜れも本当のことなんぞ言わないけど、出てくる登場人物すべて、愛せてしまうのだから。
曰く一言「男はなんて勝手でちっぽけなものよ」
女は偉大よ、怖いのよ、である。
何度見ても、鳥肌が…

全く底抜けのハッピーエンドとか、そういうのとは違うのだけど、ずーっとにやにやして、読後感、気持ちがいいのだ。

もっとも、ずーっと前に見た時には、さっぱり…
日本人の
「………。」(無言は雄弁)
を楽しめるようになったと言うことか。
大人、の喜劇、であった。

今週から、青年劇場の稽古、学校の修了公演の実習も始まった。
にやり、としながらいきたいものだ。

2007年01月11日(木)



 アップ。

やはり風邪だったのだな。

と実感する今日この頃。
年末折角、インフルエンザの予防接種受けたのに。
アカシアの雨、ならぬ明け方の冷たい雨に降られて、そのまま〜
である。

養成所の本のこともあって、普段からお世話になっている講師仲間(この言い方は失礼かも…)の方に電話。お知恵拝借。。。と、そこで
どうも一昨年、頼まれて書いてお蔵入りしていた台本、今年末か来年にお目見えするようだ。あっちゃやこっちゃやで、忘れかけていた…
「いくらでも書き直しますよ。」と言った後、自分に「おい、六月の本は?」と問いかけて、「………。構想着々中」と、答えにも何にもなっていない…。「着々構想中……」かわらん…。「実々妄想中……」意味がわからん…。「脳内アップ中…」形に残せ、形に。
でも、単純だから、すぐにやる気になる。
この単純さはどうなんだろうか…

そう言えば、昨年の今頃も、養成所の卒公と演劇大学の公演で手一杯なのに、道学先生の演助とか引き受けて、二進も三進もいっていない(精神状態)アップアップ状態だったような…
成長してないな…
この超追い詰められ型、(またはドM型とも言う)どうなんだろうか…

…風邪みたいなものかな…

じゃ、今日のところは、クスリでも飲んで、寝よう。
と、あきらめきれず、PCの前…
あ〜、HPもアップしなきゃ〜

2007年01月08日(月)



 大丈夫。

連絡が行き届かない…
連絡したい先が山とあるのだが…

とはいえ、会社とかのせいでもなく、今年の暦のせいなのだ。
昨日から動いている会社もあるにはあるが、どうも、私が連絡したい関係、来週の月曜日から実働、そんな気配。
気持ちだけ焦ってみて、でも、どうしようもないよな、なんて思ってみたり。
そんな中、わたしの小学校時代からの友人が三月に結婚が決まり、久方ぶり呑んだ。どうもわたしの周りは昨年からほんとラッシュである、次に来るラッシュは、子供ブームか、離婚ブームか(縁起でもない)。もう既に社長さんの彼、この歳で年上から沢山いる会社を率いていくのはさぞやのご苦労でしょうが、門外漢だから何も言えませんが、お互い、良い刺激を与え合っていきましょう、変わらず。

と、そんな夜、「世田谷会」(世田谷くんだりに住む、俳優仲間の会、だが、世田谷の人間でなくても全然問題ない。←呑む理由をつくるためだけか?←今日の場合、杉並区民三名、三鷹市民一名、武蔵野市民一名、世田谷区民三名、中野区民一名病欠、どう考えても「世田谷会」ではなく、「世田谷区で飲む会」だ、絶対にその略だと思う。)の新年会に参加、で、嘗てのR-vive面子、庄司くん(抜群のモノ書きだとわたしは思っている)も四月に決まったそうだ。

みんな、だいじょうぶか〜(笑)

明け方、生憎の雨。
寒い。
大丈夫。
養成所の為の本探し、佳境、ではあるのだが、なかなか、「これ!」というのに出会えていない…
ん〜、頭痛い…
雨の所為だろうか?

2007年01月05日(金)



 都合よく。

東京に戻る。
美味しいものをいただき過ぎたせいか、体の調子がおかしい(笑)

今日は実家にお年始の挨拶、で、姪っ子に初お年玉をあげてみたりする。
んで、例年通り、ここにいかんと新年始まらんでしょ、ということで、井草八幡宮へ。

←毎年、一月一日明けて、空く頃、午前五時、Aくんと、憲さんと、その時訪れている人間と、こぞって詣でる。
で、おみくじ、そして、屋台で熱燗。
するとそこへ、よく行く飲み屋連が来て、新年のご挨拶。
というか、乾杯。
その後、分かれても只管呑み続ける、三賀日、みたいなことになっていたのだが、流石にそれはもうできず、ただ、私自身、初詣はここと決めているので。。。

おみくじは吉。
しかし、いいことばかり書いてあるから、持って帰る。
悪いことは全く信用しないが、いいことは、努めて信用するようにしている。都合がいいのだ。いい年になりますように。

そう願いながら、やっぱり、屋台にて正月限定赤ラベルのワンカップ!

明日からは、頭脳労働開始、である。
脳みそがもう、どうも、豆腐になっているので、自分の所為ではなく、暦のせいにしてみようと思う。大丈夫。都合がいいのだ。

2007年01月03日(水)



 あけまして。

おめでとうございます。
本年も、昨年より一層よろしくお願いいたします。

R-viveは六月、二十日〜二十五日、萬スタジオにて企画其の十、上演予定です。お楽しみに。

今年は、イノシシ。
そこここで、「猪突猛進!」
という言葉が言われているおりますが、
そんなグイグイと進む良き一年なのか…

実際のとこ、パニックに陥ってオロオロし(人間に追われたり…)、わけがわからなくなって突き進むということらしく、
それはどうも、問題なんじゃないかと。
世間知と、実際がずれて、そのうちプラスの意味でしかつかわれなくなるのだろうが、一年、国を挙げ、周りを挙げ、オロオロわけわからなく突き進んでいる姿は、愚かしくも、笑える。。。

自分らはオロオロしたくないものだ、是非とも。

新年の始まりは、生まれて初めて東京じゃないわ、着物におせちに新年の挨拶に、今年の目標に、ふぐちりに、熱燗に、温泉に、初詣に、お年始に、と、既に状況オロオロ模様。
新環境は楽しく、まさに「日本の正月」なのだが、慣れないとまだ「新年」を迎えた気がしないのは気のせいか…
明けてからすぐ、こっち(愛媛)で会社を立ち上げて、演劇をやってる友人(2006年8月戯言のラジオのパーソナリティー)と酌み交わしつつ語らいあって、そのディープな男二人の(ツマは就寝)会を経ることで、熱い一年は確かに始まりそうなのだが…

2007年01月01日(月)
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